
今回は、『機動戦士ガンダム00』の感想記事第3回目です。
ソレスタルビーイングの活躍により、実際に少しずつ減っていく紛争。その代わり増えたのは、ソレスタルビーイングそのものを狙った新たなる戦いでした。今回ご紹介の3話では、ソレスタルビーイング自体が槍玉に挙げられたり、襲撃を受けたりするお話が増加。他国間同士の紛争に介入する第三者的立ち位置だったはずの刹那たちが、じょじょに世界の戦局の中心へと引きずり出されてきているような印象を受けました。まあ、そうなることも見越して、彼らは活動していると思うんだけど―。
なお、前回(第4~6話)の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
1-#07「報われぬ魂」
2007年11月17日放送
登場した敵他:AEUイナクト、AEUヘリオン、

「俺は降りない。エクシアから降りない。俺は、ガンダムマイスターだ。」
STORY:アリーの駆るAEUイナクトの前に、過去の記憶がフラッシュバックし苦戦する刹那だったが、間一髪ガンダムエクシアの出力を上げ反撃に転じたことで、窮地を脱した。その後、モラリア共和国の軍本部を急襲したソレスタルビーイングは、わずか5分で沈黙させ、モラリアの軍事行動はソレスタルビーイングの勝利に終わる。しかし、刹那たちに安寧のときは訪れない。今度は世界各都市で、彼らへの挑戦ともいえる同時多発テロが発生したのだ。
前回より続く、モラリア共和国を舞台にしたお話の後編。前半では刹那とアリーの因縁や、ソレスタルビーイングのモラリアへの勝利が描かれるなど、戦闘シーンが多かったぶん、後半はドラマ重視の攻勢になっていました。終盤では、ソレスタルビーイングへの挑戦ともいえる同時多発テロが発生し、どちらかと言えば今まで仕掛ける側だった彼らが、逆に仕掛けられる側になっているのが興味深いところ。刹那の言う通り、これに対しソレスタルビーイングは、積極的に介入していくのでしょうか。
前回、アリーの乗るAEUイナクトと対峙した刹那/ガンダムエクシア。すぐに彼らは激突しますが、自分に対して戦術を教えてくれたアリーの前に、さすがの刹那も苦戦します。戦いの中で過去の記憶がフラッシュバックする中、彼が初めて人を殺した瞬間を思い出したとき、ガンダムエクシアの出力が上がってAEUイナクトを押し返すことに成功。刹那はアリーにコクピットから出てくるよう要求し、自らもヘルメットを被ったまま出て行って対峙しますが、そのときロックオン/ガンダムデュナメスの銃弾が彼らの間をつんざくのでした。序盤では、前回の続きとして、刹那とアリーの戦闘が描写。彼らがクルジス共和国で関わりがあったことは、前回におわされていましたが、今回、刹那が少年兵になるためにあらゆる術を教え込んでいたのがアリーだったということが判明します。ここの演出で興味深いのは、こうしたことを一切両者に語らせず、戦闘シーンと、その合間にはさまれる刹那の回想でそれを表現していること。これにより、その事実をドラマチックに表現しているほか、アリーが刹那に初めて殺しを教えた人物であるとして、より詳細な情報を組み込むことに成功しています。そんな、言うなれば師匠にあたる人物と戦うことになった刹那は、苦戦を強いられますが、アリーの指示で初めて人を殺した際の記憶がよみがえったとき、感情が高ぶってガンダムエクシアの出力が増大。これによりアリーのAEUイナクトを押し返します。その後、アリーにコクピットから出てくるよう要求し、自らも出て行って銃を突きつける刹那。彼がアリーに銃口を向けるのは、単に今は敵だからなのか、それともクルジス共和国時代の恨みの積み重ねの結果なのか―?
