お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ33 ちょっとした感想

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大也たちの結束と生き様の象徴!チャンピオンブンブンジャー

 

 

 

番組は変わって、『爆上戦隊ブンブンジャー』です。

 

ブンブンジャー。ここが私の、生きる場所だ!今回は、ブンブンジャーへの玄蕃復帰回にして、チャンピオンブンブンジャーの初登場回。そして、マッドレックス・フューリーとの決着もついたうえにシッカリとそのドラマも描かれており、単なるパワーアップ回にとどまらない濃厚な一編になっていました。

 

30分間ですべてのドラマを完結させなければならないため、1つ1つのドラマに割く時間はなかなか短かったですが、そうした中でもしっかりと描くべきところは描いていた印象。でもやっぱり、玄蕃の復帰をもう少しドラマチックにやってほしかったので、マッドレックス・フューリーとの決着は次回に持ち越しでもよかったかもしれませんね。ただそうすると、チャンピオンブンブンジャーにふさわしい相手がいなくなっちゃうので、やっぱり今回くらいの采配が妥当か…。

 

なお、前回(バクアゲ32)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーガヴ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

レンガブロックベイグルマーとイシヤキイモキグルマー、そしてマッドレックス・フューリーとの激戦に苦しむブンブンジャー。それを陰から見ていた玄蕃は、マッドレックス・フューリーが、実は自分の記憶を取り戻しているのではないかと推測します。その夜、本人にそれをぶつけると、返ってきた言葉は、明確な回答ではなく、むしろ玄蕃に考えることを促すものでした。その後、マッドレックス・フューリーの記憶をよみがえらせることに躍起になるサンシーターたちは、ディスレースの言葉を信じて、ギャーソリン集めに精を出そうとしますが…。今回は、いきなり戦闘シーンからスタート。このあとのドラマ展開の都合で、巨大ロボ戦が挿入されないことから、ビュンビュンマッハ―ロボがトッキュウカスタムとなって活躍するなど、序盤からフルスロットルという感じでした。あまりにもインパクトある展開から始まったものですから、『ドンブラザーズ』みたいに「どうしてこうなったかというと…」って感じになるかと思ったよ!そんな激戦を、陰から見ていた玄蕃は、マッドレックス・フューリーが記憶を取り戻していると推測。本人にそれをぶつけると、返ってきた言葉は、玄蕃に試練を与えるものでした。実は既に記憶を取り戻していたマッドレックス・フューリー。にもかかわらず戻っていないフリをしていたのは、それを知ったときのディスレースのやり口につき。、予想がついていたからなのでしょうね。結局はディスレースに見破られ、このあとの悲しい展開につながってしまいますが、見破られるキッカケとなった理由が、サンシーターたちが利用されそうになっていることに静かな怒りを覚えたからというところに、マッドレックス・フューリーの人柄が現れているように感じられました。

 

自分のハンドルを取り戻す―、その答えを見つけ出そうとする玄蕃は、自然と届け屋本部へと向かっていました。そこで調から聞かされたのは、暴走したマッドレックス・フューリーが、ブンブンジャーと交戦していること。その事実に驚愕し、また自身の身の振り方に悩んむ玄蕃っでしたが、調やブンブンの言葉を受けて、ブンブンジャーに戻ることを決意。大ピンチの大也たちの元に駆けつけ、自分自身とチャンピオンチェンジャーを届けるのでした。中盤では、玄蕃が久しぶりに届け屋本部を訪問。こここそが、今回最大の見どころであり、ここでのやり取りを経て、彼がブンブンジャーに復帰することになります。このあと、チャンピオンブンブンジャーの活躍やマッドレックス・フューリーのドラマを挿入しなければならないため、しばらく別離状態を描いていた割には、その復帰のドラマに割く時間が短いように感じられましたが、それでもキッチリと描くべきことは描いていました。調とブンブンの言葉もグッときましたね。ブンブンの「俺、実はいいヤツじゃないんだ」というセリフは、次回以降の展開につながっていくのでしょう。こうして、ブンブンジャーへの復帰意思を固めた玄蕃は、大也たちの元に駆けつけ、全員でチャンピオンブンブンジャーへと変身します!玄蕃が駆けつけてからの大也のやり取りは、お互いの呼吸を完全に理解しあった、芝居がかった演出になっているのがGood。この雰囲気は、この2人じゃないと出せないよね~。

 

チャンピオンチェンジャーを使って、ブンブンジャーはチャンピオンブンブンジャーへと強化変身。マッドレックス・フューリーの猛攻を交わしながら、あらゆるブンブンカーの力を発動させ、的確に反撃していきます。そして、ブンバイオレットが苦魔獣を一気に倒した直後、チャンピオンブンレッドがマッドレックス・フューリーの洗脳を解くことに成功。しかし、マッドレックス・フューリーはエネルギー暴走を起こしており、ディスレースのたくらみと自身の死期を悟った彼は、ブンブンジャーに二言三言言い残して大気圏を脱出し、その身を散らすのでした。終盤では、チャンピオンブンブンジャーの活躍がしっかり描写。羽織っているものがジャケットなので、それほどスーツに干渉せずのびのびとアクションができているほか、縫い付けられた各エンブレムをタッチすることで、対応するブンブンカーの能力を発動できるというのは、シンプルですがなかなか凝った設定だなと感じました。間接的なブンブンカーの販促にもなっているし、よく考えたよなぁ。そして、そうしたチャンピオンブンブンジャーの力で、マッドレックス・フューリーの洗脳は解除。しかし、ディスレースは彼に自爆システムも施しており、ブンブンジャーを巻き込ままいとした彼は、自ら宇宙に飛び立って大気圏外で爆発四散します。最後の最後まで漢気を見せてくれた、マッドレックス・フューリー。この結末は、カッコよさと同時にはかなさも感じさせました。サンシーターたちがマッドレックス・フューリーの死を知らないでいるのも、それを引き立てていたよなぁ―(次回、彼らがその死を知ることは確定しているのですが)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄蕃が戻ってきたのもつかの間、ついにハシリヤンのボスであるワルイド・スピンドーが動き始めた。ブンブンの知られざる過去にブンブンジャーが揺れる中、新たなるブンブンカー:チャンピオンキャリアーが走り始める!

 

次回は、チャンピオンブンブンジャーの乗る大型ブンブンカー:チャンピオンキャリアーの初登場回。ワルイド・スピンドーはディスレースが倒されてから出てくるのかなと思っていましたが、このタイミングで出てくるんですね。さあ、第3クール終盤に向かって、物語はさらにどう動くのでしょうか。

 

 

 

 

 

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