お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』第12話 ちょっとした感想

涙、涙のギャバンダイナミック(違

 

 

 

番組は変わって、『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』です。

 

感情に、涙に焦がれるからこそ、人々が悲しい涙を流すことは相ならぬ!今回は、刹那が主役かつ、彼が駆無と初めて出会うお話。ブシドーとライヤという和テイストコンビであることから、彼らのやり取りや戦闘での共闘に焦点が当てられるのかと思いきや、刹那のこだわる“涙”にその焦点が当てられており、印象に残るシーンが非常に多い一編になっていました。

 

お話自体はかなりプレーンなもので、東映特撮らしさを感じるシンプルな流れ。今回のメインゲストキャラかつ犯人であるゴーランの、涙に固執する理由や事情にもしっかり触れていたのはGoodでしたが、やや巻き気味だったのはちょっと残念でした。単純に、冒頭のギャグパートに時間を使いすぎたことが原因なので、このあたりをもう少し調整してくれていたら、なお良かったですね。

 

なお、前回(第11話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーゼッツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回の戦いを通して、駆無が仲間の必要性と重要性を痛感していた頃、多元地球Λ8018では刹那が、琉唯からの問いかけをキッカケに、自身が涙を流すことにこだわっていることを告白します。タマネギやあくび、強炭酸をもってしても涙のなの字も出ない中、琉唯のアドバイスをキッカケに、彼は涙を流すワークショップに参加することに。その会場に立ち入る直前、彼は偶然にも駆無と接触するのでした。序盤では、駆無の描写ののち、刹那と琉唯の描写に移行。ヒソオや怜慈との出会いを経て、自分に感情があるのではないかと思い始めた彼が次にこだわっていたのは、涙を流すことでした。中盤以降やや重い空気のドラマが展開されるため、序盤はコメディタッチな描写が散見されるように。刹那のクソマジメさが斜め上の方向に出てしまっていたのは面白かったですが、あれだけ怜慈のギャバン道を信奉しているのなら、「涙を物理的な作用で流すよりも、感情の発露で流したほうがいいんじゃないか」っていうことに、琉唯に指摘される前に気づくべきだよね…。こうした過程を経て、刹那は涙を流すワークショップに参加することに。ここで、この地球のギャバンを探しに潜入していた駆無と接触しますが、お互いギャバンだとは気づかず、なんなら刹那は駆無を「壁抜け愛好家」だと思い込んでいました。あまりにも予想外の唐突な邂逅。壁から出てきたのを「面妖な!」と驚いているのに、「壁抜け愛好家かな」と妙に納得してしまう刹那の思考回路が、これまた笑えます。

 

ゴーランの主催するワークショップに、真剣に取り組む刹那。しかし、ゴーランが参加者らに何か細工をしていることに気づき、彼がそれを指摘すると、ゴーランは地下室に逃亡します。その逃亡先の地下室では、駆無と怜慈が閉じ込められた人々を発見しており、ゴーランはネガエモルギアの力を使って逃走。一切の痕跡を残さず立ち去りますが、ここで駆無の忍法がプラスに働きます。彼の力で、ゴーランのアジトを特定した怜慈たちでしたが、同時にゴーランの抱える事情も知ることになり―。中盤では、ゴーランのワークショップと、それに隠されたネガエモルギア犯罪と彼の事情が描写。ゴーランは涙を集めるために、ワークショップを隠れ蓑にネガエモルギアを使用し、人々を監禁していましたが、その理由は金儲け等ではなく、病身の妻のためでした。犯罪者側にも斟酌すべき事情があるというのは、ギャバン・ルミナス/喜輝たちのデビュー回(ペットを殺された復讐)以来かと思われますが、描写としては唐突感はあったものの、そのときよりも感情移入しやすい構造になっているのがGood。また、これに対し駆無が、真っ先に「それでも罪は罪」とバッサリ返していたのも好印象でした。単純にバッサリ返しているだけなら、非情な感じがしますが、ここでの彼の声色には、「事情は分かるけども犯罪だから許すことは出来ない」というニュアンスが込められていたように感じたんですよね。偶然かもしれませんが、駆無の中にある優しさもキチンと表現できていたシーンであると感じました。

 

やむにやまれる事情はあれど、罪は罪。ゴーランの話を聞いたのち、駆無はそれを指摘しますが、これを聞いてゴーランは逆上。エモンズ・パウンドを出現させて再び逃亡してしまいます。エモンズ・パウンドは怜慈と駆無がギャバン・インフィニティとギャバン・ライヤに蒸着して応戦し、刹那はゴーランを追跡の末追いつめますが、ゴーランの訴えや、追ってきたエモンズ・パウンドの攻撃を受けることに。しかし刹那は屈さず、ギャバン・ブシドーに蒸着して、最後はインフィニティのアシストを受けつつ、エモンズ・パウンドを一刀両断。事件は解決しゴーランは逮捕されますが、そこには刹那なりのはからいがありました。終盤では、エモンズ・パウンドとの戦闘とゴーランの追跡が描写。ライヤが登場してまだ間もないため、彼の活躍もしっかり描かれていましたが、それよりも刹那とゴーランのやり取り、そしてブシドーの戦闘に重きが置かれていたのがグッときましたね。ゴーランの問いかけに対し、否定も肯定もせず、それよりも「涙にこだわるからこそ、他人の悲しみの涙は見たくない」という旨返す刹那のセリフも、いいセンスだったよなぁ。まあ、ゴーランの問いかけに答えていないと言われれば、そうだけど…。そんな刹那は、ブシドーに蒸着後、インフィニティからギャバリオンレーザーのアシストを受けて勝利。ギャバリオンレーザーの力をギャバリオンブレードに宿して、「これでレーザーブレードだ!」としてギャバンダイナミックのような技で倒すなんて、演出としてよく考えたなと感心しましたよ。前回に続き、今回も『ギャバン』オマージュがにじみ出ていましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンキーを残して、喜輝が姿を消した。何者かに誘拐されたのだ。刹那のときと同じく、この地球のギャバンを探しに来ていた駆無と接触した寿は、彼と共に喜輝を探すが、見つけ出した彼女の様子はどこかおかしい。喜輝に何が起こったのか?そして彼女を元に戻せるのか?

 

次回は、今回同様駆無が別の多元地球のギャバン=喜輝と接触するお話に。ギャバンが誘拐されるなんていろんな意味で一大事であり、単なるギャグやネタで片づけるにはいささか大きなトピックですが、どんなドラマ展開になるのでしょうか?その料理の仕方が、楽しみです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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