哀愁の晴海客船ターミナル

今月9月15～20日に行った関東旅行。個人的に行った特撮関連の最後の場所は、『特捜エクシードラフト』をはじめ90年代以降数多くの特撮作品のロケ地となっている晴海客船ターミナルです

立地条件は少し悪く、都営地下鉄大江戸線の勝どき駅から歩いて15分ほどのところでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　まずは外観から。

この建物の外観部分は、ほぼそのままの状態で1992年放送の『特捜エクシードラフト』のエクシードラフト本部の建物として使用されました。

思っていたよりも建物は大きく、7階建てとなっています。

外にある階段を一番上まで登り切り左へ進むと、ちょっと開けたところに出ます。

ここは2008年放送の『トミカヒーローレスキューフォース』のOPをはじめ、多くの特撮ヒーローたちの戦闘シーンが撮影された場所でもあります。

…ここまでの記事を読むと華やいで見える晴海客船ターミナル。しかし実際はそうではありませんでした。

旅客船の需要の衰退により寄港する船は減り、この日(訪問日)に来る予定であった船は3隻くらい。

ターミナル内部は閑散としており、お客さんは約3名ほど。定期巡回を行うガードマンの足音が空しく響き渡るくらいのガラガラっぷり。

さらに建造から数十年たっているせいか外の床に敷き詰められたタイルにはあちこちにひびが入り、潮風にさらされるづけている案内板はところどころ腐食していました。

ターミナル周辺も人はほとんどおらず、ゴミが散乱しカラスがそれをつついました。

こんなに普段から閑散としているのなら、そりゃあロケ地としても借りやすいわな…。

これからも特撮作品のロケ地として使用され続けていくであろう、晴海客船ターミナル。

その実態はテレビに映っている状態とは全然違ったものでしたが、それも含めて、ここに自分が来れてよかったなと思いました。

◎今日の特ソン◎

今日ご紹介するのは、1992年放送の『特捜エクシードラフト』挿入歌「たよりにしてます 本部長！」です。

特に序盤は、エクシードラフト本部にある安楽椅子でゆったりしているイメージが強い、桂木本部長のテーマソング。

実はやるときはやる人だということは、本編を観たらすぐおわかりいただけることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

それではまた次回、お会いしましょう！

 

 

 

 

 

 

 

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