※毎度のごとく画像は加工してあります。
今回は、本日公開の映画『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』の感想記事です
田口監督が「これは怪獣映画だ!」と豪語されていましたが、確かに特撮技術がふんだんに用いられた一大スペクタクル映画になっていましたね。
ストーリー内容は非常に単純明快。「“封印されていた遺跡”とか“災いが起きた伝説”とかの要素があったら、まあこういう話を思いつくよね」と言った感じのストレートさです。
しかしその分映像面での迫力と臨場感の出し方がすさまじい!前半はあおりカットを多用して巨大さを中心に演出し、後半では市街地戦で惜しみなくビルを破壊するなどして「これがミニチュア特撮だ!」と言わんばかりのことをハデにやってくれます
ウルトラマンティガがある形で復活して以降は、もう理屈なんて関係ない!「理屈はわからんがスゴいことが起こっている!」の連発で、こちらもテンションアゲアゲ状態になりながらアドレナリン全開で楽しめます。ベータスパークアーマーもこれでもかというくらいエフェクトを多用しており、仮面ライダーWのサイクロンジョーカーゴールドエクストリームを想起させるものになっていました。
前作『決戦!!ウルトラ10勇士』がオリジナルキャストの起用や各ウルトラマンの個性を大事にすることで大人のファン向けの作品にもなっていましたが、今回はうって変って純粋に楽しめる子供向け作品に仕上がっています(でも、『ティガ』ファンにはニタニタさせられるような要素がたっぷり含まれています)
後半に出てくる出演者全員がウルトラマンたちを応援するシーンでは、誰もが心の中で応援してしまうことでしょう
キャラたちの性格は、TVシリーズに比べてより中の人に近づけられた雰囲気。皆さん生き生きと演じておられます。
特撮面では、“ビルの半壊描写”を多用しているのが印象的。今までのウルトラシリーズでは壊れるビル=全壊というのがほとんどだったので、新たな境地を切り開いたなと感じました。
そして終盤。永遠のお別れになるかと思いきや、正体不明の新怪獣が確認されエックスが帰還するところで本編はおしまい。この続きは7月から始まる新作ウルトラマンで回収されるのか?それとも『X』に関する何らかの続編があるのか?はたまた―?
今回もいつものようにいろいろなものを買い込んできました。おそらくこれが、学生生活で最後の特撮関連物品の買い込みになることでしょう。
これらは来週月曜日以降に順次記事に取り上げていく予定です。
◎今日の動画紹介◎
今日は、いつもの特ソンの代わりに動画のご紹介です。
今回は↓コチラ!
映画の公開が始まったということで、本編の映像をふんだんに使用して編集されたPV。
まだ映画を観てない人も、観に行くかどうか迷ってる人も、これを観れば一刻も早く観に行きたくなるはずだ!
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