お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンタイガ』第20話 ちょっとした感想

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絶対に悪を許さないウルトラマッスル

 

 

 

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たとえ天が許しても、私のウルトラマッスルが許さんぞ!今回の『ウルトラマンタイガ』は、人間と宇宙人を見分ける装置CQをめぐる、E.G.I.Sたち人間側とヴィラン・ギルド側の戦いに。次回予告だと装置の争奪戦&ダークな内容を予感させていましたが、実際のお話は結構シンプルな感じで作られており、暗さもほとんどありませんでした。

 

今回は久々に霧崎=トレギアが未登場。やっぱりトレギアが登場しない回は、そこまで暗くないエンドになるのがいいですよね。やっぱり、『タイガ』のお話をどこか暗いものにしているのはアイツのせいだよな…(黒幕だから当たり前なんだけど)。

 

なお、前回(第19話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

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波動測定器CQをめぐる戦いと、その開発者であるゲストキャラクター:元宮サチコのドラマを絡めて展開する形となった今回。過去のお話に登場したゼットン星人ソリンまで再登場するとは思ってもみませんでしたね。この装置の存在は様々なドラマを生み出せそうなポテンシャルを持っていますが、今回のお話は上述の通りわりとシンプルめに作られていた印象を受けました。これってたぶん、わざとだろうなぁ。

 

頻発する、エネクロン社のケーブル切断による大規模停電。そして宇宙人犯罪の増加により疑心暗鬼になる市民たち。そんな暗いニュースが流れる中、E.G.I.Sをあの佐倉警部が訪れます。彼が持ち込んできたのは、地球人と宇宙人を見分けられる波動測定器CQと、その開発者である元宮サチコの警護。なんだかんだでそれを引き受けることになったヒロユキたちでしたが…。エネクロン社のケーブル切断の原因は、アリブンタが地中で暴れまわっていたから。このニュースでその本社と発電設備が登場することから、エネクロン社はなかなかの規模を誇る民間電力会社であることが窺えます。立派な本社ビル、あれ絶対後半の戦闘で破壊されるだろうな…と思ってたら、壊されませんでした。ああ、残念!このようなニュースをヒロユキたちが見ている中で、現れたのが佐倉警部。彼はCQとその開発者であるサチコの警護を彼らに持ち掛け、引き受けさせてしまいます。サチコは没頭すると人の足を踏んづけてしまうようなクセのある研究者ですが、その実力は本物。ホマレもヒロユキも、彼女の開発したCQの反応により、実質的に彼女に正体がばれてしまいます。CQの判定で、ホマレは「宇宙人」、ヒロユキは「宇宙人」と「人間」の両方の判定が。サチコはサラッと流してたけど、これもう彼らの正体バレたも同然だよね…。

 

バド星人による狙撃、そしてアリブンタの襲撃を受け、CQとサチコが狙われていることを確信するヒロユキたち。彼らは引き続き彼女の研究に同行しますが、その中で彼女は、バド星人の狙撃の際に目撃した人影と、自分の思い出について話し始めます。その時、再びヴィラン・ギルドの魔の手が…。「ニュージェネレーションヒーローズ作品」においては、宇宙帝王というよりかは宇宙スナイパーという印象が強いバド星人。今回もスナイパーとして登場しましたが、肝心なところで仕事をしくじっていました。このバド星人を操っていたのが、なんと過去の話で登場したゼットン星人ソリン。あの人、裏社会にも顔が利く宇宙人じゃなくて、実際に悪い宇宙人だったのかよ!この一度目の襲撃でサチコが目撃したのが、ある男性。サングラスをかけていたものの、その男性はサチコのかつての友人:ミスティとよく似ており、彼女は彼が地球に帰ってきているのだと確信していました。サチコの回想しながらのヒロユキたちへの話で、彼女とミスティの過去の話が挿入。ミスティは彼女に自分が宇宙人であることを明かして去っていきますが、ガッツリ巨大円盤を彼女に見せています。あんなデカい円盤だったら、周囲の人に見られまくりだったような気がしないでもないけど…大丈夫だったのか!?

