お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

こどもの日に群馬県の私鉄を巡る旅Part.2(上信電鉄他・後編)

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今回は、群馬県での撮り鉄&観光旅行レポート後編(Part.2)。行程の後半部分を取り上げます。

 

当初敢行しようとしていた2月とは違い、5月はかなり日が長くなっているため、夕方になってもしっかりと各種撮影をすることに成功。結局、撮影等は夕方5時30分頃まで行っていましたが、夕暮れによる暗がり等に悩まされることはありませんでした。結果的に、5月に旅程を振替敢行することになってよかったかなと思いましたね。

 

なお、前編(Part.1)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

※今回掲載の画像は、サイズ変更のほか、一部画像では諸々の加工を行っています。また、立ち入りが許可された安全なエリアから撮影していることを申し添えます。

 

 

 

 

 

下仁田駅

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根小屋駅から下仁田ゆきに乗車して、約1時間。やってきたのは、上信電鉄の西の終点:下仁田駅です。

 

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下仁田駅は、1面2線の頭端式のホーム構造。高崎駅とは違い、完全に独立した下仁田町の玄関口にして代表駅であるため、駅構内も広いほか、駅舎自体も凝った作りがなされており、終着駅としての風格を十分すぎるほど漂わせています。

 

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そんなここ下仁田にやって来たのは、昼食として名物のカツ丼を食べるため。営業日時も限られているため、わざわざニチアサがある日曜日を旅行日にチョイスしたのも、これが原因です。ちょうどお昼時を微妙に外したタイミングでの訪問だったから、スルッとは入れたのはラッキーでしたね。

 

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昼食をとったのち、思ったより時間に余裕ができたので、駅周辺を散策。この一帯はジオパークに認定されており、日本列島の背骨と言える中央構造線が町内をはしり、間近で断層や全く種類の異なる地層を目視で確認することが可能。地学については門外漢の私ですが、なかなか興味深く観察することができました。

 

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そしてジオパーク観察後、下仁田駅に戻ると、700形と250形+1000形が仲良く停車中。私が乗る予定の電車の運用についていたのは、後者でした。250形+1000形は、上信電鉄の自社発注車両(大手私鉄等の中古車両ではない)ですが、経年劣化が進んだことから、てっきりもう営業運転には入っていないものだと思っていましたが、まだまだ現役で走っているんですね。これの登場は全く予想していなかったので、またもやラッキーでした。

 

 

南蛇井駅

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下仁田駅から250形+1000形に乗車。続いて降りた駅は、南蛇井(なんじゃい)駅です。

 

この駅は、読み方が大変珍しいということで、鉄道ファンのみならず、一般の人々にもそこそこ知名度の高い駅。上信電鉄に来たのなら、絶対に降りておきたいと思っていた駅でした。

 

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南蛇井駅は、1面2線の上下列車交換が可能な駅。ホームは細いですが、列車を留置できる側線や、ある程度の広さの待合室と窓口を持つ駅舎があり、決して田舎の小駅ではないことが窺えます。駅前には下仁田街道が通っていて、周辺の集落も民家が密集していることから、意外に発展していることには驚かされましたね。

 

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そんな南蛇井駅、どうしても名前のインパクトばかりに目が行きがちですが(駅名標もかな標記が優先されていて余計に目立つ)、立派な駅舎は本当に観察しがいのあるものでした。地域の交通の要として、かつては賑わったであろうことが感じられました。名前も駅舎も、この駅は大変魅力的でしたね

 

 

千平駅

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南蛇井駅に予定より長く滞在しすぎたので、ちょっと早歩きで下仁田街道を西進。Googleマップだと25分くらいかかる見込みだったところを、15分くらいで踏破してたどり着いたのは、南蛇井駅から1つ下仁田寄りの駅:千平駅です。

 

この千平駅も、南蛇井駅とはまた違った強烈な個性を持つ駅。上信電鉄は、基本的に平坦な市街地や田園地帯を走りますが、南蛇井駅から下仁田駅までの間は、その歴史的背景から、平地からは少し離れて、山のへりを縫うように走る区間。駅間距離も長くなり、この間唯一の中間駅である当駅は、若干視界が開けた狭隘な場所に設置されている棒線駅(1面1線)の構造になっています。

 

周囲は住宅も点在していて、南蛇井集落の端に位置していることから(このあたりも地区としては南蛇井にあたることにびっくり)、到達困難な秘境駅というわけではないのですが、上の画像からも明らかなとおり、今までの他の駅に比べると明らかに異質。利用客数も最下位であり、設備もかなり簡素です。なんでこんなところに駅を作ったんだろうかと不思議に思いますが、近くに神社があることから、そこへの参拝客の利便性を考えてのことなのでしょうか?

 

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そんな、異様な立地と構造の千平駅ですが、キツい階段や周囲の環境は、鉄道写真を撮るという意味ではなかなか面白い駅。特に下仁田ゆき電車は、神社の参詣道の踏切を超えて、短いガーター橋を渡り当駅に進入してくる格好になり、さらに立ち位置を調整することで目線を電車と同一もしくは見上げるような構図にできるため、ダイナミックな写真を撮ることができます。

 

撮影したときは、少し日差しが強かったせいで微妙に白っぽくなってしまいましたが、迫力ある1枚を収められたように感じましたね。

 

 

山名駅

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千平駅から高崎ゆきに乗車し、電車に揺られること約1時間。高崎市内に戻り、山名駅で下車しました。

 

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山名駅は、周囲に神社もあるほか、住宅地やある程度の道幅の道路もあり、活気が感じられる駅。駅舎もモダンなデザインをしていて新しい看板も建てられており、他の南蛇井駅下仁田駅に比べると、現代的な印象をうけます。

 

そんなこの駅から、下仁田方へ10分ほど歩くと、広大な田園地帯へ。そこにある踏切とその周辺が、線形的もよく非常に見通しが良いため、ここを最後の撮影地にチョイスしてみました。

 

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そして、狙った場所から撮影したのが、上の画像群。撮影した時間帯は、偶然上下電車が間隔を開けずにやって来る時間帯だったので、ほとんど待ち時間なくそれぞれ撮影することができました。もう少し明るい時間に来てもよかったかなとも思いましたが、まあこれはこれでいい感じですかね。

 

 

 

 

 

山名駅周辺で撮影を行って、今回のリベンジ旅行の行程はすべて終了。このあと、高崎駅ヤマダ電機に立ち寄ったのち(ここで思わぬ収穫があった!)、夜に一杯ひっかけて、20時過ぎの新幹線に乗って帰宅しました。

 

旅行自体も充実したものだったし、自身もケガをせず、むしろ様々な収穫があって良かったのですが、今度は家族にトラブルが生じたので、結局旅行翌日は、ゴールデンウイーク気分などすっ飛んでしまって、その対応に当たるハメになってしまいました。うーん、もしかして私、群馬県と相性が悪いのか?

 

 

※本日は、諸事情により急遽記事を差替えました。『ガンダムSEED』の感想記事は。来週5月31日より再開します。

 

 

 

 

 

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