お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

ジャンボーグA ちょっとした感想vol.7(第41~46話、サタンゴーネ編Part.2)


           祖母に叱られる戦闘参謀の図(第41話より)
 
 
 
 
 
 
 
 
物語も終盤に差し掛かり、そろそろ最終回も近づいてきた『ジャンボーグA』の感想記事:第7回目です
 
 
総括しての今回の見どころは2つ。
 
 
1つ目はPAT側の隊員の入れ替わりです。
 
 
第42話で大羽隊員が敵の攻撃を受け殉職し、その代りとして第43話ではかつてSGMで村上チーフ(もっとも、現在はPATの隊長ですが)の部下であった安田隊員が登場。
 
 
 

SGM時代とは違ってメガネはかけなくなり(コンタクトにしたのか?)、言動や行動に精悍さ―というよりも軍人らしさが感じられる男性になりました。
 
 
太い黒縁メガネをかけ、見た目がいかにも気弱そうで、時々関西弁を披露してた頃の方がよかった…
 
 
 
2つ目の見どころはサタンゴーネさんの「転落人生」ともいうべき凋落ぶりですが、これは下項にて書きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、次は各回に目を向けていきましょう。
 
 
第41~46話のサブタイトル&登場怪獣は、次の通りです(サタンゴーネは全話登場)。
 
第41話「宇宙魔女ババラスのロボット作戦」(宇宙魔女ババラス・変身ロボットオネストキング)
 
第42話「呪い針!ババラスの逆襲」(宇宙魔女ババラス)
 
第43話「殺し屋ロボット・必殺の罠」(強敵ロボットジャンキラーjr.)
 
第44話「妖怪ロボット・地獄の鏡」(鏡怪獣ミラーコング)
 
第45話「ほえる昆虫怪獣・砂地獄」(砂嵐怪獣キングビートル)
 
第46話「サタンゴーネ最後の大進撃!」(改造サタンゴーネ・デモンゴーネの声)
 
 
 
今回はこの中で特に面白い!と言えるお話はありませんでしたが、全体を通して言えることは、サタンゴーネがだらしねぇ上に徐々に威厳を失っていくのが余りにも悲しすぎるのです。
 
 

今までも、死んでしまった2幹部と比べて巨大化して怪獣とタッグを組んで戦うというアグレッシブさを見せていたわりに空回りしていたような有様でしたが、この第41話を境に「一体どうしてしまったんだ!」と言いたくなるくらい悲壮感漂う幹部になりさがってしまいます。
 
 
・第41話では1000年ぶりによみがえった祖母:ババラスに自分の体たらくぶりを知られてお叱りを受ける。
 
・第42話ではせっかく和也を人質にとったのに、自分のミスでPATを円盤に侵入させてしまう。
 
・第43話ではジャンキラーjr.とともに出撃するも、自分が足を引っ張って空回り。
 
・第45話では自分の慢心から安田隊員の攻撃を許し、右目を失明。
 
・第46話ではデモンゴーネからダメ幹部の烙印を押された挙句改造され、ジャンボーグAと決戦…。
 
 
なんだろう、敵なのにこの凋落っぷりは同情すらしてしまいそう。
 
 
「アンチゴーネや私より強い」(故マッドゴーネ:談)と言われていたあの時のサタンゴーネは、いったいどこへ行ってしまったのでしょうか…

無機質な造形のクセに、妙にひょうきんなその性格。
 
 
このギャップがなかなか面白いと感じました。
 
 
ナオキたちが「もともとはいいロボットだったのかもしれないな」と言うように、もしかするとババラスに操られていただけだったのかもしれません。
 
 
…そのわりには、ジャンボーグAオネストキングに対する攻撃は容赦ないものでしたが
 
 
 
 
 
 
 
 
◎今日の特ソン◎
 
 
今日ご紹介するのは、1975年放送の『仮面ライダーストロンガー』OPテーマ「仮面ライダーストロンガーのうた」です。
 
 
肩に張り出すアーマーや、電気を使った攻撃など、まさに「ストロング」の称号がふさわしいライダー。
 
 
そして、第1期仮面ライダーシリーズ最終作でもあります。
 
 
 

        「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!
          俺は正義の戦士、仮面ライダーストロンガー!」
          城茂が(特に初期は)ガサツな青年だっただけに、
             このようなセリフは非常に似あいますね。
 
 
 
 
 
 
明日は『ウィザード』特別編。
 
 
ウィザードの世界も、ディケイドに破壊されてしまうのでしょうか…?
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう1