お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』で『世界忍者戦ジライヤ』に興味を持った人は爆忍ロケットマンの話を観てください

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そのタイトルからも明らかなとおり、「メタルヒーローシリーズ」の第1作である『宇宙刑事ギャバン』をモデルに作られている、『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』。序盤までは、言うほど明らかに過去のメタルヒーローオマージュはあまり多くはありませんでしたが、2クール目突入直前、追加戦士であるギャバン・ライヤや、インフィニティの追加装備であるギャバリオンドルネード等、歴代「メタルヒーローシリーズ」を強くオマージュしたデザイン等がよく出るようになりました。

 

さて、そんな中でも、ギャバン・ライヤのモデルとなっているのが、1988年放送『世界忍者戦ジライヤ』の主人公である磁雷矢(第二装着)。今までも『スーパーヒーロー大戦Z』や『ニンニンジャー』で登場していましたが、この『ギャバン インフィニティ』に登場したことで、改めて『ジライヤ』に興味を持った方も多いのではないでしょうか。

 

『ジライヤ』といえば、城忍フクロウ男爵や牢忍ハブラム等の個性的な世界忍者が知られており、また1年間4クール放送されていたため、全50話と多め。「興味があるけど、全話観るのはちょっと…」という人にオススメしたいのが、爆忍ロケットマンの登場回「小さな命に燃えた爆忍ロケットマン」です。

 

なお、『ニンニンジャー』における磁雷矢こと山地闘破ゲスト出演回と、『ギャバン インフィニティ』のギャバン・ライヤデビュー回の各放送当時の感想記事は↓コチラです。

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爆忍ロケットマンの回を観てほしい最大の理由は、私が磁雷矢以外の世界忍者で最も好きなのが、この爆忍ロケットマンだから。見た目は怪人のようないかにも怪しい見た目をしている彼ですが、実は当初から磁雷矢とは敵対しない(敵意を持っていない。ただし、敵の罠にかかって対決したことはある)味方の世界忍者の1人であり、その名の通りロケット(ミサイル)を使った攻撃が得意な世界忍者です。

 

「ロケットが忍術なのか?」という議論はさておき、この爆忍ロケットマンのキャラとしての魅力は、彼の背景。もともと米軍でロケット砲1つで相手を狙撃しまくって連戦連勝をおさめ、ベトナム戦争にも従軍してその戦果は留まることを知りませんでしたが、ある時期を境に、音信不通になって生死不明となります。そこには彼なりのアツいハートと優しさがあり、かつデビュー回ではそれらが明確に視聴者に向けては描写されている一方、闘破たちキャラクターには軽いにおわせのみにとどめられていて、「本当の理由を視聴者に感じ取らせる」描写を重視しているのがシビれるのです。

 

いやあ、この爆忍ロケットマンの話は初めて観たとき泣いて、今回この記事を作るために数年ぶりにTTFCで観たけど、やっぱり泣きましたね。この回、シンプルだけどドラマ構成と描写が素晴らしいですよ。

 

…と、私の好みばかり語ってしまいましたが、それ以外にも爆忍ロケットマンの登場回がオススメ出来る理由があり、それは、ギャバン・ライヤのモデルとなった磁雷矢(第二装着)がかなりの時間活躍するから。この回は磁雷矢(第二装着)が初登場した第11話から間もない頃のお話で、まだ磁雷矢(第二装着)の登場期間等にブーストがかかっていたことから、その活躍がけっこう描かれるんですよね。ドラマの都合上、本作の戦闘員に当たるカラス天狗との戦いがメインになってはいますが、エフェクト等にも細かなアクセントがつけられており、観ていて面白いです。

 

また、ストーリー自体も、少し前の東映特撮らしい、子供向けシンプルなものですが、「事件を引き起こしたのは本当に爆忍ロケットマンなのか?」・「犯人の要求を拒んだJR東日本の局長にゆさぶりをかけるため、娘を誘拐する」等、要所要所で捻りが加えられているのが、観る者を飽きさせません。

 

そうそう、この回が放送された頃(1988年4月下旬)は、まだJRが発足してから1年くらいしか経っておらず、今ではすっかり定着した京浜東北線の昼間の快速運転が始まった直後なんですよね。JRが会見を行うシーンで、その旨を示すポスターが貼られているのが、今となっては当時を強く感じさせる、貴重な資料になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?ギャバン・ライヤの登場にプラスして、この記事を読んだことで、爆忍ロケットマンひいては『世界忍者戦ジライヤ』に興味がわいてきませんか?ギャバン・ライヤのモデルとなった磁雷矢をはじめとする世界忍者のデザインは個性的で、挙句の果てには宇宙忍デモストや巨大ロボ(聖徳太子が作った埴輪)である磁雷神が登場するなど、荒唐無稽な展開もありますが、なかなかバラエティーに富んでいて、観てみるとかなり面白いですよ。

 

ナレーション「爆忍ロケットマン。彼はまさに、誇り高き世界忍者だった。だが闘破は、彼の背に、狙撃手としての誇りをはるかに超える、人間としての偉大な優しさを感じ取っていたのだった―

 

 

 

 

 

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