刹那の独断行動によるハプニングがあったものの、スメラギは作戦の続行を決定。渓谷を経由させ、モラリア共和国の軍本部までガンダムを進めます。完全に不意打ちを食らったモラリア側は、用意していたモビルスーツを前期出動させますが、刹那たちの敵ではなく、ものの5分程度で全滅。対抗手段を失ったモラリアは、ソレスタルビーイングに対して降伏し、非常事態宣言を出してからわずか5時間程度ですべての戦闘の決着がつきます。Aパート後半では、ソレスタルビーイングによるモラリアの軍本部の襲撃が描写。軍本部ということで、いくら刹那たちの攻撃が不意討ちだったとはいえ、ある程度の防御力を備えているはずでしたが、用意していたAEUヘリオン等はものの5分で全滅させられてしまい、モラリアは降伏を余儀なくされます。ここでのガンダムたちの活躍は目覚ましいものがあり、特にガンダムエクシアは、前半でのピンチシーンを払拭するかあのようなスピーディーな攻撃を披露。相手もAEUイナクトの1世代前の機体であるAEUヘリオンだったので、刹那たちの敵ではありませんでしたね。しかし、モラリアはPMCで成り立ってる国家なんだから、もう少し傭兵部隊に増援求めてもよかったんじゃないかなぁ。まあ、刹那がアリーと戦っている時点で、全体の戦力の半分超が削がれていたみたいだから、仮に増援呼んでも来れなかったかもしれないけど…。
モラリア共和国の降伏がどのような影響を及ぼすか、超大国が考察を進める中、刹那たちはミッションを終え合流地点に帰還。当然、その直後刹那に対する独断行動への追及が始まりますが、刹那自身はその理由について一切語らず、また強い信念をもって、ガンダムエクシアから降りることを拒否します。ロックオンの鉄拳や、ティエリアの銃口を前にしても、決してアリーとの因縁を語らなかった刹那。ここで彼が放った一言が、「俺は降りない。エクシアから降りない。」というのが、とても彼らしいなと感じました。ガンダムエクシアにゾッコンなのは間違いない一方、戦闘狂というワケでもない刹那が、ここまでガンダムに惹かれる理由は、何なのでしょうか。このあたりも、のちのち明かされていくのでしょう。
モラリア共和国の降伏のニュースを聞き、ソレスタルビーイングの行動にさらに戸惑いを覚える沙慈とルイス。彼らは街を歩いていると、突然バスが爆発します。原因は仕掛けられた時限爆弾にあり、東京含む世界7都市で同時に発生。イアンからの情報で、それが同時多発テロだと刹那たちが直感した直後、犯人と思われる謎のグループから、ソレスタルビーイングへの挑戦ととらえられるメッセージが届きます。発生した事態はテロであって戦争ではないことから、ロックオンたちが介入の要否に頭を悩ませる中、刹那が発した一言は―。終盤では、東京を含む世界7都市で、同時多発テロが発生。正体不明の犯行グループの要求は、ソレスタルビーイングの活動停止でした。冒頭述べた通り、ソレスタルビーイングが初めて仕掛けられた側になった(モラリアの件もそうだが、こちらはスメラギ等が相手の罠だと気付いていた)のは興味深いですが、ここで気になるのは、犯行グループの要求が本心なのかということ。ソレスタルビーイングは武力紛争に介入する組織だから、一般人が傷つけられるだけのテロは、介入するかどうか微妙なラインなんですよね。犯行グループのこの要求は、本当に本心なのかな?そして、この事件に対し、ロックオンたちが介入の要否に迷う中、刹那は介入を進言。テロもまた紛争であると捉える彼の考えも一理ありますが、どうなんだろう―?
1-#08「無差別報復」
2007年11月24日放送
登場した敵他:シュウェザァイ、AEUヘリオン、ユニオンフラッグカスタム、ユニオンフラッグ

「話している間にも、人は死ぬ。クルジスを滅ぼしたのは、アザディスタンだ。」
STORY:世界7都市で発生した同時多発テロ実行犯の正体は、「国際テロネットワーク」という団体だった。これには裏があると考えたソレスタルビーイングは、調査の結果次のテロ発生地点の予測に成功し、刹那が犯人を追う。残念ながらここでは犯人を取り逃がすも、その情報をもとに国際テロネットワークの正体が暴かれ、また刹那はマリナとの接触という重要な経験をした。ソレスタルビーイングに挑戦する謎のテロ組織の正体とは、一体何か?
