お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼッツ』第1話 ちょっとした感想

明らかに今までとは一線を画すスタイリッシュライダー:その名はゼッツ!

 

 

 

勝手なこと、しないでくれるかな。俺の夢は、俺のものだ!ついに始まりました、『仮面ライダーゼッツ』。その第1話は、今までの「仮面ライダーシリーズ」の印象を覆すスタイリッシュな雰囲気が漂っており、演出やカメラアングルは、通常の一般向けドラマや海外ドラマを意識したものになっている印象を受けました。

 

映像のつくりは大人っぽくてかなり異質ですが、ドラマの流れ自体は、今までの「仮面ライダーシリーズ」の延長という感じ。そのため、不思議ととっつきにくさはありませんでしたね。この雰囲気を1年間維持して、どのようなドラマを展開してくれるのか、見届けることにしましょう。

 

なお、前作『仮面ライダーガヴ』最終回の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

国民的タレントのねむが誘拐。犯人の要求に従い、クラウドファンディングで身代金が集まるも、犯人グループにねむの解放の意思はありませんでした。彼女の命に危機が迫るとき、コードナンバー7を自称するエージェント:万津莫が、彼女を救出。犯人グループも制圧し、めでたしめでたし…かと思われましたが、それは全て、莫の見た明晰夢でした。序盤では、莫の夢の中のシーンということで、彼がエージェントとして華麗に活躍するさまが描写。エージェントということから、ちょっぴり007も意識した、銃を駆使したアクションをしまくっていたのは、インパクト大でとてもカッコよかったですね。飛び出す薬莢にメインキャストのクレジットが刻印されている演出も、イカしてるなぁという感じました。一方で、発砲している銃の弾丸が通常のものではなくゴム弾になっていたのは、子供向け番組ってことで配慮したのかなと思いました。そんな大活躍を見せる莫でしたが、妹の美浪にたたき起こされることで現実世界に引き戻されることに。エージェントとしての彼は夢の中の存在で、実際は求職中の身でした。夢の中で「これは夢だ」と気づく明晰夢は、誰しもがまれに見ることが出来るものですが、莫は常に見れるらしい。これが、彼がゼッツの変身者として選ばれた要素の1つなのでしょうか。

 

ハローワークに通い、職探しをしていた莫は、少女の誘拐を目撃。彼女を助けようとした際に車に轢かれますが、奇跡的に生還します。妹の美浪に心配されながらも、その夜は入院先の病院で眠りにつく莫でしたが、夢の中でガンナイトメアの襲撃を受け、現実世界でも再び生死の境をさまようことに。夢の中で「これは夢である」と認識した莫は、いつも通りコードナンバー7として反撃しようとしますが、上手くいかず追いつめられてしまいます。中盤では、莫が事故に遭って入院するさまと、夢の中でガンナイトメアに襲われるさまが描写。莫を轢いたハマーは、怪事課の刑事:富士見鉄也が駆けつけた時点で、運転手は不在。ということは、この時点で莫は、ナイトメアから狙われていたことが窺えます。ナイトメアは何を基準に、襲撃する人を決めているのでしょうか?そして、事故で入院し夜眠っている間、夢の中でガンナイトメアに襲われる莫。夢だと気付いた彼は、反撃に出ようとしますが、ここでの夢の主導権はガンナイトメアにあるようで、思うように反撃できずに追いつめられてしまいます。ここで面白いのが、莫がこれは夢だと気付いた瞬間、顔のアップのカットを挟んで、エージェントの恰好にチェンジしている演出。各シーンを撮ってかっとしてつないでいるシンプルなもので、ものすごいエフェクトや合成がつけられているものではありませんが、かなりインパクトがあったように感じました。

 

ガンナイトメアから精神攻撃を受ける中、莫が開いたある扉の先には、謎の組織:CODEの一室が。その中から聞こえるゼロ司令の指示に従い、莫はゼッツドライバーを身に着けて、仮面ライダーゼッツへと変身します。その能力はガンナイトメアを圧倒し、形成を完全にひっくり返して無事勝利。これにより、現実世界の莫も峠を越えて無事息を吹き返し、夢の世界で戦う仮面ライダーゼッツとしての生活がスタートしますが、それを陰から窺う鉄也たち警察の存在がありました。ガンナイトメアは、物理的攻撃だけでなく心理攻撃も苛烈で、莫を追いつめることに。こうして人の心を折って来たのでしょう。しかし、そんなものには屈さず、その末に莫がたどり着いたのが、CODEの一室。ここで彼はゼッツドライバーを入手し、仮面ライダーゼッツに変身してガンナイトメアを打ち破ります。ゼッツの変身シーンは、仮面ライダーっぽさを少し残しながらも、生物的な変身が、アメリカ等西洋のヒーローの変身っぽい感じ。徒手空拳のアクションも、泥臭さよりスタイリッシュさが優先されており、海外展開をやはり意識しているのだなということが窺えました。さあ、こうして始まった、莫の仮面ライダーゼッツとしての戦い。まだまだ明かされていない要素や不穏な要素がありますが、どのような展開が待っているのか楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

新たな夢の中で、爆弾眞として追われるハメになった莫。ゼロ司令から与えられたミッションは、他人の夢の中に潜入し、ナイトメアの攻撃を食い止めろというものだった。自分以外の人を守るという初めてのミッションを、莫は達成できるのか!?

 

次回から、莫のゼッツとしての活動が本格的にスタート。他人の夢に潜入するとは、どのような手段を使うのでしょうか?ゼッツドライバーがカギとなるのかなぁ。主人公だし「莫」って名前だから、彼が夢に潜入すること自体は不思議ではないんですけどね。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』第29話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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