ダダ銃、『X』以来2年ぶり2度目の登場
・ストーリー面
次回予告ではライハの初登場やダダの暗躍がクローズアップされていましたが、本編でのそれらの描写は意外にも前半部分でほぼ終了。後半は、新たな決意をしたジードの戦闘シーンが中心になっていました。
市野監督曰く「噂の銃刀法違反少女」であるライハの刀剣アクションは、中の人である山本さんがその達人であるため、迫力は本物。とはいえ今回斬ったのは椅子の脚とリクの使っていた箸だけでした。サブタイトルは「怪獣を斬る少女」だったのに…
前回も登場したエリ。彼女が突然炎を発する能力が覚醒したのは、リトルスターが原因でした。前回アイスが溶けていたのは伏線だったんですね。リトルスターはケイが探しているものの1つで、宿主がウルトラマンに心から願ったとき、分離して具現化するらしい。今回から分離したリトルスターは、ウルトラマンレオのカプセルになりました。
フュージョンライズを拒んでいたリクでしたが、スカルゴモラが再び出現したときに再度フュージョンライズをすることを決意。BGMに「GEEDの証」のオーケストラバージョンが使用され、ベタですが印象的なシーンになっています
やっぱり全体的に暗くはないけれども、どこか影を引きずり続けているような『ジード』の作風。今回のサブタイトルは上述したように「怪獣を斬る少女」でしたが、リクやライハ、そして避難所を追われたたちも自分たちの“居場所”を見つけていたため、個人的に今回のサブタイトルは「僕たちの居場所」でもよかったんじゃないかなぁと思います。ちょうど、リクもそんなような発言をしていましたからね
・特撮面
ミニチュア自体の破壊はビル1棟にとどまっていましたが、上述した瓦礫のチップを飛び散らせることで「市街地が破壊されている」という描写を生み出したり、さらには『オーブ』のVSマガタノオロチ戦で取り入れられた「ビル一棟が丸ごと倒壊する」という演出も導入。生み出された特撮技術がしっかり受け継がれていることがよくわかりましたね。
音声面での注目点では、ジードとスカルゴモラの戦闘でカメラを回転させながら撮影したシーンにおけるステレオ音声。この場面、イヤホンで聞いてると、きちんと音も回転している方向に向かって動いていることがわかります。こういった細かい描写、今までありそうでなかった気がするなぁ
最後のトドメのレッキングバーストは、まさかの近距離射撃。実際の爆発の上からCGでのスカルゴモラ爆散を合成しているため、本当に怪獣がジードの目の前で爆散したような映像になっています。レッキングバースト直後、ジードが火の粉をよけるような態勢をとっていることから、いかに撮影が過酷だったかがうかがえますね…
次回はついに、新フォーム:ソリッドバーニングとウルトラマンゼロが登場!
ウルトラセブンのカプセルをどう入手するかがミソだけど、たぶんゼロが持ってるんだろうなぁ。
◎今日の特ソン◎
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