今回は、7月20日(土)に発売された、「ウルトラ怪獣アドバンス モノゲロス&ディゲロス」のご紹介です。
『ウルトラマンアーク』第3話に登場し、実質的な物語の最初の怪獣として、強烈なインパクトと猛烈な強さで爪痕を残した、モノゲロス&ディゲロスが、ギミックも兼ね備えたウルトラ怪獣アドバンスとして商品化。劇中では、この仕様になるのにふさわしい活躍を見せてくれましたが、玩具としてどんなギミックで楽しませてくれるのか、亜しかめていきましょう。
なお、そんなモノゲロス&ディゲロスが登場した、『アーク』第3話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
箱の中では、胴体部分とモノゲロス&ディゲロスの各頭部が分割して封入。胴体をそのまま取り出し、モノゲロスの頭をくっつけると、モノゲロスの完成です。
造形については、従来のウルトラ怪獣シリーズも大きく、またそれにより細かい造形も再現できやすくなったことから、より劇中スーツに近い造形になっている印象。特徴的な頭部のほか、前脚部分(ディゲロスだと両肩部)の突起が集積したような造形物も、ちゃんと細かく作り分けられています。前作のバザンガやタガヌラーに比べれば、かなりスリムな見た目のディゲロスですが、ウルトラ怪獣アドバンスらしい造形のクオリティーの高さは、しっかり生きていますね。
可動箇所については、両腕と両脚、そして腰部。ここで注目すべきは、両脚において、膝下部分にも可動が追加されている点です。このようにすることで、よりディゲロスを前かがみの姿勢にさせても、しっかりと自立させることができ、かつ劇中再現が可能になります。ここへの可動箇所の追加は、かなりナイスといえるでしょう。
塗装については、表面のほか、裏面の背中部分もしっかりと塗装。ディゲロスはもともと使用されている塗色が少なく、かつブラックが大部分を占めていることから、多少の塗装省略は気になりませんね。それにしても、やっぱり目が目立つよなぁ。
そして、モノゲロスの頭を首元から引っこ抜くように外し、ディゲロスの頭部をくっつけると、ディゲロスの完成。劇中でもそうでしたが、頭部の造形が変化し、四足歩行から二足歩行になることで、かなり印象が変わります。
こういう、ヒューマノイド系の怪獣って、なかなかレアな感じがするし、過去の「ウルトラシリーズ」でも強敵も多いから、見ているだけでワクワクしますね。
ちなみに、他の人たちもやっていましたが、ディゲロスの頭部の中央の突起に、モノゲロスの頭部をくっつけることも可能。玩具でできるのなら、劇中に登場しても面白いかなと思うけど、実際に出てきたりするのかな?
『アーク』初のウルトラ怪獣アドバンス商品となった、「ウルトラ怪獣アドバンス モノゲロス&ディゲロス」。『ブレーザー』のヴァラロンから発展した頭部を挿げ替えるというギミックは、実際に遊んでみると、想像以上に面白いものでした。
今後も、『アーク』からはウルトラ怪獣アドバンスがリリース予定であり、次の発売は9月21日(土)のギヴァス。モードチェンジギミックが、劇中でどう生かされるのか、楽しみです。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter & Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!