お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』第75話 ちょっとした感想

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覚醒!ブラックシンカリオンオーガライジングモード!!

 

 

 

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俺たちは、“シンカリオン”じゃなきゃダメだったんだ!『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』の物語も、いよいよ大詰め。最終回直前となる今回のお話では、引き続きブラックシンカリオンオーガライジングモードとの激闘、そしてそれに対する突破口の発見までが描かれ、ハヤトたち人類側にも勝利への希望が見えてくる形になりました。

 

サブタイトル的に、ブラックシンカリオンオーガライジングモードとの決着がつくのかと思いきや、決着自体は次週の最終回に持ち越し。でも、なんだか最終決戦はAパートで終わりそうな気がするなぁ。他にもいくつか謎とかが残ってるけど、それらの要素は今冬公開の映画で回収するのかな?

 

 

 

前回、名古屋支部にブラックシンカリオンオーガライジングモードを転送することを思いついたハヤトたち。不可能かと思われたこの作戦ですが、奇跡的に成功します。リュウジとタツミの加勢を受けて反撃を試みるハヤトたちでしたが、ブラックシンカリオンオーガライジングモードの力はそれらを上回っていました。不可能かと思われた作戦の実現、その際にヒビキが観測したある値の変化。これらの謎は、今回の終盤で明かされることになりました。思わせぶりにこのシーンが挿入されていたので「何かあるな」とは感じていましたが、ストーリー上重要なカギになるとはなぁ。その後、名古屋支部への転送を成功させたハヤトたちは、すぐ体勢を立て直して反撃開始。リュウジのドクターイエロータツミのN700Aのぞみも駆けつけて戦力アップしますが、それでもブラックシンカリオンオーガライジングモードにはかなわないのでした。誰がどう見ても、今までの敵よりも強いブラックシンカリオンオーガライジングモード。それもそのはず、この機体は今までのシンカリオンのデータをベースに製作されているうえに、E5はやぶさMkⅡの戦闘データをも解析していたからでした。こんな芸当ができるのも、すべて倉敷イズモが超進化研究所から得たデータをキリンに横流ししていたため。イズモ、なんだかやり口が結構ズルくな~い?しかも、今回の序盤のセリフで悪役っぽいことも言っちゃってたし、全国新幹線計画よりもいつの間にかキリンとの協力が最優先事項になってるんじゃぁ…?

 

自身の圧倒的な力をもって、ハヤトに再度自分に協力するよう迫るキリン。しかしハヤトは、キリン自身の強さを認める一方で、それでも彼への協力を拒みます。再び交渉がけ釣れるしたことで、攻撃を開始するキリン。そこへ、ようやくアキタ・ツラヌキ・シノブら大宮組が到着するのでした。自分の強さを武器に、再び協力の話をハヤトに持ち掛けるキリン。これに対しハヤトは、キリンの強さを認めつつも、「俺たちはシンカリオンじゃなければダメなんだ」として彼の誘いを断ります。キリンの理論であると「シンカリオン出る必要がな」く、それに対し自分たちは「シンカリオンじゃなきゃダメ」だと語るハヤト。シンカリオンは新幹線が変形するロボだからこそ全国各地の仲間と出会うことができ、それゆえ彼らだけでなくキトラルザスたちともつながることができた―。こういった今までの経験から、彼はシンカリオンというものにこだわり、キリンの提案は受け入れがたいとしていました。それほど長くないシーンではありましたが、このシーンこそ今回で最も重要なものだったと言えるでしょう。なぜハヤトたちがシンカリオンにこだわるのか、キリンとハヤトたちの決定的な違いは何か(もちろん、シンカリオンに対する考え方の違い以外にも要素はありますが)、そしてシンカリオンだからこそできることは何か。これに対する、ある種の回答になっていましたからね。このようなハヤトの反応に対し、キリンは再び攻撃を開始。ピンチに陥るハヤトたちでしたが、そこにアキタたちが駆け付けます。

 

アキタたちが駆け付けたことで、戦力アップを果たしたハヤト側。キリンもブラックシンカリオンオーガライジングモードを覚醒させて挑んできますが、その後もハヤトの仲間たちが続々と駆け付けてきます。各々力を振り絞って戦い、ブラックシンカリオンオーガライジングモードに少しずつですがダメージを与えていきます。ブラックシンカリオンオーガライジングモードは、マスクを取り外したことで真の力を発揮。これは8月発売予定の「DXS103ブラックシンカリオンオーガ」にも搭載されているギミックなので、玩具でもきちんと再現できるんですよね~。このような形でパワーアップを果たすブラックシンカリオンオーガライジングモードですが、ハヤトたち超進化研究所側も負けちゃあいない!アキタたちの後もレイ&ミク→ギン・ジョウ・タカトラの順番で運転士が続々と駆け付け、自分たちの力をフルに発揮して戦いに挑みます。後半の戦闘シーンで最も注目すべき点がここ。この戦闘シーンは滞空しているブラックシンカリオンオーガライジングモードに対しハヤトたちが挑む構図になっているのですが、次々にシンカリオンたちが攻撃を繰り出していくさまに圧倒されます。しかも、複数機まとめてではなく、わざと1機1機順番に攻撃させることで、各々の出番を作り出しているのがGoodでしたね~。

 

ブラックシンカリオンオーガライジングモードに勝つ術はないのか―。少しずつ絶望感も漂い始める大宮支部でしたが、そこにヒビキから有益な情報がもたらされます。それにすべてをかけることにした出水指令長は、全シンカリオンに対し、タイミングを合わせた一斉攻撃を指示。ハヤトたちはその準備に入ります。ヒビキの見つけた、勝利への突破口。それはナノマシンを利用した攻撃作戦でした。桜島の地下世界にブラックシンカリオンオーガライジングモードとともに転落して以降、エネルギー値が上昇していたブラックシンカリオン。それがナノマシンにあることを突き止めた彼女は、それを利用した攻撃作戦を思いついていました。かつて、漆黒の新幹線よりはなたれ、物体を巨大怪物体化してしまう恐ろしい代物であったナノマシン。これを最終決戦での超進化研究所側の勝利の鍵にするとは、なかなかうまいこと考えたなぁと感じましたね。まあよくよく考えてみると、理論とかつながりが結構ガバガバな気がしないでもないけど…。そんなヒビキの提案を受け入れた出水指令長は、ハヤトたちにタイミングを合わせた一斉攻撃を指示。一か八かの賭けに、ハヤトたちは全力で挑戦します。攻撃を繰り出し、それが命中したところで今回はおしまい。さあ、攻撃の結果は―。

 

 

 

キリンとの勝負の行方はどうなったのか。キトラルザスとの戦いを経て、ハヤトたちが見つけ出したものとは何か。そして、彼らの“進化”の行く末は―?

 

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次回、1年半続いた『シンカリオン』の物語も、ついに最終回。どんな展開になるか全くわからないけど、期待して観るっきゃないよな!そして、今冬公開予定の映画の詳細も気になっちゃうぞぉ!

 

 

 

 

 

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