お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンジード』第6話 ちょっとした感想


サ ラ リ ー マ ン に カ ラ ー タ イ マ ー は な い






すっかり土曜放送&配信も定着し、安定したストーリー展開や人気を確保しつつある『ウルトラマンジード』。今回は新怪獣:サンダーキラーを相手に迎えた、リクの成長話になっていましたね


戦闘面ではジードクローも初登場。アクロスマッシャーの機敏な動きにマッチしていました





・ストーリー面

今回はリトルスター云々のお話は全く関係なし。メインキャラの入れ替わり回ということでギャグ回っぽい雰囲気になるかと思いきや、リクの心の成長などを描いた興味深いお話になっていました。



ウルトラマン」であることへの認識などに、まだまだ未熟な点が感じられるリクとレイト。レムの提案で入れ替わることになった2人は、それで1日を過ごすことにより、お互いなんだかんだで苦労している点や自分が代わりにできないことをやっている点などを痛感します。入れ替わり自体は前半の早い段階で終了。普段のレイトは会社で膨大な量の仕事をこなし、逆にリクはバイトをしながらライハのもとでトレーニングをしているようです。お互い普段の自分の生活が楽だと言い出しますが…、そうなのか?



レイトの言葉などを受け、自分が自分であることに意味を見出したリク。それが彼を大きく成長させ、やがてその覚悟によりジードクローが召喚されます。今までの彼自身からは思いもしなかったような、家族に対する深い思いを語るレイト。彼がゼロと一体化してから成長したからでもあるのでしょうが、「守るべきもの」があるからこそ戦えるレイト、そして逆に「守るべきもの」を探しているからこそ戦えるリクと、面白い比較になっているのが深いですね


ジードたちを狙った形で登場した伏井出ケイは、今回終盤のみ登場。ですがこの登場シーンで、彼自身=ベリアルではないこと、しかしベリアルの力を何らかの経緯で利用していることが判明しました。ケイの正体とは、いったい―?

 
 
 
 
・特撮面

前回からの続きということもあり、今回は戦闘シーンが2つ存在。前半はジードがサンダーキラーに追い詰められ、後半は覚悟を決めたジードがサンダーキラーにリベンジマッチを挑む形になっていました。


今回の敵怪獣:サンダーキラーは、ベリアル融合獣として完全新規造形の新怪獣。特に前半でジードを苦しめたことにより、新武器:ジードクロー初使用の怪獣としては申し分のない凶暴さと強力さを見せつけてくれました。しかし前回のラストシーンであれだけの強敵っぷりを見せ、また今回はリクの成長にストーリーの中心を置いたからか、強敵の割には意外に活躍時間は短くてちょっぴり残念でした。デザインが大好きなのでぜひ再登場してほしいですね



前半の戦闘シーンは、敵が純粋に強く、またリク自身も慢心していたことにより、ジードが追いつめられる形に。ソリッドバーニングが早くも窮地に追い込まれてしまいましたが、サイキックスラッガーをうまく使った攻撃からの反撃サンダーキラーの攻撃を受けて回転して吹っ飛びながらハデにビルを壊すなど、見ごたえ十分なシーンが盛りだくさんでした。特に後者は。初めて観たときには「おお!」ととても興奮しましたね~



後半の戦闘シーンでは、ジードクローが登場。アクロスマッシャーの機敏でトリッキーな動きと相性抜群で、サンダーキラーを翻弄。最後はディフュージョンシャワーではこれまたハデに倒しました。ジードクローは“クロー”とはつくものの、それ自体というよりかはそれから発せられる光線技が武器となる武器に。『オーブ』に登場したオーブスラッガーランスに比べ、見た目も設定も使い勝手がよさそうですね。ただ、ジードクローの誕生経緯が消化不良気味。あの展開だと、前提として「リクが一度ジードクローを入手しようとしたけどできなかった」という展開が必要だったんじゃないかと思います。尺の都合でカットされてしまったのでしょうか?





ある目的のために暗躍し続けていた伏井出ケイ。そんな彼が、とうとうリクたちに堂々と牙をむくのか!?


次回は強敵ロボットギャラクトロンが登場!ゼロビヨンド登場への布石として、リクたちには厳しい展開が待ち受けていそうだな…。








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、1996年発表のウルトラシリーズ30周年企画曲「あの星は知っている」です。


ウルトラシリーズ生誕30周年記念として、いくつか制作された楽曲の1つ。この曲は「ウルトラマン基金」関連動画のBGMとしても使用されており、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。


東日本大震災から早6年余り。ここは1つ、かつての『ダイナ』の大阪・神戸ロケ編と同じく、復興応援を兼ねて新作ウルトラシリーズで福島ロケを大々的に敢行してほしい感じがあります。でも、まだ予算的には難しいのかなぁ…。






 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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