今回は、カラオケシステム「Live DAM」で楽しむことが出来る、「大映テレビドラマスペシャルカラオケ」のレビューです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、すっかり行くことがなくなっていたカラオケ店。ド平日に代休をとったので、「平日の朝早い段階でのヒトカラならいいんじゃないか」ということで、久々にヒトカラをキメてきました。たまのカラオケ店も、いいよね。
「大映テレビドラマスペシャルカラオケ」とは、80年代に放送されヒットした大映ドラマの主題歌を、本編映像&ナレーション付で歌えるというもの。本日現在では、『スチュワーデス物語』・『不良少女と呼ばれて』・『スクール☆ウォーズ』・『乳姉妹』・『花嫁衣裳は誰が着る』・『スタア誕生』・『ヤヌスの鏡』・『ポニーテールはふり向かない』の計8作品が対象となっており、Live DAM導入店舗であれば全国どこでも選択することができます。
実際に選択してやってみると、まさに「感動した!」の一言。本編映像付きで歌えるというのは決して珍しいものではありませんが、80年代大映ドラマでは欠かせない「OPナレーション」もきっちり収録されているのが、やっぱりグッとくるし「これだよ、これ!」となります。
基本的にナレーションは第1話のものを使用。そのため、『スクール☆ウォーズ』については、いつも紹介されるナレーションとは少し違ったもの(第1・2話バージョン)になっています。うーん、ここはやっぱり3話以降のものをチョイスして欲しかったなぁ。あと、『乳姉妹』だけナレーション無かったけど、あれは権利関係の問題なのか(HPにもそれらしき注釈がある)?
本編映像の方に目を向けると、カラオケでよくある「特定の話のみから映像を抽出」してるタイプではなく、ちゃんとまんべんなく映像をチョイスし、大体観てるだけでどんな話なのかが分かるようになっているのが特徴的。このあたりの編集の巧みさは素晴らしいです。権利関係の問題で出てくる人が偏っているのは惜しいですが、まあこれは仕方ないことでしょう。でも、松村雄基さんがほぼ出てこないのにはビックリしたなぁ。
なお、Live DAMではもちろん上記作品以外のものについても、楽曲自体は配信中。全作品ではないものの、ほとんどの楽曲が配信されていたのには驚きました。『この子誰の子?』の主題歌である「悲しみは続かない」が、ちゃんとアルバムバージョンの長い方が収録されていたのには、感動したなぁ…。
ファンとしては歌ってるだけで感無量になる、「大映テレビドラマスペシャルカラオケ」。現在はDVD化されているもののみの配信ですが、今後配信作品が増えてくれると、嬉しいものです。
昨今の情勢ではなかなか行きにくいカラオケ店ですが、しっかり&バッチリ対策してヒトカラするくらいなら、ギリギリ大丈夫…なんじゃないのかな。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter & Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!