今回は、10月19日(土)に発売された、ウルトラ怪獣シリーズソフビ「ザディーメ」のご紹介です。
ギャラクシーアーマー登場編の敵怪獣として登場し、生体兵器のような独特のデザインを持つザディーメが、ギャラクシーアーマー関連商品と同じタイミングでソフビ化!「ウルトラシリーズ」のソフビは、ウルトラマン・怪獣ともに初登場回放送日に発売されることが多いですが、このザディーメは1週間ズレての発売になりました。「ウルトラマンおもちゃウェブ」掲載の発売日をよく確認してなかったせいで、10月12日(土)にお店行脚しちゃったよ。
なお、ギャラクシーアーマーが登場した、『アーク』第15話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
造形については、劇中スーツの意匠を可能な限り落とし込んでいるなという印象。ソフビ自体の大きさが小さいので、実際のスーツよりもよりぽっちゃりした造形になっているようにも感じますが、それが愛嬌も感じさせるものになっています。能力的にも出自的にも完全な悪役怪獣のはずなのに、どこか可愛さも感じさせるのが、「ウルトラシリーズ」の怪獣らしいなと感じます。
体形自体はかなりぽっちゃりしている一方で、最も特徴的ともいえる、頭部の非生物的な造形は、キッチリ再現。目にあたる部分はそれ自体が細く、ソフビにはあまり向かなそうなデザインをしていますが、ちゃんとソフビに落とし込まれています。このあたりの造形を実現できたのも、技術の進歩の賜物といえるでしょう。
塗装については、もともと体色の大半がグレーであることから、それについては成型色で再現。目や胸部にのみ、メタリックカラーで要所要所を塗装している構成となっています。
劇中スーツでも特に目立っていた部分を塗装しているため、そこまで過剰な塗装省略感は受けないなという印象。成型色についても、スーツよりもかなり明るめな色味にはなっていますが、これがまたソフビ人形らしさを感じさせてくれます。どこまで意図されたものかはわかりませんが、いい塩梅で塗装が考えられているなと感じました。
そのデザインや能力から、ウルトラ怪獣の新境地を開いてくれたともいえるザディーメ。今後の『アーク』では、ゼ・ズー配下の怪獣がまだまだ登場することが予測されますが、そのデザインがどんなものになっているのか、かなり楽しみです。
そういえば、各種媒体において、11月放送分はほぼすべて『ブレーザー』とのコラボ会になることが情報解禁済み。これにプラスして、キングオブモンス登場回も入ってくることを考えると、『アーク』においてゼ・ズーの話に割ける話数は、思ったよりなさそうです。今後、ストーリー展開はどうなっていくんだろうなぁ。
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