お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』第32話 ちょっとした感想

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厄災こそが、ゴジュウジャーの挑むべき真の敵なのか?

 

 

 

番組は変わって、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』です。

 

我は、深淵なるクラディスの一角:戦禍のベルルム―。今回は、ストーリーが想像以上に動き、そして本作終盤のキーアイテムであるリョウテガソードの誕生回前編に当たるお話。ブライダンとは全く異なる、本来の地球の敵である厄災クラディスの存在が明るみになったほか、その1つと玲のかかわりが判明。さらにMr.シャイニングナイフもつながりがあり、妻であるMrs.スイートケイクを手にかけてしまうという、衝撃的なドラマが描かれました。

 

前回の次回予告だと、「陸王の告白という重い要素を、Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケイクの馴れ初めの話で中和するのかな」という印象を受けていたので、こうしたガツンと来るドラマが展開されるのは驚き。だからこそ、次回のリョウテガソードの入手そしてテガソードゴジュウウルフの誕生が楽しみになります。この難局を、ゴジュウジャーはどう乗り越えるのでしょうか。

 

なお、前回(第31話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーゼッツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、玲と遭遇したことで、彼の素性と陸王との関係を突き止めた角乃。事実を突きつけられた陸王は、玲とのこれまでの関係を全て話します。しかし、それで角乃の気が収まるはずがなく、そのままテガソードの里を飛び出してしまいます。同じ頃、当の玲は、ある存在と対話していました。テガソードの里パートでは、角乃の追及を受けた陸王による独白で、彼と玲の関係が判明。幼いから兄のように玲を慕い、アイドルデビュー時にその眼を真似るほどだった陸王でしたが、ある夜狂信的なファンの襲撃を受けることに。その際、偶然そばにいた玲が陸王をかばい、それによる負傷により医師としての仕事も追われることになり、現在のようにすっかり以前とは変わり果てた人格になっていました。一見すると合理性のある説明に見える陸王の話ですが、改めて考えてみると気になる点がいっぱい。陸王が襲われた理由も、「彼がファンをたぶらかしたから」なのか「ファンの勝手な妄想」なのかわからないですし、玲がこれで負傷したとはいえ、薬を常用しなければならない不治の病に侵されることにはつながりにくいです。そして極めつけは、「負傷したのち、似たような境遇の緒乙を人体サンプルとして誘拐した」というもの。我々が既に、玲が緒乙を誘拐したという事実を知っているため、一瞬スルーしそうになりますが、緒乙がセンタイリングにより奇跡の復活を遂げたのは、玲に誘拐されたあとであるため、時系列がちぐはぐになっているんですよね。もしかすると、「玲が何らかの理由でセンタイリングの力に目をつけており、誘拐した緒乙に取りつけたところ成功した」という可能性もありますが、なんかしっくりこないんだよなぁ。玲による緒乙の誘拐は、陸王も知らない何かがまだ隠されているような気がしますね。そして、背後には多分ベルルムがいると―。

 

些細なことから、夫婦喧嘩に発展してしまったMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケーク。なんとかして別れようとする彼らでしたが、どの方策も上手くいかず、偶然出会った吠と禽次郎に頼み込んできます。何がなんだかわからない吠たちは、その後なりゆきで彼らの馴れ初めの話を聞かされるのでした。陸王の話と同時並行で、Mr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークに関わるお話も展開。これが今回で唯一の癒しともいうべきパートであり、彼ら2人の馴れ初めは、微笑ましいものに感じられました。でもさ、視聴者的には「なんでシャイニングナイフとスイートケイクが1つになっちゃったのか」が一番気になってるところなんだから、そこボカされちゃったのはちょっと不満だったかな。まあ、この直前の夫婦喧嘩の原因も、その後の離婚のためのムーブも笑えるものだったので、良しとしておきましょう。

 

マジレッド/玲と激突するゴジュウユニコーン/角乃。戦力差があり窮地を追い込まれる中、ゴジュウポーラー/真白たちが加勢し、ゴジュウポーラーはついに玲の背後に潜む真の悪:ベルルムを看破します。しかし、厄災であるベルルムのパワーは絶大で、ゴジュウポーラーたちはやむを得ず撤退。さらにベルルムは、その能力を使って、各地に潜む厄災を呼び起こします。これにMr.シャイニングナイフが反応し、Mrs.スイートケイクのパワーを吸って巨大化。さらにクオンも現れ、吠と禽次郎は変身して戦いますが―。終盤では、玲に憑りついていたベルルムと、彼を含む厄災クラディスの存在が明かされることに。ベルルム単体でも強力なだけでなく、彼の本格的な目覚めにより、厄災の出身であるMr.シャイニングナイフも覚醒して暴れ出すことになってしまい、さらには吠たちの前にクオンも現れたことで、ビルの屋上と廃工場、2つの現場にて入り乱れた戦闘が繰り広げられることになります。テガソードグリーンの合成や、ベルルムに挑むゴジュウポーラーたちのアクションは、それぞれかなり頑張っていて見ごたえがありましたが、それよりもドラマそのものの衝撃がすさまじかったよなぁ。まさか、Mr.シャイニングナイフがMrs.スイートケイクを手にかけるとも思わなかったし。そして、Mr.シャイニングナイフが正気を取り戻した頃には、既にMrs.スイートケイクは反応がない状態。敵とはいえ、この展開はいたたまれないよ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルルムに追い込まれるゴジュウジャー。そんな彼らの前に、石化した大剣が現れる。それを使うための試練は、運命を選択すること。今ある世界で戦い抜くか、クオンが純粋な兄:久光のままの平穏な世界か―。究極の選択を前に、吠が出す答えは何か!?

 

次回は、終盤のメイン販促アイテムとなる大型武器:リョウテガソードと、それによって強化変身するテガソードゴジュウウルフの初登場回。吠が最終的にリョウテガソードを引き抜く選択をするのは確定事項ですから、そこに至るまでのドラマがどんなものになっているのか、非常に楽しみですね。

 

 

 

 

 

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