前回発生した同時多発テロに対し、ソレスタルビーイングが調査を進めその犯罪組織を叩き潰す単発回。ドラマの流れ自体はシンプルですが、刹那がマリナと接触しある種の因縁があることが判明したほか、超大国群のソレスタルビーイングに対する態度が少し変わる等、ストーリー的にも外せない一編になっているのが、面白かったですね。ただ、ロックオンがテロに対するトラウマがあるとさんざんにおわされているのに、核心を突く描写がほとんどなかったのは残念でしたが―、まあこれはおいおい描写されるのでしょう。
前回、世界7都市で発生した同時多発テロ。ソレスタルビーイングの活動停止と武装解除を求めるその実行犯グループは、「国際テロネットワーク」を名乗り、市民の中には、反ソレスタルビーイング感情が高まっていました。このことを看過できなくなったソレスタルビーイングは、国際テロネットワークの調査を開始。実働部隊である刹那たちやスメラギたちは、待機せざるを得なくなりますが、その間王留美らエージェントたちは、必死に情報をかき集めていました。序盤では、まず敵の素性を知らなければならないということから、実働部隊である刹那たちの活躍の描写は抑えられ、そのぶん留美たちの活躍が多く挿入。今までも何度も劇中に登場し刹那たちをアシストしてきた彼女でしたが、ここまで大々的にクローズアップされるのは、今回が初となりました。世界各地の情報だけでなく、諜報機関の情報収集状況までをも確認してしまう留美たちは、さすがエージェントといったところ。でもさ、それに対して、待機している間海で遊んでるスメラギたちってどうなのよ?確かに、情報がなければ行動が出来ないし、国際テロネットワークを倒した後は宇宙に戻らないといけないから、地球を今のうちに堪能しておきたいって気持ちはわかるけどさ…。
予測の結果、テロ発生の可能性の高い4か所に待機することになった刹那たち。終わりの見えない待機時間が続く中、スコットランドに潜伏する刹那は、不審な熱源を感知し、その後実際にテロの発生を確認。留美たちの指示を受け、犯人が乗っていると思われるクーペを追撃します。しかし、予想以上の重装甲で仕留めきれず、取り逃がした上に現地警察に目を付けられることに。万事休すかと思われた彼を救ったのは、意外な人物でした。留美の集めた情報や、スメラギの予測をもとに、4地点で待機することになった刹那たち。この予測はドンピシャリで、刹那が付近で発生したテロの現場に駆け付け、犯人は乗っていると思しきクーペを追いかけます。Aパート後半では、刹那のテロとその犯人への対応が中心に描写。彼はどこかから調達したであろうバイクでクーペを追いかけますが、そのクーペは完全防弾仕様であり、攻撃がはじかれたうえ、あまりにもハデな行動をしてしまったため、現地警察に目をつけられてしまいます。あのクーペの異常なまでの重装甲っぷりは確かに想定できなかったとはいえ、刹那はそれなりに人や交通量も多いところで銃をぶっぱなしすぎ。そりゃあ警察の目にも留まるだろうよ…。そんな刹那は背後からホールドアップさせられるも、意外に逃げるそぶりを見せず突っ立ったまま。どうすべきか考えを巡らせているうちに、イギリスを訪問しており、先ほど偶然彼の追跡劇を見ていたマリナがやってきて、自分の関係者だと言って警察を遠ざけます。素性もわからない刹那に、かなり肩入れしてくれたマリナ。その明確な理由は最終的には明かされませんでしたが、隣国の出身どうしということあって、同郷のにおいというか、雰囲気を感じたのでしょうか。
マリナに救われ、彼女の希望で、1対1で橋の上で話し合う刹那。マリナが、自国のことや平和の願い、そしてソレスタルビーイングへの批判を語る中、刹那はポツリポツリと自分の本当の過去を語り始めます。良かれと思って言ったことがすべて裏目に出て、マリナが動揺する中、刹那はついに自分のコードネームとガンダムマイスターであることを吐露。マリナは衝撃のあまりその場に崩れ、去っていく彼を追いかけることが出来ませんでした。Bパート前半では、刹那とマリナの会話が中心。自分なりに国の発展と世界平和を願い、そしてソレスタルビーイングを嫌悪するマリナでしたが、刹那が彼女に同意することは、最後までありませんでした。自国のために考え行動しているマリナですが、幼い頃から少年兵として戦い、幾多の死地を潜り抜けてきた刹那にとっては、甘い考えだと感じたのでしょう。いくらマリナが倫理的に正しいことを言おうとも、「でも、今この瞬間にも戦争で人が死んでいる」と、今戦争により人が死ぬことを止めたいという強い意志が、刹那の考え方を如実に示していると言えます。しかしその一方で、彼女の発言を全否定せず、最初は偽名を名乗っていたのに最終的に素性を明かすという行動をとっているのも、今回の彼の面白いところ。行動だけ見ると確かに軽率ですが、マリナに対して色々と思うところがあったがゆえの行動でしょう。マリナは刹那たちと絡む機会がなさそうに思えたけど、今回で一気に接近したし、また近々再会するときがありそうな気がします。
