
今回は、9月3日(水)に訪れた、現在開催中の大阪・関西万博のレポート前編です。
日本では、2005年の愛知万博(愛・地球博)以来の開催となる万博。この国際的なイベントが、三度国内で、しかも再び故郷大阪で開催されるというからには、是非行きたいと思い、夏休みの帰省を利用して訪問してきました。
なお、この直前、大阪メトロ中央線弁天町駅で撮影した際のレポートは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
※今回掲載の画像は、サイズ変更のほか、一部画像では諸々の加工を行っています。また、立ち入りが許可された安全なエリアから撮影していることを申し添えます。
①入場まで
弁天町駅から西九条駅を経由して、大阪環状線とゆめ咲線を乗り継ぎ、桜島駅に7時5分に到着。そこから、駅前のシャトルバス乗り場に並び、シャトルバスには7時55分頃乗車。万博西ゲートに到着したのは、8時15分すぎのことでした。
桜島駅は、私のイメージだとユニバの最寄り駅であるユニバーサルシティ駅を越えた先にある古びた終着駅という感じでしたが、万博開催に合わせてリニューアルされたことで、その様子は一編。万博用臨時出入口も併設した、きれいな駅舎に建て替わっていました。ただ、私が到着したときは朝早すぎたので、まだ臨時出入口が開いておらず、ちょっと遠回りして改札外に出るルートになっていたのは、ちょっと難点でしたね。
そんな桜島駅から、万博西ゲート方面へのバス乗り場はすぐそこ。事前に時間帯別に専用予約サイトから予約するシステムになっていたことから、優先的に乗れる人員がある程度決まっていたため、その時間帯内での乗車順が先着順になっていたものの、特に大きな混乱は生じていませんでしたね。それよりも、夢洲駅の東ゲートからの入場を早々に回避し、当日精算でバスに乗ろうとしている列のほうが大変そうだったなぁ。あの人たち、結局いつバスに乗れたんだろう…?
バスは7時45分頃から、複数台でピストン運行。7時台のバスは、この日の8時台のバスの事前予約が満員なった8月中旬とほぼ同時期に増設されたことから、8時台乗車のチケットを持っていれば乗れるように配慮されていました。大量の人員を輸送しなければならない状況ですが、通勤ラッシュ時のように出来るだけ多く人間を詰め込むのではなく、バスの定員に即してちゃんと指切りしてバスに乗せていたなという印象。これにより、1台あたりの乗車人員が、詰め込む場合よりも少し減ってしまいますが、特に混乱は起きておらず、割とスムーズに流れていました。
バスに乗り込むと、そこから万博西ゲートまでは20分程度。道路の構造の都合上、万博会場をぐるっと回って西ゲートにたどり着く形になるため、そこそこ時間がかかりますが、終盤の行程で万博会場がはっきり見える形になっており、これが乗る者たちに万博への期待を高まらせるような形になっていて、逆にこれはアリだなと感じました。また道中では、地元では「ほとんど何もない埋立地」ということで知られる舞洲や、「大阪市負の遺産」の1つと揶揄される咲洲庁舎が見えるのですが、どちらも万博開催により一時的に人通りが多くなる or 見られる機会が増えたことから、なんだか尊厳を取り戻してどこか誇らしげに感じられました。

そして、たどり着いた万博西ゲートは、こんな感じ。混雑が激しく芋の子を洗うようであり、また入場ゲート付近までは屋根が一切ないため、確かに夏場は対策をしなければかなり過酷な環境だろうなぁという感じでした。埋立地であるがゆえ、海風が吹くと涼しいんだろうなとは思いましたが、人が多すぎて吹いたかどうかすらわかりませんでした。
そんな大混雑の中、とうとう9時になると同時にゲートが開門。入場時には手荷物検査が必須であるため、かなりもたつくのではないかと予想していましたが、ゲートそのものを30個用意し、検査は空港の手荷物検査場のような仕組みにしていたため、ほとんど詰まることはありませんでした。人が多すぎてちょっと設備が追い付いていなかったり、スマホも手放して手荷物検査をした後に、そのスマホからアクセスしてチケットチェックをしたりする仕組みであることから、「待たない万博」の理想からはちょっと外れてしまっていましたが、それを実現しようとしていたことは、確実に感じ取れましたね。
②実物大ガンダム像/ベルギー館

