この番組の車両は、ホンダの全面協力です(第38話より)
①小型特殊戦闘機ハンターQ
分離機能を有しており、青い機体が1号・赤い機体が2号として、番組後半の主力メカとなっていきます。
赤いのがⅠ世、青いのがⅡ世。
Ⅰ世は中央にあるプロペラを広げることで空中飛行が可能で、Ⅱ世は車体下部にある特殊エンジンによって水上航行が可能です。
第38話ではこの新兵器たちが縦横無尽に活躍し、スタッフの意気込みが感じられました。
さらに、第35話からグロース星人のデザインが変更。
第34話に登場するバタフライングに似た姿になります。
第39話では通常のグロース星人からこの形態に変身する描写があるので、おそらくこの姿は戦闘に特化スタイルなのではないか…と推測されます。
まあ、変身したところでナオキたちにボコボコにされるのですが。
さて、次は各回に目を向けていきましょう。
第33~40話のサブタイトル&登場怪獣は、次の通りです(サタンゴーネは全話登場)。
第33話「サンタが悪魔の鈴鳴らす」
第34話「死神からの殺人予告電話!」(グロース蝶獣バタフライング)
第35話「怪奇!死の黄金怪獣」(ゴールドスネーク、鎖怪獣ゴールドドラゴン)
第36話「恐怖!蛇が岳の秘密」(幻霊怪獣オロロンガー)
第37話「出現!恐怖の怪鳥エレキバード」(怪鳥サイボーグエレキバード)
第38話「サイボーグ・コマンドを倒せ!-パット新兵器登場-」(サイボーグ・コマンド、コマンド怪獣ケンダウルス)
第39話「なき叫ぶドクロ湖の恐怖」(混血怪獣デスムーン)
今回まず言いたいのは、第35話に登場するゴールドドラゴンの造形。
一方特撮的に非常に面白かったのは、第39・40話。
この回では大木淳さんが監督&特殊技術を担当し、後年本人も「思い出に残る出来」だった回です。
1番上のみ第39話、下2つは第40話ですが、もうこの画像を見ていただくだけでもお分かりいただけるでしょう。
そう、ジャンボーグ9と怪獣たちの水上戦の迫力がとてつもないのです。
第24話とは比べ物にならないくらいの力の入りようです。
最後はロケについて。
今回は第37話において二子玉川園でのロケが敢行されました。
中でも今回は、1973年4月22日に行われた「怪獣供養」の際に建てられたお墓が重要な舞台となっており、当時の怪獣ブームや今は無き「怪獣さん安らかに」の碑も見ることができます。
でもさ…。
特徴的なコーラスが印象的なこの曲。