お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

京王から阪急へ!準特急の系譜やいかにPart.2 〜さらば快速急行、復活の急行

7月の記事において取り上げた、阪急電鉄(以下、阪急)の準特急種別誕生のウワサ。あのとき様々な予測をつらつらと書いてみましたが、この度、ついに阪急より、2022年12月17日ダイヤ改正の情報が出ました。今回は、それに関する管理人の感想記事です。

 

詳細は後述しますが、準特急という種別は確かに誕生するものの、正直なところ「種別新設の必要あるか?」という印象。なーんか、1年くらいですぐダイヤ改正orダイヤ修正しそうな感じもするなぁ。

 

なお、冒頭でも触れている、本記事に関連するもとの記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

※今回の記事に掲載の画像は、全てWikipediaより引用していることを申し添えます。

 

 

 

神戸線

主な改正ポイントは、平日朝ラッシュ時の10両編成列車の減少(通勤特急のみに変更)くらい。あとは深夜帯の電車間隔調整であり、それほど規模の大きくない改正です。

 

新しい要素として、ウワサの準特急が新設されるというものがありますが、これは従来の快速急行を種別変更しただけのもの。神戸線快速急行は、深夜等のごく一部しか走ってないレア種別なので、普通に利用しているぶんには(深夜帯に電車を利用することを「普通じゃない」というわけではありませんが)、全然影響がないものになります。

 

特に種別変更したあとの停車駅が発表されていないので、停車駅は完全に快速急行を踏襲する形になり、新たに六甲駅が「特急」と名のつく種別の停車駅になるのでしょう。

 

…わざわざ準特急という種別を作る必要あるか、これ?

 

阪急の場合、まだまだ幕車が多いので、種別を新設する=新たに幕を作るということになり、相応のコストがかかるはずなんですよね。そこまで投資するだけの価値がある、種別新設&ダイヤ改正かなぁ?

 

 

 

宝塚線

こちらの主な改正ポイントは、川西能勢口始発の通勤特急にかかる10両編成運行の廃止と、深夜帯の電車間隔の調整程度。やはり本系統で準特急が新設されることはなく、箕面→梅田の直通列車廃止を除けば(創業以来の伝統ある系統の廃止!)、ダイヤは概ね現状維持という形になりそうです。

 

まあ、宝塚線は種別面で、これ以上増発も減便もできなさそうな感じだからなぁ。ダイヤ微修正程度の小規模改正は、順当と言えるでしょう。

 

 

 

京都線

今回最も変化があるのが、京都線快速急行準特急に種別変更されるのは神戸線と同じですが、それにプラスして、快速が廃止となり、西京極を停車駅に追加したうえで、急行が復活します!

 

個人的に、急行の種別復活はかなり歓迎したいところ。2007年に南方と上新庄を停車駅に追加して準急に格下げされて以来、15年ぶりの復活になりますからね。しかも、停車駅は20世紀の頃に比べると多いものの、それでも2001年ダイヤ改正時に比べると通過駅が増えているので、大変喜ばしく感じます。

 

現行の快速のダイヤをベースにするということは、朝夕ラッシュ時のみの運行となりますが、こちらはそこそこの本数運行されているので、多くの人の目にもつきやすいことでしょう。

 

一方で、目玉と思われた準特急の新設は、快速急行を種別変更しただけのもの。これに併せて、宝塚線と同じく朝ラッシュ時の10両編成運行が消滅する形になりますが(ゆえに、阪急で10両編成が走るのは神戸線朝ラッシュ時のみになる)、この種別変更になんのメリットがあるのか、よくわかりません。

 

だって、現行の朝夕ラッシュ時の通勤特急快速急行は、大体交互に運行されていて、違いは淡路停車の有無程度。今までであれば、一般人にとって「黄色の種別(阪急の急行系統の幕は黄色)が淡路に停まる」というイメージでいれば対応できたのに、快速急行準特急になり、その準特急の幕が通勤特急と同じく赤色になるということでは、利用客の混乱を招くのは必至でしょう。

 

現状ですら、通勤特急快速急行を誤乗して淡路で降り損なうという利用客(地元民含む)も少なくないのに、こんな改正したら余計に紛らわしくなりそうです。神戸線での準特急新設と同じく、なんの意味があるんだろう…?

 

その他に目を向けると、十三を通過する快速特急Aの種別廃止が発表。これは6300系京とれいんが2扉車であり、十三の3扉ホームドアは対応ができないため設定されていたものですが、この種別が廃止になるということは、6300系京とれいんが廃車になる日も近いということなのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

登場当初の話題性に比べれば、かなりパンチの弱かった、今季阪急の準特急にかかるダイヤ改正。上述したとおり、わざわざ種別変更をする理由があまり感じられず、「将来の座席指定サービス提供のための事前準備」程度の阪急側のメリットくらいしか感じられません(プレスリリースでもそれをにおわせている)。

 

関西離れて、かつ阪急を頻繁に利用しなくなってしばらく経つけどさ、これ肌感覚的に利用客のためになってるダイヤ改正とは思えないんですよね。京都線の急行復活は嬉しいけど、うーん…。

 

それにしても、阪急も正式に座席指定サービスの導入を決定したんですね。阪急特急、特に京都線の特急は、「追加料金不要でクロスシートでくつろぎながら、梅田から爆走して京都河原町まで行ける」というのが魅力であり、大きな特徴だったんだけど、もうそんな時代もはるか昔なのかな―。

 

 

 

 

 

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