『仮面ライダービルド』第36話　ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

心の声が漏れ出てしまってるぞ！

この時を、待ってたんだよ！今回の『仮面ライダービルド』は、エボルトが戦兎の身体を乗っ取ってしまうという(次回予告で予想はできていたけど)驚きの展開に。しかし一方で、フルボトルの成分は戻りジーニアスフォームの変身アイテムっぽいものも登場するなど、戦兎側にも動きが観られました。

マスター→龍我→戦兎と、どんどん戦兎自身あるいは関係の深い人の身体を乗っ取っていくエボルト。もうさ、本気出せばあっという間に地球滅ぼせるんじゃないのこの人？

パンドラボックスがとうとう開かれてしまった前回。仮面ライダーエボルはパンドラボックスの成分を抜き取り、エボルトリガーを入手します。しかし、その起動には失敗。そのスキをついてベルナージュが戦兎をパンドラボックスごと救い、エボルトの正体、そして自分が美空に憑依したときのことを語り始めるのでした。ベルナージュ曰く、エボルトは地球ではまだ観測できていない惑星の生命体。火星を破滅させるためにやってきた彼に対し唯一生き残ったベルナージュは、彼のエボルドライバーを破壊し、さらに彼のパワーの一部をパンドラボックスに封印。そして、エボルトが地球に来た後はパンドラボックスを開かせないようにボトルの成分を消去。しかしその途中で力尽きてしまったのでした。パンドラボックスは火星生まれの未知なるパワーか何かと思っていましたが、もはやパンドラボックスすらエボルト関連のものだったというオチ。本当にこの番組、ほぼすべてエボルト＝ブラッドスタークのせいだな…

幻徳を連れだした一海は、彼との1対1の戦闘を申し込み、戦うことに。この勝負には一海が勝ち、幻徳は一海のある願いを聞き入れることになります。同じ頃戦兎は対エボルト用の新アイテムを開発中。その最中、西都による東都侵攻が始まります。一海が幻徳と戦ったのは、彼を自分たちの仲間に引き込むため。三羽烏の墓の前で戦った一海は、幻徳にその罪を忘れないようにさせる一方で、協力を求めたのでした。この直前、冷蔵庫から出てきた幻徳が、自分の出てきたところを不思議がるシーンが。そうだよねぇ、前ガサ入れした時はこの入口発見できなかったもんねぇ。一方戦兎は、亡父の研究データをもとにパンドラボックスのパネルを再構築することで新たなアイテムを作り出せることを発見。しかし、今回は完成までには至りませんでした。おそらくこのアイテムこそが、ジーニアスフォームへの変身アイテムになるのでしょう

東都へ侵攻するハードガーディアンやハザードスマッシュの群れと戦うビルドたち。ビルドはやがてエボルと戦うことになり、ラビットラビットとタンクタンクの力を使ってうまく追い詰めます。そして、自分に憑依しようとするエボルの力を使って彼を消滅させようとしますが…。ビルドがエボルを追い詰めるシーンでは、フルボトルの成分を生かしてフルボトルバスターを打ち出していたのが印象的。今まではとにかくフルボトルを詰めて打ち出していたように感じていましたが、今回はスパイダーやドライヤーの力をちゃんと生かして、エボルにダメージを与えていましたね。しかし、そんな善戦むなしく、結局戦兎はエボルに乗っ取られてしまうことに。ハザードレベルが6.2まで上がっただなんて、いつの間にそんなに強くなったんだ戦兎！？