
当然!そのためのガールズリミックスだよ。仮面ライダーは、“助けあい”でしょ?今回は、5月11日より東映特撮ファンクラブ(TTFC)にて限定有料配信されている、『仮面ライダーマジェード withガールズリミックス』の感想記事です。
『仮面ライダーガッチャード』におけるメインヒロインであり、かつ2号ライダーとしても十分すぎるほどの役割を果たした九堂りんね/仮面ライダーマジェードを主役に据えた、「平成仮面ライダーシリーズ」におけるヒロインor女性キャラを集合させた『ガールズリミックス』第2弾。『ガッチャード』が好きなうえ、以前『ガールズリミックス』を視聴して「女性キャラがかなり増えてきたから、第2弾が作られたらいいなぁ」と思っていた矢先の制作発表だったので、「もうこれは俺得案件じゃないか!」ということで、TTFCに加入してまで視聴しました。いやあ、それだけの価値はあったなと思いますね。
なお、本作の直前の話にあたる、Vシネクスト『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』の感想記事は↓コチラです。
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また、本編であるTVシリーズ『仮面ライダーガッチャード』の感想記事は、↓コチラから、順を追ってご覧いただけます。
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さらに、『ガールズリミックス』第1弾である、『仮面ライダージャンヌ&仮面ライダーアギレラ with ガールズリミックス』の感想記事は↓コチラです。
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STORY:イギリス・西ロンドン大学に留学していたりんねは、ある日クラスメイトの日本人:三日月ナユタが湊燿子(鎧武)に誘拐されるのを目撃する。そこでソフィア(セイバー)と出会い、自身も仮面ライダーであることを明かしたことで、りんねは“ガールズリミックス”の活動に協力することになった。花(リバイス)の調査によると、どうやら多数の優秀な若い女性たちが誘拐されているようだ。果たして、敵組織:クラウドの目的とはいったい何なのか?りんねたちは、ナユタたちを救出することが出来るのか!?
『ガールズリミックス』が45分程度だったのに対し、本作は25分程度で『ラケシス』と同程度の本編時間。また、お話の展開の都合上、ガールズリミックスの世界にりんねが入って来たという構図になっているため、りんねは確かに主役ですが、ストーリー回しはサブである他ヒロインたちが率先して行う形になっており、これにより各キャラの陰が薄まらず各々しっかり活躍している&印象に残る形になっているのが面白いです。
『冥黒の黙示録 ラケシス』の感想記事は、↓コチラ!
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本編時間が前作に比べ短く、また『ガッチャード』の後日譚の位置づけになっているため、お話の内容は『ガッチャード』から独立。そのため、『ガッチャード』を観ていない人でもお話にスッと入れるようになっており、また限られた時間の中でキャラの性格や抱えている背景を感じ取らせるため、積極的に各々の登場した本編作品の映像を使用したり、あるいはそれを明らかににおわせるセリフを挿入したりしているのが、大変興味深く感じられました。
やっている工夫は確かに単純かも知れませんが、知らない人から観れば「このキャラはこんな一面があるんだ」という気付きになりますし、知っている人からすれば「そうそう、こんなことあったよね」と懐かしい気持ちになります。どこまで意図されて挿入された描写かはわかりませんが、これがストーリーそのものに深みを付加してくれていましたね。
そんな本作のストーリーは、大変シンプル。クラウドの目的もまたシンプルにまとめられており、お話そのものは全く難しくありません。ですが、観ている最中は、キャラがあれこれ動き回っているので、そうしたシンプルさを感じさせないうえ、クラウドの目的も、主張だけを聞くとイマイチ合理的ではないのですが、『仮面ライダー』を知っている者であれば「なるほど、その目的はアリだよね」と腑に落ちるものになっているのが、面白いを通り越してちょっと笑えました。いや、こればっかりはさすがに、「絶対狙って設定してるだろこれ!」って、多くの人が気付くと思いますよ。
アクション面に目を向けると、坂本節が炸裂している安定のクオリティー。本作は、前作に比べて仮面ライダーに変身できるキャストが限られていることから、それを逆に利用したのか、あるいは趣味が炸裂したのか、より違和感なく生身アクションが挿入されていて、望(アマゾンズ)をはじめとする非仮面ライダー系ヒロインも、しっかりと活躍してくれました。
前作の課題であったともいえる、非戦闘要員である亜樹子(W)や紗羽(ビルド)も、今回は戦闘に協力。後者はフルボトルを使って力を得ていましたが(ちゃんと『ビルド』の設定を活かしている)、後者は相変わらずのスリッパで応戦していました。そのスリッパで常人を超える力を持つ敵に対抗してるんだから、ある意味亜樹子がガールズリミックス内で最強と言えるんじゃないかな…。
ただ、坂本アクションはどうしても徒手空拳が中心となるため、錬金術の力を使って流麗に戦うマジェードの戦闘スタイルとは、ちょっと相性が悪いかなという印象。マジェードも確かにグイグイ動いてくれてはいましたが、サーベラやアギレラに比べると、、そのスーツ構造もあってか、若干もたついているようにも感じましたね。でも、ラストでキメたサンユニコーンノヴァは、ちゃんとオリジナルを踏襲していて「おおっ!」と思いました。
本編時間が前作に比べて短くなっていたものの、そのボリュームとパンチ力は引けを取らない仕上がりになっていた、『仮面ライダーマジェード withガールズリミックス』。このぶんだと、また3年後くらいに『ガールズリミックス3』とか作れそうな勢いですね(そのときまで「仮面ライダーシリーズ」が続いていたらだけど)。
もし、『ガールズリミックス3』が作られるとするなら、やっぱり本作でガッツリ再登場の可能性を残してくれたクラウドが再登場するのかな?あ、でも、『ガールズリミックス』で登場したブラックサタンがうやむやになっちゃったし、また昭和ライダーの敵組織を模した単発の別組織が出てくるのかな…。
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