今回は、7月27日(土)に発売された、ウルトラ怪獣シリーズソフビ「ネズドロン」のご紹介です。
その見た目や登場回のサブタイトルもあって、個人的にはちょっと愛嬌のある怪獣かと思っていたネズドロンが、登場回初放送日に商品化。実際の劇中の活躍を観てみると、思ったより凶暴かつ強敵で、ちょっとビックリしました。こうした見た目と強さのギャップも、「ウルトラシリーズ」怪獣の魅力の1つですよね。
なお、そんなネズドロンが登場した、『アーク』第4話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
造形については、まさに巨大ネズミでパキケファロサウルスのごとく異常発達した頭部がよく目立つ、劇中に登場したネズドロンをそのままソフビに落とし込んでいてGood。お尻に接続していた電気ケーブルの跡もしっかりモールドで再現されており、店頭でソフビの造形をチェックしていたときに「おおっ!」と感じました。
本ソフビはパーツを嵌合することで構成されていますが、通常だと上半身と下半身の2つで構成。一瞬、頭部だけ成型色を変えて、塗装をせずに色を変える構造としているのかなと思いましたが、たまたまそう見えただけのようです。
塗装については、身体の大部分を占めるパープルの体色を成型色で表現し、顔や腹部、そして上述の頭部につき塗装している形に。パープルの成型色は、劇中のものに比べてかなり明るめのものが使用されているため、劇中に登場したときの怪奇性は薄れ、親しみやすい雰囲気になっています。
カラーリングをちょっと変えるだけで、こんなにも印象が変わるのかと改めて思い知らされた感じがして、なんだか新鮮。また、ネズドロンという怪獣に、独特の魅力を感じさせらました。言葉では的確に表現しにくいんだけど、こういう感じのウルトラ怪獣って、最近いなかったよね?だからかなぁ。
カワイイとまではいかないものの、なんだか愛着がわきやすい造形になっていたネズドロン。その設定的に、十分『アーク』劇中に再登場出来そうなものでもあるので、アークとのリベンジマッチもちょっと観てみたいなぁと思いました。
この、かわいさとキモさの境界を行くようなデザインで、持ってる能力は意外に凶悪って、「第2期ウルトラシリーズ」ではちょくちょく観られた怪獣の傾向ですよね。ネズドロンは、そういうところも意識してるのかなぁ?
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