想像力と仲間の思いで強くなれ、ウルトラマンアーク！
今回は、「『ウルトラマンアーク』直前スペシャル」の感想記事です。
いよいよ来週から始まる『アーク』。前作の『ブレーザー』に比べると、良くも悪くも「ニュージェネレーションヒーローズ」作品のテイストに戻ったかなという印象を持っていましたが、今回のこの「直前スペシャル」を観て、その印象がガラリと変わり、期待度もマシマシになりました。押さえるべきツボはしっかりと押さえていて、フレッシュで快活。『ブレーザー』とは方向性が異なりますが、『アーク』もまた、新時代の「ウルトラシリーズ」を感じさせる作品になってくれることでしょう！
なお、前作『ウルトラマンブレーザー』の映画感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
今回の構成は、前半に歴代ウルトラヒーローの紹介、後半にアークやユウマをはじめとするSKIPの紹介を行うという、とてもオーソドックスな構成。昨年の『ブレーザー』は直前スペシャルも変化球だったので、そこから通常スタイルに戻った形ですが、逆に新鮮に感じられました。
まずは、前半の歴代ウルトラヒーローの紹介。こちらはそこそこ時間をとって、ウルトラ兄弟やニュージェネレーションヒーローズを可能な限り紹介。『Z』以前の作品は、全てギャラファイ系列から映像がチョイスされていました。
ここ最近は、総集編やステージショーでも、ニュージェネレーションヒーローズのことしか取り上げないことが多かったので、あえて今回ウルトラ兄弟も取り上げていたのはちょっと意外。何らかの意図をもって挿入したのでしょうが、ウルトラ兄弟が『アーク』のストーリーに関わったりするのでしょうか？確かに『アーク』は帰マンオマージュが偶然多めだけど、現状設定的にM78星雲とは繋がりがないから、絡ませるのは困難じゃないのかなとも思うけど…。
続いて、後半の『アーク』の紹介。こちらも順当な構成になっていて、最初にSKIPのメンバー紹介を行い、次にアークの紹介を行う形になっていました。
SKIPのメンバーは、尖った強烈な個性はないものの、皆純粋でいい人そう。人間として信頼出来そうなキャラたちが集まっていることに、安心感を覚えました。
そして、アークの紹介では、その技や能力のほか、劇中に登場する怪獣や武装もチラッと登場。アーマーを纏う際にも必要な変身アイテム：アークアライザーを劇中に登場させる方法として、ユウマではなくアーク自身がそれを扱うという設定にしたのは、Goodだなと感じられました。ブレーザーに続き、インナースペースを出来るだけ出さないという方針には好感が持てますね。それが出てきて久しいけど、やっぱりアレ、ウルトラマンらしくない要素だしさ…。
また『アーク』の世界の武装として、地球防衛隊の戦車隊が登場。本作は、ユウマの立ち位置もあって、『タイガ』以来の防衛隊が常にお話の前線には出てこない作風ですが、ちゃんと怪獣という人智を超越した脅威に立ち向かうそれ相応の手段が描写されることに、これまた安心感を覚えました。『ジード』とか『R/B』のときは、ほぼ出てこなかったからなぁ。
大規模怪獣災害：K-DAYから16年。ユウマが住み勤務する星元市では、怪獣出現の事象が多発。ある日、怪獣シャゴンが出現したことで、街は大パニックに陥ってしまう。ユウマが人々を守りたいと強く願うとき、奇跡のヒーローは誕生した！
来週からは、いよいよ『アーク』が放送開始！特撮描写もしっかりしつつ、フレッシュで快活な作風になりそうなこの作品を、しっかりと楽しみましょう！
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter & Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします！