事前予約にすべて外れたため、万博を楽しむためには、いかに先着順のパビリオンに早めに並んで入場するかと、当日予約のサイトとにらめっこしながら空いた枠を予約するのが鍵。当日予約は入場10分後しないと予約できず、また一番見てみたかったイタリア館が大混雑で並ぶ余地すらなかったことから、GUNDAM NEXT FUTURE PAVILIONの実物大ガンダム像を見学したあと、イタリア館の隣にあるベルギー館に並びました。

この時点でベルギー館にも列が出来ていましたが、5分程度で入場。「そんなに人気が高いわけではないのかな」と思っていましたが、退場後数時間待ちの列が出来ていたことから、単に自分の運が良かっただけでした。あとから調べると、ベルギー館も人気高めのパビリオンだったようで、ここにスルッと入れたのはラッキーでしたね。



そんなベルギー館は、今回の万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿って、自然の豊かさを感じさせるブースや、プロジェクションマッピングで医療技術をAI等で高めていることが説明されるブースが中心。義肢の生産にも言及されており、ベルギーがこの方面でも高い技術を有しているとは知らなかったので、かなりためになりました。やっぱり、医療と言えばドイツのイメージが強いからさ…。
③コモンズB館

ベルギー館を出て続いて向かったのが、コモンズB館。コモンズ館はA~Fまであり、Eを除いて、単体でパビリオンを出していない多くの国一堂に会しているパビリオン。そのため、1つの館だけで数十か国を一気に楽しめる、ある意味お得なパビリオンです。
ちなみに、コモンズB館にある国は、エチオピア、カーボベルデ、ガイアナ、ガンビア、コートジボアール、ザンビア、シエラレオネ、ジプチ、ジャマイカ、ジンバブエ、セントビンセント及びグレナディーン諸島、ソマリア、タンザニア、チャド、中央アフリカ、ツバル、ドミニカ共和国、ナウル、ハイチ、パラグアイ、東ティモール、フィジー、ベナン、ミクロネシア、モーリタニア、レソトの計26か国でした。




1つ1つの展示は、大小差はあれど、少し広めのワンルームマンション程度の大きさですが、やはり多様な国の文化に触れられるのが魅力的。ソマリアのような、外務省から実質的に渡航禁止勧告が出ており、この先どれだけお金持ちになっても行けないような国も出展しているのですから、コモンズ館はある意味最も万博らしいパビリオンと言えるかもしれません。
そんな、多種多様な展示が楽しめるここですが、どの国も自国の威信をかけ、「自分たちはこれだけやってるんだぞ、すごいんだぞ」ということを猛烈にアピールしているのが強く印象に残りましたね。各国の文化とともに自国への愛も感じる、非常に貴重な体験でした。
④モザンビーク館

ベルギー館に並んでいるときに日本館の当日予約が取れ、コモンズB館の次に行こうと思っていたコモンズA館を回っても少し時間が余るな…と思っていたときに聞こえてきた、「ココスズシイヨ、スグハイレルヨ」という陽気な声。それは、コモンズB館の向かい側にあるモザンビーク館の担当者のものであり、どちらにせよモザンビーク館も訪問するつもりであったことから、いい機会だ先に行こう!ということで、ここに入場しました。

モザンビークは、アフリカでも南方に位置している国。私も名前とマダガスカルの近くにあることくらいしかイメージがなかったのですが、中に入ると、大きな帆船の模型のほか、AI技術や医療技術の研究を紹介しており、伝統と未来が共存しているようなパビリオンに。特に、ブースの一部を丸々割いて、自国にて先進的研究をしている若者たちを詳細に紹介しているのを見ると、このモザンビークという国が、本気で研究開発に取り組み、世界に打って出ようとしていることがよくわかりました。
訪問した観光客の多くが、帆船模型の周りで座って涼んでいましたが、そんなのんべんだらりとしていられる状況ではありませんよ。「日本も先進国だからと甘えておらずに、頑張らなければならないな」と強く感じましたね。
さて、私の万博訪問記はまだまだ続きますが、キリがいいので今回はここまで。次回は、当日予約が唯一取れて入場できた日本館や、大屋根リングを取り上げます。
いやあ、記事を書いてて改めて思ったけど、万博はもう1回行きたいなぁ。でも、もう現時点で最終日まで全て満員という情報が出てるから、どう頑張ってももうムリだろうな…。
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