留美の部下たちが確保した、クーペで逃亡した実行犯、そしてネット上に流出した機密情報から、国際テロネットワークの正体が、自然懐古主義ラ・イデンラであることが判明。その潜伏先も特定され、刹那たちガンダムマイスターらに行動指示が下ります。刹那たちは各地に飛び、現地のラ・イデンラと交戦。一部ではAEUヘリオンやモビルアーマー:シュウェザァイを繰り出してくる等の抵抗に遭いますが、刹那たちはこれを排除し、ラ・イデンラをほぼ壊滅に追い込むことに成功するのでした。終盤では、留美の調査等が実を結び、国際テロネットワークの正体が判明。拠点4か所も判明したことで、刹那たちがガンダムでそれらを叩き潰しに行きます。犯行グループであったラ・イデンラは、自然懐古主義団体とのことですが、武器弾薬はもちろん、モビルスーツやモビルアーマー、そして戦艦まで持っているなど、PMC並みの様々な装備を持っているなかなか過激な団体。本当にただの自然解雇主義者たちの集まりだったのか、これ?そんな彼らに対しては、ガンダムエクシア/刹那が若干モビルアーマー:シュウェザァイに苦戦したものの、それを除けばそこまで苦なく勝利。スメラギたちは相手を倒したと同時に、今回の戦いにもう1つの手ごたえを感じていました。今回のラ・イデンラの特定に役立ったのは、世界各国が流した機密情報。各国単位だと、他国に潜伏しているテロ組織は主権の問題等で手出しするのが容易ではありませんが、ソレスタルビーイングのような組織であれば、そうしたことはお構いなしにできるため、わざと情報を流出させソレスタルビーイングが攻撃するよう仕向けたのでした。一見すると超大国群に利用されただけのように見える構図ですが、彼らにとってソレスタルビーイングに使い道があると痛感させたのは、今後の世界情勢を変化させそうな予感がします。
1-#09「大国の威信」
2007年12月1日放送
登場した敵他:ティエレンタオツー、ティエレン宇宙指揮官型、ティエレン宇宙指揮官型

「私の予測が外れたというの!?そんな!もう間違わないと決めたのに―!」
STORY:超大国群の一翼を担うユニオンやAEUが、自国領域内で武力介入をしない限りソレスタルビーイングに先制攻撃は行わないとした一方、人革連は、ガンダムの鹵獲を狙い、セルゲイの指揮のもと大規模な作戦が開始された。都合の悪いことに、ちょうど各ガンダムの修理に入っていたソレスタルビーイングは、敵の作戦に気づくのが遅れ、ギリギリの対応を迫られる。スメラギとセルゲイ、2人の指揮官の駆け引きの勝敗の行く末やいかに。ソレスタルビーイングは、この難局を乗り越えることが出来るのか。
今まで相手に知られずに軍事介入および攻撃を行ってきたソレスタルビーイングが、初めて敵側にやられることになる一編。この手の秘密組織は、隠していた本部や拠点が襲撃されるというお話が挿入されることが多々ありますが、『00』もその1つとなりました。お話のフォーマット自体は確かによくあるパターンですが、ソレスタルビーイング側と人革連側が、互いの次なる一手を読みつつ、心理的に一進一退の攻防をしているさまがしっかりと描かれており、最後までハラハラドキドキさせられるお話になっていましたね。
ソレスタルビーイングが初めての軍事介入を行ってから、4か月超。好む好まざるを問わず、その存在は人々にとって日常となり、戦争根絶という願いは同じなものの、その存在の行程はと否定派に分かれていました。超大国群については、モラリア共和国での戦闘以降大規模な軍事介入が起きていないことから、ユニオンやAEUは領域内での軍事介入がない限りは先制攻撃を行わないことを発表。対する人革連は、ソレスタルビーイングの持つガンダムを狙い、大規模作戦を敢行しようとしていました。今回は、OP後にときどき挿入されるナレーションがやや長め。これにより、今回のお話の前提となる流れを解説し、その後人革連のセルゲイたちの描写へと移行していきます。ソレスタルビーイングについて、ユニオンやAEUが、自国のこと以外は我関せずとしたのに対し、目の敵にして何としても叩き潰そうとしているのが人革連。しかし、実際に彼らが求めていたのは、ソレスタルビーイングの壊滅よりも、彼らの持つガンダムとその技術でした。何かに乗じてこの手のものをちゃっかり自分のものにしてやろうという魂胆が、人革連の中心国である中国っぽいなという感じ。『00』においては、最初にガンダムエクシアに攻撃され恥をかかされたAEUも同じような発想になりそうな気がしましたが、意外にユニオン同様大人な対応を見せましたね。もっとも、腹の底ではないを考えているかわかりませんが…。
