お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンオメガ』第2話 ちょっとした感想

焼きそばとカレーにつられてコウセイの言いつけを守るソラト

 

 

 

やれる人間が頑張るしかない。だろ?今回の『ウルトラマンオメガ』は、本作のレギュラーキャラであるイチドウ アユムの初登場回。いる立場やその出会い方から、若干ゲストキャラっぽい感じになっていましたが、ソラトたちと3人で力を合わせてドグリドの潜伏場所を解き明かしたどり着くさまは、観ていて微笑ましく思えました。

 

特撮パートについては、事前に告知されていた通り、ダムを舞台にした戦闘シーンが最大の見どころ。もう少しダムと水を活かした特撮も観てみたかった感がありますが、普段の戦闘シーンとは異なるシチュエーションは楽しんで観れました。

 

なお、前回(第1話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

伊林川流域に出現したドグリドに対し、ソラトたちが調査の末発見し戦いを挑む今回。単発回としてのノリが強く、そしてほどよく生物学的知見を生かして怪獣の謎に迫るそのドラマ展開は、非常に「ウルトラシリーズ」らしいドラマ作りだなと感じました。怪獣に対する知識はソラトのほうが圧倒的にありますが、彼の弱点を補完する形でアユムの存在が生きてくる構図になっており、ちゃんと各キャラの活躍場所が設けられているのもGoodでした。

 

前回、オメガがグライムを倒してから1週間。生物学者の卵であるイチドウ アユムがグライムの死体の研究を開始していた頃、オメガとコウセイは成り行きで共同生活を始めることになり、オメガ自身はすっかり居候として定着していました。そんなある日、オメガは伊林川流域での怪獣目撃のニュースを耳にし、コウセイとともに現地へ向かいます。堂々と立ち入ろうとするも、当然警察に咎められてしまった彼らの、次にとった行動は…。冒頭では、アユムがグライムの調査に参加するさまが描写。オメガスラッガーで斬られただけなので死体が残っちゃうのは当たり前なのですが、それをわざわざ描写しているのはリアルですし、またグライムについて「地球の生物」だと断言しているのが気になりました。なぜ、地球産の怪獣のことをソラトが知っているのか?そして、なぜ今初めて、この地球に怪獣が出現するようになったのか?この一言で、『オメガ』のドラマの謎がさらに深まりましたね。このように、アユムが調査をしていた頃、ソラトはコウセイのもとで居候中。今日もカレーを食べながら本を読みあさっていると、怪獣と思われる事件のニュースを耳にします。これに興味を持った彼は、コウセイと共に現地へ向かい、立入りを咎められると、自らの大ジャンプで侵入してしまうのでした。ソラトは自分なりに、自分自身や地球への理解を深めようとしているようですが、傍から見ると、働いていないただの居候。本人飄々とした雰囲気も相まって、なんだかこの立ち位置が非常に似合っているのが面白いところです。

 

オメガの超人的な身体能力で、制限区域に立ち入った彼ら。怪獣の後姿を目撃しますが、この時点でエネルギーを消耗していたオメガは変身をためらいます。そんな中、彼らは怪獣の調査をしていたアユムと遭遇。コウセイはとっさにオメガのことを「オオキダ ソラト」として紹介し、彼女とともに調査を開始。ソラトの思い出した、怪獣の名:ドグリドとその生態への知識、そしてアユムの持つ各生物の生態への知識が、ドグリドの潜伏先を絞り込んでいきます。その末に彼らがたどり着いたのは、伊林川の上流にある、伊林ダムでした。中盤では、ソラトたちがアユムと出会い、コウセイがソラトのことを初めて命名。ここから「ドグリドがどこに潜んでいるか」の調査が始まり、最終的には伊林ダムへと至ります。ソラトの命名理由が若干雑な感じもしましたが、この一連の調査のシーンでは、アユムの存在が効果的に用いられているのが見逃せないポイント。ソラトは確かに怪獣への知識はありますが、地球環境への知識は無いため、持っている知識を踏まえて「それを地球に当てはめるとどうなるか」までは考えが至れないのが弱点。それを補完するのが、生物学者であるアユムの知識であり、この複合がドグリドの潜伏先を当てます。このアユムの使い方は、本当に上手いですよね。コウセイは次回以降メテオカイジュウを遣うという役割も増えますし、コウセイもアユムも、今後ソラトが活動するうえで欠かせないキャラたちになることでしょう。

 

