お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ31 ちょっとした感想

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タイパだけじゃ測りきれないカレーの味

 

 

 

番組は変わって、『爆上戦隊ブンブンジャー』です。

 

こんな美味しいカレーがこの世にあるなんて!今まで食べていたカレーは、なんだったんだ〜!?今回は、カレーをテーマにしたかなりコメディーチックな一編。盛り込まれすぎたネタの数々、異常なほどのドラマ展開のスピーディーさが、とても「スーパー戦隊シリーズ」らしさを引き立ててくれており、「自分は今「スーパー戦隊シリーズ」を観ているぞ!」という、ある種の興奮を覚えました。

 

今回はほぼ全編にわたってギャグ回でしたが、ちゃんと進めるべきストーリーもしっかり進むことに。玄蕃がブンブンジャーから離脱している状態で、『トッキュウジャー』のコラボ回に突入するのは予想外でしたが、しっかりそれを活用したストーリー展開になっているようで、楽しみです。

 

なお、前回(バクアゲ30)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーガヴ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

自力でマッドレックス・フューリーを救うことは不可能なため、ディスレースに媚びを売る方針に変更したサンシーターたち。彼らはトケイグルマー・セカンズを生み出し、タイパ重視のハシリヤンカレーで、先斗を含む人々を次々にその虜にしていきます。水面下で被害が着実に広がっていく中、別角度でその煽りを食らっている人がいました。それは…。今回は、序盤からフルスロットル。サンシーターたちがトケイグルマー・セカンズを生み出したかと思うと、すぐにハシリヤンカレーを開店。そこへ偶然懐が温かくなった先斗がやって来て、彼含めてカレーを食べた者たちが、次々とハシリヤンカレーの虜になってしまいます。都度指摘するには多すぎるほどのネタを盛り込み、しかも驚異のエンカウント率でお話をガンガン進めていくのは、まさに「スーパー戦隊シリーズ」の十八番と言えるドラマ展開。序盤のこの流れには、懐かしさすら覚えましたね。こうしてハシリヤンカレーの被害が水面下で広がる中、割を食っていたのが、未来がバイトしているカレー屋。折しも、先代である父から店を引き継いだ江戸川レイカは、その味が再現できずに苦悩中であり、このままではカレー屋の閉店は必至という状況でした。この未来がバイトするカレー屋も、完全に元ネタは『ゴレンジャー』。本当、カレーネタには高確率で使ってくるよね。

 

未来とレイカが、ハシリヤンカレーを超える、レイカの父のカレーの再現を試みている頃、大也はハシリヤンカレーの背後にハシリヤンがいることに気づき、人々に注意喚起。しかし、先行して調査に行っていた射士郎たちを含む人々は、すっかりハシリヤンカレーの虜になっており、聞く耳を持ちませんでした。やがてトケイグルマー・セカンズも本性を現して、ブンレッド/大也を追い詰めますが、彼らを救ったのは―!中盤で、ハシリヤンカレーを経営しているのがサンシーターたちであることを知った大也。すぐさま行列に並ぶ人々をそこから引き剥がそうとしますが、既に人々はハシリヤンカレーの虜になっており、そこには先斗のほか、調査のためカレーを口にしてしまった射士郎と錠の姿もありました。ハシリヤンカレーの虜になって、完全にイッちゃってる射士郎たちも面白いですが、大也がハシリヤンカレーがハシリヤンの手先だと知るのが、偶然ネジレッタが仕入れをやってるところを目撃したというのも、なかなか笑えるところ。いやいや、そこはまず店名で気づいてよ!と思ったけど、先斗とかも店名をしっかり確認したうえで入店してたし、意外に皆気づかないものなのかな?そんな、ハシリヤンカレーの虜になった人々に妨害されたこともあり、変身後もなかなかトケイグルマー・セカンズに攻撃できないブンレッド。彼を救ったのは、未来とレイカが生み出したカレーでした。未来たちは、時間をかけてじっくり作るという、タイパに逆行する形で納得するカレーを作ることに成功。その味は、ハシリヤンカレーの虜になっていた人々を救い出します。さりげなくタイパ重視に対するアンチテーゼになっているのはGoodですが、そのあとの射士郎たちの反応がオーバー過ぎて、その印象が掻き消えちゃうくらい笑っちゃいました。射士郎が視聴者に涙を見せるの、もしかしてこれが初めてになるのか?

 

未来とレイカのカレーで正気を取り戻した射士郎たちは、戦闘に合流、ブンピンク/未来主導で戦闘は終始ブンブンジャーの優勢で進み、等身大戦・巨大ロボ戦ともに勝利をおさめます。こうしてハシリヤンカレーは叩き潰され、レイカのカレー屋も繁盛し、めでたしめでたしかと思われましたが、その裏では、1人玄蕃がディスレースに挑んでいて…。未来が合流してからは、ブンブンジャーは形勢逆転。未来たちが変身したほか、トケイグルマー・セカンズの攻撃はほとんど通用せず、等身大戦・巨大ロボ戦ともに苦戦することはありませんでした。久しぶりにブンブンジャーロボ119を使用してたけど、あれってブンレッド119にならなくても使えるんですね。初めて知ったよ。こうしてトケイグルマー・セカンズは倒され、レイカのカレー屋も息を吹き返して大繁盛。これでめでたしめでたしかと思われましたが、玄蕃はディスレースとの戦いで、1人窮地に立たされていました。今回、玄蕃は完全に別行動。ですが、マッドレックス・フューリーの思いを知ったり、ディスレースと再び相まみえたりと、ストーリーを進める重要な役割を担っていました。そんな玄蕃のもとに、ラストで先斗とビュンディーが現れてたけど、彼をどうするんだろう―。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディスレースに完敗してもなお、1人で戦おうとする玄蕃。そんな彼の前に現れたのは、トッキュウジャーのトッキュウ6号:明だった!先代オレンジ戦士の言葉から、玄蕃は何を得るのか?

 

次回は、以前から告知されていた『トッキュウジャー』とのコラボ回。トッキュウ1号登場は、かなり早くから告知されていましたが、まさかトッキュウ6号/明まで登場するとは!そしてこのお話が、玄蕃に重要な気づきを与えてくれそうですね。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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