アザディスタンではマリナが国連大使のアレハンドロ・コーナーと面会し、沙慈がスペインからやって来たルイスの母と初めて対面していた頃、セルゲイの指揮する人革連の大規模作戦が開始。ちょうどこのとき、プトレマイオスでは各ガンダムがメンテナンス中であり、クルーたちも基本的に敵の襲撃はないことから、気持ちにスキが生じていました。クリスティナが夕食をとって艦橋に戻ると、敵の放った小型通信衛星の存在に気づき、スメラギたちに情報を共有。スメラギはその物量作戦から、人革連の仕業であると推測します。Bパートがセルゲイの作戦への攻防が中心となるため、その他のドラマはこのAパート後半に凝縮。今まで、ソレスタルビーイングの関係者っぽいけど直接ドラマに関わらなかったアレハンドロの素性が国連大使であることが判明したり、ロックオンとフェルトが1対1で話してお互いの過去が判明したりと、1つ1つは短いながらも、重要な情報を含んでいました。一方の艦橋では、クリスティナが夕食をとっている間に、人革連の放った小型通信衛星をキャッチするのに遅れるという重大なミスが発生。クリスティナ1人の責任ではありませんが、艦橋のレーダーは作戦遂行時は2人で見ているのに、このときは、作戦時間外とはいえクリスティナ1人しか配置していなかったのが、そもそものミスですよね。そりゃあスキも出来ますよ。
セルゲイが、プトレマイオスの位置を特定し派兵した一方、クリスティナが気付いたタイミングがまだ早かったため、スメラギは早急に作戦の立案を開始。メンテナンス中で本調子ではないガンダムデュナメスを除けば、通常通り出撃できることから、陽動を兼ねてアレルヤのガンダムキュリオスとティエリアのガンダムヴァーチェを出撃させますが、セルゲイはこれを陽動だと見抜いて逆利用。プトレマイオスは人革連の攻撃にさらされることになり、スメラギはその作戦手法から、人革連側の指揮官がセルゲイであることを見抜きます。人革連にある程度のスキを与えてしまったものの、まだ敵の攻勢が到着するまで余裕があったことから、急遽作戦を立案。相手の出方を読みながら、限られた使用できるガンダムと武装を配置していきますが、「人革連の真の目的はガンダムそのもの」というところまでは見抜けず、結果的に劣勢に追い込まれることになります。Bパートでは、ソレスタルビーイングと人革連の攻防が描写。冒頭でも触れましたが、通常この手の話だと、「襲撃される側が直前まで敵の攻勢に気づかない→一気にやられて劣勢になる」というドラマ展開が多い気がしますが、今回の場合、人革連の本格的な攻撃までまだ時間があり、さらにそれを受けたのちも「アレルヤ&ティエリアが戻ってくるまでの約6分間耐えれば逆転の機会はある」という、ソレスタルビーイング側も行動ができる時間的余裕もしくは制約を設けることで、彼らと人革連とで一進一退の攻防を展開しているのが、ハラハラさせられながらも非常に楽しんで観ることが出来ました。最終的には人革連側が優勢となりますが、スメラギが、その指揮官がセルゲイだと気付いた理由を、「18年前の戦争時にも同じ作戦を使っていたから」ということで気づく流れになっているのも、秀逸だなと感じました。
セルゲイの作戦と本当の目的を見抜いたスメラギでしたが、既にプトレマイオスは攻撃にさらされている状況。初めての事態にクリスティナが動揺する一方、フェルトはロックオンの言葉を思い出し、なんとしても生き残ると言って、艦橋のメンバーたちを奮起させます。同じ頃、陽動作戦を返されて時間を食ってしまったアレルヤ/ガンダムキュリオスは、セルゲイの仕掛けた宇宙機雷群に引っかかってタイムロス。そのうえ、突然第5話でも感じた頭痛に襲われます。彼の目の先にいたのは―!終盤では、陽動作戦を逆に利用されて足止めを食らっていたアレルヤにスポットが当てられ、ドラマが展開。彼が過去経験したことのある頭痛に襲われた際、眼前にいたのは、ソーマの駆るティエレンタオツーでした。やはり、アレルヤとソーマは超兵として何かしらのかかわりがありそうな予感。ソーマは以前のように頭痛に苦しんでいませんでしたが、何らかの対策が施されたのでしょうか?一方のアレルヤは、頭痛に襲われてまともに操縦できない状況。万事休すのこの状況を、どう乗り越えるのか?次回へ続く―!
今回はここまで。次回は、第10話から第12話をご紹介予定です。『機動戦士ガンダム00』。血の洗礼。それは、神に背きし者の祝福―。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
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☆ガンプラ Pick Up!
『機動戦士ガンダム00』に登場したモビルスーツのガンプラの一部を、ピックアップしてみよう!
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