出場!ブンブンレオレスキュー
番組は変わって、『爆上戦隊ブンブンジャー』です。
大人っていうのはね、子供の笑顔が大好きなんだ。今回は、ブンレッド119専用のブンブンカーである、ブンブンレオレスキューの初登場回。ドラマ自体は安定のシンプルな「スーパー戦隊シリーズ」らしいものになっていましたが、ブンブンレオレスキュー関連の特撮描写にはかなり気合いが入れられていました。
特に、巨大テントグルマーによるキャンプファイヤーにより、火に巻かれた人々を救うために奔走するブンレッド119とブンブンレオレスキューの活躍は圧巻。ああ、久しぶりに『ゴーゴーファイブ』とか「レスキューポリスシリーズ」を観返したくなったなぁ。
なお、前回(バクアゲ21)の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
また、同日放送の『仮面ライダーガッチャード』の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
ブンブンたちが、ブンブンレオレスキューの調整にあたっている頃。雷汰から新たなる依頼を受けた大也。その内容は、キャンプに行った甥の千二のために、線香花火を届けること。シンプルな依頼かと思い、現地に向かった大也でしたが、そこではサンシーターとテントグルマーが跋扈しており、千二のいるグループは、彼を残してテントに閉じ込められてしまっていました。先行して駆けつけた先斗とビュンディーも、テントに閉じ込められてしまい、千二はギリギリのところで合流した大也とともに、山中を逃げ回るハメになってしまいます。今回こ大也と射士郎たちは、終盤以外ほぼずっと別行動。射士郎たちは、ブンブン主導でブンブンレオレスキューの最終調整にあたっていました。ここでは、各自の妄想ということで、ブンブラック110やブンブルー007が登場。このお話だけのために作ったスーツの割には、どちらも劇中で活躍してもおかしくない姿だったので(ブンブルー007はスーツを着せただけだけど)、なんか初夢回とかでネタ扱いでいいから戦闘シーン観てみたいなぁ。一方その頃、大也は、雷汰から依頼を受けて、千二宛に線香花火をお届け中。しかし、そこにはテントグルマーの魔の手が迫っており、先斗たちの協力もあって、なんとか千二を救いその場から脱出します。大也に先んじて駆けつけ、彼らの脱出路を確保した先斗。やったこと自体はとてもカッコいいのですが、最後にテントグルマーの攻撃に引っかかってテントに閉じ込められちゃうのはシュールでしたね。ああ、ブンバイオレットの初期ブースト期間も、これで終わりか…。
車が使えず、徒歩で山中を歩き続けた大也たちは、ようやく市街地に到達。これで助かったかに思われましたが、キャノンボーグは捕らえた人々を工場街でネジレッタたちに襲わせ、大也をおびき出そうとします。これを見過ごせない大也は、千二と別れブンレッドに変身。先斗も駆けつけてブンバイオレットに変身し、戦闘が始まります。最初こそ少しテントグルマーに押されたブンレッドたちでしたが、最後はブンレッド119の力で勝利を収めるのでした。中盤では、キャノンボーグとテントグルマーが、なかなか悪役らしいムーブを披露。そのキャラクター性でだいぶマイルドになっていますが、人質をとってヒーローをおびき出そうという、なかなかの王道悪役ムーブをしていました。『カーレンジャー』のボーゾックもそうだけどさ、この手の敵って意外にやることあくどかったりするんですよね。だからこそ、悪役としてもキャラが引き立つと言えるのですが。そんなテントグルマーたちの挑発に、人々を救うため立ち向かう大也。先斗も合流し2人でブンブンジャーへと変身し、最後はブンレッド119のズンズンオーバードライブが、テントグルマーをつんざくのでした。落ちてきたテントグルマーをズンズンショウカブラスターで狙撃するブンレッド119の姿はもちろんカッコいいのですが、それと同じくらい印象に残ったのが、この前に千二と別れる際の大也の言葉。「大人っていうのはね、子供の笑顔が大好きなんだ」―、こんな清らかなセリフが、現代の子供向け番組で聞けるとは思ってもみませんでした。
巨大化したテントグルマーは、キャノンボーグの協力も受け、工場街のど真ん中でキャンプファイヤーを始め、その中にグループを監禁。炎が迫り、命の危機が迫ります。ここへ、ブンブルーたちが駆けつけ、調整が完了したブンブンレオレスキューのブンブンカーをブンレッド119に渡し、彼はこれを使用。出動したブンブンレオレスキューは、小型のブンブンレスキューを繰り出してグループを救出したほか、ブンブンレオンへと変形させて、大量のブンブンカーを合体させてテントグルマーに突撃し、撃破するのでした。終盤では、巨大化したショウカキグルマーに挑む、ブンレッド119&ブンブンレオレスキューの姿が、かなり力を入れて描写。特に、そのレスキューシーンは、『ゴーゴーファイブ』や「レスキューポリスシリーズ」を想起させるものになっていました。ブンブンレオレスキューのレスキュー装備は、思っていた以上に本格的なもの。特撮でも実際の水を噴射するとしてリアリティーを与えており、グループの救出シーンでは、実際の火を使って臨場感を高めていました。ブンレッド119が突入してくるシーンは明らかに『ゴーゴーファイブ』のOPを意識してるし、レスキューシーンと同時にOPが流れ始めるのは、もう「レスキューポリスシリーズ」そのもの。どちらも好きな私にとっては、本当にシビれるシーンになりましたね。そんなブンレッド119の活躍に、ブンブンレオレスキューも負けてはおらず、ブンブンレオンに変形後は、ブンブンカーを合体させてテントグルマーに突撃して撃破。ここでのブンブンレオンの動きは、全てCGで表現されていますが、いつもの東映特撮のクオリティーと比較すると、なかなか高い完成度のものになっていましたね。
こグラウンドに現れた、新たな苦魔獣。それが挑んできた勝負は、見た目通り野球対決だった!錠が並々ならぬ情熱を燃やし、全員がバクアがるとき、ブンブンとブンブンレオレスキューが合体した!
次回は、「スーパー戦隊シリーズ」でおなじみの野球回であると同時に、ブンブンジャーロボ119の初登場回。この2つがどうお話上で共存するのかかなり疑問ですが…、まあ多分なかなかの力業でまとめてくるんだろうなぁ。
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