新ウルトラマン列伝第124話(ウルトラマンX第17話) ちょっとした感想

「明日までにファミマのドーナッツ買ってこ～い♡」

ネタ回から1週間経った今回の『ウルトラマンX』はピグモンとキングゲスラの登場回。

特撮のハデさと内容の程よい重さが両立されており、非常にバランスの良い回に仕上がっていたと感じました

物語は、サクラちゃん一家が田舎町の「赤いお化けが出るから家賃が安い」家に引っ越してきたことから開始。その赤いお化けとはピグモンのことであり、また同時期にXioは大量スパークドールズの回収に成功していたのでした。

Aパート(OP後から2回目のCMまでの間)はサクラとピグモンの交流が中心。そのためほとんどセリフが無く、サクラとピグモンの表情や行動で信条描写が描かれています。

一方XioはサラマンドラやキングクラブなどのSDを回収。これらが今後劇中に出てくることはある…のかな？

しばらくサクラとピグモンの秘密の関係は続きますが、多々良町のショッピングモールにサクラたちが行った際にピグモンもついて来たことでそれが発覚。ショッピングモールは大騒ぎになります。

Aパートはほのぼのとした感じで進行していましたが、ここからストーリーは一気に急転。第2話以来となる「怪獣との共存」という問題を取り上げた内容になっています。

ショッピングモールの人々とサクラたちの意見が真っ二つに割れる中、エックスの大地に対する淡々とした問いかけが、見る者に鮮烈な印象を与えます

ところでピグモンは、以前はルクセンブルクやシドニーにも出没したことがあるとのこと。さらに直接は触れられていませんでしたが、PC画面にはパワードピグモンに関する記述もありましたね

ピグモンが突然何かを訴えかけようとする中、ダークサンダーエナジーが飛来してキングゲスラが出現！身を挺してオジさんを守ったことから、人々の心が変わり始めます。

キングゲスラの豪快な暴れっぷりは注目。ビルをなぎ倒して給水塔を吹っ飛ばしたりなど、見ごたえは十分です。

パニックの中、ついにエックスも登場。序盤はキングゲスラに押され気味でしたが、エクシードXになってエクシードエクスラッシュ→ザナディウム光線のコンボで勝利しました。

キングゲスラは驚異的な強さを発揮。ベムスターアーマーを軽々と吹き飛ばし、スカイマスケッティの変態飛行も回避し、さらには弱点の背びれまで強化されているというチート仕様でした。

エックスとキングゲスラの戦闘における特撮も素晴らしい！火薬もふんだんに使用され、畳み掛けるようなフィニッシュは見事でした

生死不明になったピグモン。住んでいたと思われる洞穴からピグモンがウルトラフレア以降何度も子供たちと触れあっていた事実が発覚し、死んだかと思われていましたが…実は生きてましたというオチでした。

次回はワタルとハヤトのメイン回。宇宙化猫も登場して、「もうどうなっちゃうんだ」！？

◎今日の特ソン◎

今日ご紹介するのは、1984年放送の『星雲仮面マシンマン』挿入歌「大いなる人マシンマン」です。

最終回の総集編で使用された挿入歌。

より低年齢層向けということを意識してか、同じ菓子の繰り返しパートが多いのが特徴ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

それではまた次回、お会いしましょう！

 

 

 

 

 

 

 

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