 

再び出現したアリブンタ、そして発見されたヴィラン・ギルドのアジト。前者に対しヒロユキが変身して挑む一方、後者にはホマレそしてミスティが挑みます。計画が狂ったバド星人は、サチコを人質にとるというズルい手を使ってきますが、これは彼女自身と佐倉警部の好アシストで脱出。アリブンタも倒され、エネクロン社ケーブル切断事件の首謀者だったゼットン星人ソリンも外事X課により逮捕されるのでした。サチコが見たという男性の正体は、やはりミスティ。この戦闘中に、佐倉警部の口から彼が外事X課の潜入捜査官として活動していることが明かされます。サチコとミスティの再会はドラマの盛り上がりポイントとしてGoodなんだけど、佐倉警部があっさりミスティの正体バラしすぎな気がしないでもなかったかなぁ。そんな彼らの活躍により、ヴィラン・ギルドの今回の企みは頓挫。アリブンタはタイガトライストリウムの手で倒され、ゼットン星人ソリンも逮捕されるのでした。ゼットン星人ソリン、まさかの逮捕エンド。しかも、エネクロン社を狙った理由は、一種のインサイダー取引のためでした。なんだよ、妙にリアルチックな設定だな…!

 

 

 

◎特撮面

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発電施設を舞台にした、アリブンタとの戦闘が中心となった今回の特撮パート。タイガやフーマに比べて最近活躍が少なかったタイタスがダイナミックに活躍しており、その戦闘はアクション・特撮ともに目を瞠るものがありました。キャラもアクションもいいよなぁ、タイタスって!

 

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アリブンタ、エネクロン社の発電施設に出現!お得意の蟻酸攻撃で発電設備を次々に溶かし、被害を与えていきます。地中からアリブンタ登場!吐き出される蟻酸により溶けていく発電設備!このあたりの特撮は、1つ1つはそれほど長いシーンではなかったものの、そのハデな演出により視聴者に強烈な印象を与えてくれていましたね。特に、蟻酸で溶ける描写をやってくれたのは嬉しかったなぁ。でも、やっぱりエネクロン社の本社ビルもついでに破壊してくれた方が…(しつこい)

 

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アリブンタの猛攻に対し、ヒロユキはタイタスに変身。持ち前のパワーとダイナミックな技を繰り出し、アリブンタにダメージを与えていきます。途中、アリブンタの地中潜行に苦しめられますが、何とか乗り切りタイガにバトンを手渡すのでした。第20話にして、初めてのタイタスへのダイレクト変身が実現。待ってたよ~、この変身を!もうTVシリーズ本編ではやってくれないのかと思ってたからさ…。そして、この後展開されるタイタスの戦闘が凄まじい!登場とともにストレートパンチでアリブンタをひるませ、さらにウルフェス2019でも披露したタイタスプラネットハンマーで、アリブンタのスーツがへしゃげるくらいのダイナミックな攻撃を披露。その後一度ピンチに陥りますが、アリブンタの行動を察知し、地中にたたきつけます。いや~、今回のタイタスの戦闘は本当に素晴らしかったですね。相変わらず、セリフ面では「たとえ天が許しても、私のウルトラマッスルが許さんぞ!」とか「(アリブンタの音を)感じろ、私のウルトラマッスル!」とか、迷言を連発してたけどね。なんで耳があるのに、わざわざ筋肉でアリブンタの音を聞こうとするんだよ!?

 

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タイタスからバトンタッチを受けたタイガは、アリブンタをひるませたのちトライストリウムに強化変身。アリブンタは蟻酸をまき散らし最後の抵抗を図りますが、トライストリウムの敵ではなく、タイガトライブレードの前に爆発四散するのでした。タイガの活躍は、トライストリウムとしての活躍が主。アリブンタもあれこれ攻撃を仕掛けてきますが、トライストリウムは全くひるまず、勝利をおさめます。蟻酸の霧を叩き斬り、アリブンタの角を切断して、最後はトライストリウムバーストで勝利したトライストリウム。超獣とはいえ、アリブンタはトライストリウムの敵ではありませんでしたね。まあ、タイタスが頑張ってくれたから弱体化してたってのもあるんだろうけど!

 

 

 

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E.G.I.Sに新入社員が入社!?後輩ができて張り切るヒロユキだったが、彼には何かを抱えているようだ。そんな彼の心のスキを、あのトレギアがつけ狙う!

 

次回はパンドンとゴース星人が登場。最終回まであと4話ということになり、トレギアの企みも最終局面を迎えるようです。ゴース星人は『セブン』でも登場したあの宇宙船でやってくるみたいだけど、ウルトラ警備隊の基地とかを破壊したドリル爆弾を装備していたのが不穏だな…。

 

そんな第21話の感想記事は、↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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