アユムの提案で、伊林ダムに向かったソラトたちでしたが、現地の作業員は彼らの話をほとんど信用せずじまい。しかしそのとき、彼らの予測通りドグリドが現れます。アユムが作業員たちの非難を呼びかける中、ソラトはコウセイに注意されながらオメガへと変身。地球上では初披露となるレティクリュート光線で、ドグリドにとどめを刺すのでした。終盤では、伊林ダムを舞台に、暴れまわるドグリドに応戦するオメガ、作業員たちの避難に奔走するコウセイ&アユムが描写。舞台の都合上、前回のように怪獣と人物の合成構図が作れないという制約がありましたが、戦闘シーンとコウセイたちのシーンをカットで細かく繋ぐことで、戦闘シーンの巨大感とリアルさを生み出していました。そしてラスト、ドグリドを倒しすっかり腹を減らしたソラトは、アユムのことを「アユ姉」と呼んで、コウセイとともに帰宅。今回のソラトも、その所作や発言にクスりとさせられるシーンが多々ありました。謎多いキャラなのに、妙に親しみやすさがある。これこそ、『オメガ』の主人公であるソラトの最大の魅力と言えるでしょう。

 

 

 

◎特撮面

以前から公式で告知されていた通り、ダムを舞台にした戦闘シーンが最大の見せ場となった、今回の特撮パート。前回に比べると、ミニチュア破壊シーンはあまりありませんでしたが、普段とは違うフィールドでの戦いには、かなりの新鮮さがありました。やっぱり、ダム特撮をやるなら、決壊して水がドバーッと流れるさまが観てみたかったけど―、それは色んな意味でTV特撮では難しいよね。

 

伊林川流域で発生する、農作物の枯死と、謎の生物の目撃談。それが怪獣だと直感したソラトたちは、現地に向かいます。なんとか立入り禁止エリアに侵入し、ドグリドの姿を目撃するも、ソラトが変身を渋ったため取り逃がし、直後アユムと出会うのでした。序盤では、ドグリドの出した被害と、それにソラトたちが遭遇するさまが描写。このあと展開される特撮パートで、人物を合成したシーンが作りにくいことから、ここで挿入しドグリドの巨大感をしっかり表現してくれていました。枯死した作物の小道具を使って、ドグリドの被害をしっかりと描写していたのもGoodでしたね。

 

伊林ダムのシーンになってから、特撮描写が本格化。水を求めてダムに激突するドグリドに対し、ソラトはオメガに変身して挑みます。ダム特撮は確かに気合いが入っており、放水作業が開始され水が一気に放たれたり、それを浴びて活力を取り戻すドグリドのさまは圧巻。上述の通り、欲を言えば決壊シーンも観てみたかったですが、現状だけでも十分な迫力を誇っていました。決壊シーンが出来なかったのは、予算の都合もあるだろうけど、お話的に被害がデカく成りすぎて収拾がつかなくなっちゃうからでしょうね。そんな、ダムの放水でパワー十分なドグリドに挑んだのがオメガ。ダムからなんとか引き剥がそうと接近戦を仕掛けますが、ドグリドの意外すぎるほどのパワーの俊敏さの前に、苦戦を強いられます。ドグリドは、見た目的には口が特徴的ですが、実際の戦闘では、身体全体を使った突撃や素早い動きでオメガを翻弄。この図体でここまで動けるのかと驚かされました。また、これに対抗するオメガが、あらゆるアプローチで接近戦を仕掛けてダムから遠ざけようとするさまは、ウルトラマンの戦闘スタイルを想起させてくれて、興味深かったですね。

 

コウセイたちの声を受けたオメガは、奮起して再度ドグリドをダムから引き剥がし、オメガスラッガー一閃!しかし、身体を傷つけると毒が染み出てしまうことから、別の手段を講じる必要性に迫られます。ここでオメガは、自らが光線を発射出来ることを思い出し、レティクリュート光線を発射。ドグリドを爆発四散させ、事件を解決に導くのでした。ラストでは、オメガがレティクリュート光線を披露。地球上では初めて見せた形になり、コウセイはそのさまに圧倒され大声をあげていました。レティクリュート光線の鮮やかなCG合成はもちろん素晴らしいですが、この光線を発射するまでのドラマの流れや、オメガの所作もGood。ドグリドの毒でオメガスラッガーを使うという選択を排除させ、さらにレティクリュート光線を発射する直前、思い出したかのような動作を見せ、前回光線を使わなかったことの理由付けにもしているのです。いや〜、一連の描写は本当に丁寧で、見応えがありましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

未だに記憶を取り戻せないソラトが、何かを感じて向かったのは、自分自身が落下した山奥。そこでコウセイは、不思議な石を発見した。そのとき現れる、大寒波をまとって降り立つ怪獣ペグノス!そのペグノスも狙っているこの石には、どんな秘密があるのだろうか?

 

次回は、ソラトたちの相棒となるメテオカイジュウの1体:レキネスの初登場回。次回で一気にレキネスアーマーになるという感じではないほか、ペグノスもどうやらレキネスのいた石を狙っていたようです。ペグノスがこのような動きをしたのは、本能的なものなのか、それとも何者かの意思を受けてのものなのか?この辺りも気になりますね。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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