お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『シン・ゴジラ』ちょっとした感想


映画館に向かうエレベーターに貼ってあったポスター





今回は、先週29日から公開が始まった『シン・ゴジラ』の感想記事です
 
 
赴任地が田舎と言いながらも、県内に何か所か上映館があったので観に行くことができた『シン・ゴジラ』。いやしかし、娯楽系のことに関しては田舎では苦労するなぁ…





今回の映画は、ゴジラシリーズに対して知識がほぼ全くない人でも十分に楽しめる映画。ゴジラが本来持っている背景を極限にまでシンプルにし、その分日本政府のゴジラという脅威に対する対応を中心に描いています
 
 
なのでこの『シン・ゴジラ』の映画のキャッチコピーであった「ニッポン対ゴジラ」というのは伊達ではなく、まさしくその通りでした
 
 
ゴジラの抱える背景に注目する人にとっては、ちょっと不満が残る出来かもしれませんね。


一部界隈からは政治的プロパガンダ映画要素も持つ映画と称されていますが、私としてはそんなことは全くないと思います。というよりも、この映画は「もし現代日本ゴジラが現れたら、日本はどうするか?ということをキチンと描いており、それが場の雰囲気に一層のリアリティを与えています


政府の対応も当初は後手後手。しかし不思議と無能さを感じないのは、視聴者の視点が政府からの視点になっていること、またその際において日本政府がとることのできる手段はどれか、そのうえで各々の手段がなぜできるのかできないのかをくどいくらいにしっかり説明しているからでしょう
 
 
これにより視聴者に対しても「○○○という根拠があるからできるのか」「×××という根拠があるからできないのか」ということが伝わり、それを理解することができるのです。
 
 
先述したように視聴者の視点が政府からの視点になっていることから、まるで視聴者自身もゴジラへの対応に参加しているように錯覚できます。これにより日本人が昔から好きな「善VS悪の構図」と似たようなものができ、本能的に観る者の娯楽性を刺激してくれるのです


私としてはこの点を今後『シン・ゴジラ』観る方々に注目してもらい、アドレナリン全開で楽しんでもらいたいですね
 
 
個人的にBlu-ray購入も視野に入れたいくらい興味深い作品でしたが、不満らしい不満は2つくらい。ゴジラがあまりにもキモすぎるのと、視覚聴覚ともに情報量が多すぎてライトユーザーなら頭がパンクしそうになるかも…というところですかね。
 
 
 
 
 
初動興行収入もなかなかのもので、好発進を切っているともいえる『シン・ゴジラ』。庵野総監督は「次回作は無い」と述べたようですが、有志たちが第2作目を作ってくれたらいいのになぁ~








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、1965年12月公開の映画『怪獣大戦争』主題曲「怪獣大戦争マーチ」です。


シン・ゴジラ』では旧作リスペクトということも含めて、一部描写や音楽に過去作へのオマージュor過去作音楽の使用なんてことも行っています。


特にこの「怪獣大戦争マーチ」は、終盤のシーンにおいて視聴者をかなり盛り立ててくれます。以前も紹介したような気はしますが、今回はまあ特別ということで、ご容赦くださいな。







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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