お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

高野山に挑むステンレスカーを追う。南海高野線浅香山駅付近

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今回は、9月4日(木)に敢行した、南海電鉄高野線浅香山駅付近での撮影レポートです。

 

JR大阪環状線の野田から内回り列車に乗車し、新今宮で下車。そのまま南海高野線の各停に乗り換え、浅香山に到着したのは、12時7分のことでした。

 

なお、この前に野田駅で敢行した撮影レポートは↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、過去天下茶屋駅にて敢行した、南海高野線の撮影レポートは↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

※今回掲載の画像は、サイズ変更のほか、一部画像では諸々の加工を行っています。また、立ち入りが許可された安全なエリアから撮影していることを申し添えます。

 

 

 

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浅香山は、特急停車駅の天下茶屋を出て各停で6駅目であり、主要駅である堺東の1つなんば方にある駅。落ち着いた雰囲気の流れる、住宅街の中の橋上駅ですが、近くに大学のキャンパスがあるため、ある程度の需要が常にある駅でもあります。

 

南海高野線は、本線との分岐駅である岸里玉出を出たあと、高架を下り小刻みにカーブを描きながら南下していきますが、この浅香山を出て堺東方に進むと、しばらく直線区間に。ここに至るまでも直線区間はいくつかありますが、線路とスレスレすぎたり、道路が細すぎたり等危険なところも多く、Googleマップで慎重に検討した結果、この浅香山駅を少し出た浅香山2号踏切踏切が、比較的安全でゆったり撮影できるかなと思われたので、ここで撮影を敢行することにしました。

 

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では、撮影してみましょう!

 

南海高野線は、泉北線(旧泉北高速鉄道)の和泉中央方面への輸送も担っているため、ややアンバランスなダイヤ。優等列車区間急行と準急が中心であり、その間に特急こうや快速急行・急行が、それぞれ1時間または30分に1本走る形になり、各停はこれらの合間を縫って、12分に1本の間隔で走っています。

 

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まずは、日中ダイヤにおける最優等種別である特急・快速急行・急行から。大阪都市圏のベッドタウンである和歌山県橋本市北部の林間田園都市駅を越えて橋本・極楽橋方面に向かう種別であり、特急こうやは平均2時間に1本、快速急行は1時間に1本、急行は30分または1時間に1本のみ。種別名はオーソドックスなのに対し、本数はかなり限られている形になります。

 

特急こうやは、運用車両に制約があるので仕方ないとして、急行くらいは30分に1本の運転にしてもいいと思うんだけどなぁ。急行と、それよりも圧倒的に運用の多い区間急行の差は、北野田-金剛間の2駅に停まるか否かの違いなので、いっそ急行と区間急行を統合して新生の急行にしてもいいような気がしますが―そうはしていないということは、何か事情があるのでしょうね。

 

そんなこれら最優等種別は、浅香山を通過していきますが、なんば方がカーブを描いているため、ある程度減速しながら侵入し、駅を出たあたりからスピードを出し始める運転になるため、非常に捉えやすいのがこの撮影地の利点。各種別バッチリ撮影出来ました。特急こうや21000系のスタイリッシュさと、一般列車運用に就く古豪6300系等、それぞれに強い魅力がありますよね。

 

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また、急行においては、2扉車の2000系も運用に入っているのにはびっくりしましたね。車両長と扉数の関係から、本線の普通系統に実質的に追い出されていたはずですが、調べてみると、今は逆に本線を追い出されてごく一部が高野線で生き残っているんですね。

 

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続いて、区間急行と準急。準急が泉北線直通専用種別なのに対し、区間急行はそれにプラスして、林間田園都市までの高野線中百舌鳥以南の運用も担当。そのため、日中時間帯は準急が1時間あたり2本なのに対し、区間急行は1時間あたり林間田園都市ゆき3本+泉北線直通3本=6本の運行。単純に各停よりも本数が多いだけでなく、20分に一度、林間田園都市ゆきが来た数分後に泉北線直通が続行する運用があるため、まさに区間急行は高野線におけるもっともポピュラーな種別と言えるでしょう。

 

こういう風に書くと、かなりアンバランスなダイヤが組まれているように感じますが、中百舌鳥以南で考えると、泉北線方面が準急を加味して1時間あたり5本でほぼ12分ヘッド、林間田園都市方面が快速急行or急行を加味して15分ヘッドになっているので、なんば-中百舌鳥間はそれらが合流していることから、一見すると合理的でないダイヤに見えるだけなんですよね。重複区間がそこそこありますが、この区間区間急行と準急が共通する停車駅は、新今宮天下茶屋・堺東と、乗降人員の多い主要駅ばかりなので、列車が多くても一定数以上の需要はキチンと確保できるのでしょう。

 

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そんな区間急行と準急の運用には、急行等と同じ高野線の車両の他、旧泉北高速鉄道の車両も担当。最も運用に就く車両が多彩であるほか、まだ大部分の泉北車が南海の塗装に変更になっていないため、従来の泉北車の活躍を捉えることが出来ました。最新形式である9000系も来てくれて、嬉しかったですね。

 

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しっかし、旧泉北車の5000系は、本当に撮影しにくいですね。シャッタースピードをかなり落とさなければ、フルカラーLED表示幕を切れてしまう仕様になっており、今回も今一つ満足のいく写真が撮れませんでした。もっと腕を磨かないとな…。

 

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最後に各停。こちらは高野線系統のみの運用であり、上述した通り1時間あたり5本設定。基本的に金剛ゆきと河内長野ゆきがほぼ交互に設定されており、余りの1本につき、各行先から数駅進んだ折返し設備のある千代田or三日市町止まりとなっています。

 

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こちらは、オーソドックスな南海車が運用に入ってるという感じで、最も南海高野線らしさを感じられてGood。編成数も、4両や6両とバリエーションに富んでいましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、南海高野線の撮影は「こうや」の撮影がメインだったので、1時間ちょっとで切り上げて、時間は13時20分過ぎ。ここから別の場所に移動し、昼食ののち最後の撮影地に向かいました。

 

では、次回以降は、この日敢行した最後の撮影を取り上げることにしましょう!

 

 

 

 

 

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