超全集を超える、超全集!?今回は、映画『ウルトラマンルーブ セレクト!絆のクリスタル』公開にあわせて発売された、「『ウルトラマンルーブ』超全集」のご紹介です。
映画の感想記事は↓コチラ
bongore-asterisk.hatenablog.jp
映画館に行った帰りに書店でそのまま購入しようと思いましたが、入った大型書店で在庫がなかったので、テンションが下がりそのまま帰宅。後日Amazonで購入しました。特に箱の中で梱包されずに届いたけど、Amazonの梱包ってこんなに雑だったっけ…?
本の構成は、今まで発売されてきた超全集と同じ。表紙裏面から記事が始まり、最初は各話ストーリーの紹介。その後、キャラクターのデータベース紹介→キャストインタビュー→小説→スタッフインタビュー…となっています。
ストーリー紹介は、いつも通り豊富な劇中スチールを使用して紹介。ちゃんと使用された小道具などについても紹介がなされており、第18話「明日なき世界」で使われた脚本などの小道具も掲載されていました。しっかし、第17話「みんなが友だち」で出てきたアサヒたちの仮装の個別特写まで掲載しているのは、ちょっと制作側の趣味も入っているような気が…?
そのあとのデータベースは、ロッソをはじめとするウルトラマンたちと、登場怪獣たちの画像も併せて掲載。映画に登場するグルーブやグリージョについても、きちんとデータが載っていました。ここでちょっと気になったのが、グルーブの三面写真。画像の加工具合もあるのでしょうが、実際のスーツかCGか、どちらともとれるような質感をしています。少なくとも、グルーブのスーツはイベント用のものは作られているので、それを使った可能性があるけど…、どうなんだろう?
キャストの仲の良さ、そして撮影開始直後から「雰囲気が家族みたいだった」ということがわかるキャストインタビューの次に収録されているのが、この「超全集」のために書き下ろされた小説。美剣サキ(グリージョ)が地球で先代ロッソ&ブルと別れる前のことが書かれており、彼らが地球に車でどういった暮らしをしていたのかが判明する、『ウルトラマンルーブ』の前日譚ともいうべき内容になっています。サキたちがわりとハードな世界を生き抜いてきたんだなぁと感じるとともに、ルーゴサイトの登場までもが、劇場版に登場した“アイツ”の仕業だということが判明。なんだよ、アイツここまでビッグな悪役だったのか!
最後のスタッフインタビューでは、各話の監督たちが当時の撮影秘話を語る形に。辻本監督のアリブンダ登場シーンの特撮(第8話)や、神谷監督のVSキングジョー戦(第19話)の話は、特に興味深かったですね。
『ウルトラマンギンガS』以降、毎年発売されるようになった「超全集」。『ルーブ』の場合、若干情報公開が遅くて「いつ発売されるんだろう」と少し心配になりましたが、無事発売されかつ読み応えのある内容になっていたため、十分買う価値のある本だと感じました。
そして、『ルーブ』の物語は終わっても、「ウルトラシリーズ」の歴史はまだまだ続く!商標バレに続き、今月発売の児童誌ではそのシルエットが公開されています。おお、なんだかグリッドマンとウルトラマンタロウを足して2で割ったようなデザインだなぁ―!
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