お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第35話 ちょっとした感想

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正体不明の謎のオーディエンス(棒)・ポンチッチ

 

 

 

欲張るヤツほど痛い目を見る。昔から言い伝えられてきた、「舌切り雀」のおとぎ話だ。今回の『仮面ライダーギーツ』は、大智/ナッジスパロウの退場編。懲りずに姑息な作戦を企てて沙羅たちをハメようとするも、目的が一致したことで行動を共にすることが多くなっていた英寿&道長にそれが筒抜けであり、返り討ちに遭う結果となりました。

 

ウィンの復活、そして運営側のこの世界からの撤収準備開始と、物語が終末へ向けて大きく動き出し始めた今回。このまま運営が撤収するか否かの話をやり続けるのか、またもう1段階その後別の展開を挿入するのか…。残り話数的に、どちらもありえそうな展開だなぁ。

 

なお、前回(第34話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

祢音から今までのデザグラのことや参加者のことを教えられ、絶句する沙羅。そんなとき、スエルから連絡が入り、割れたIDコアの回収という新たなゲームが始まります。期限は3日間。沙羅と祢音は協力を約束するも、さっそく偶然道長と遭遇して大ピンチ。変身して戦いますが、そこへ謎の助っ人が現れて…?祢音の可愛らしい手描きのイラスト入りノートで、デザグラの概要や参加者を知る沙羅。英寿といつか戦わなければならないって驚くのはわかるけど、できれば「祢音ちゃんとも戦わないといけないの…?」という不安がよぎるさまも欲しかったですね。祢音は完全にデザグラ支持派となったので、現状沙羅を裏切る心配はないかもだけど、デザスターの前例があるからね…。そんな彼女らの時間を、唐突に破壊したのが、スエルの設定した新たなゲーム。割れたIDコアを回収し、一番多く集めた者に誰か1人脱落する権利を与えるという、個々のライダーの能力差を埋めようとするものでしたが、沙羅たちはいきなり道長と鉢合わせすることになり、初っ端からピンチに陥ります。彼女らを救ったのは、沙羅を心配し密かに追跡していた景和/タイクーンでした。このシーンでの戦闘は、タイクーンのアシストがなければ絶対に勝てていなかったハクビ/沙羅たちでしたが、戦闘経験2回目のはずなのに、なんだかんだで攻撃を当て手しっかり応戦しているハクビは、成長が速いと言えるでしょう。このぶんだと、弟の景和と同じく、そんなに時間かからずに、戦いに適応してまともにジャマトとかを相手に出来るようになる…かもね。

 

沙羅の適応能力の高さもあり、多くはないけれども、ある程度の数のIDコアの回収に成功した沙羅たち。そこへ大智が現れ、道長を脱落させるために手を組まないかと申し出てきます。謎のタヌキ形オーディエンス:ポンチッチの助言もあり、警戒を緩めない彼女らでしたが、結局はその話に乗ることに。翌日嬉々としてIDコアの捜索に乗り出しますが、それはやっぱりワナでした。中盤では、サロンに集まった沙羅たち側と、他のライダーたちとは別行動をとる英寿&道長、それぞれのやり取りが描写の中心に。沙羅たちの元気さと、英寿たちのお互い野気質をわかってる感が印象に残りましたが、それ以上にインパクトがあったのが、沙羅をバックアップしたいあまり、小道具まで用意してオーディエンスとして現れた景和でした。あの信楽焼のタヌキはデカすぎるし、『名探偵コナン』じゃないんだから、常に物陰に隠れて声を出すなんて、現実的じゃないでしょ。しかも、結局沙羅以外のライダーたちにはバレてるし…。大智にバレたときは、「なんで自分から弱みを作り出しちゃうんだよ!」とツッコミたくなったけど、彼今回で退場してるし、まあギリギリのところでなんとかなった…って感じかな。

 

沙羅たちをハメ、IDコアを悠々と回収していく大智。そこへ現れたのは、彼の想定では沙羅たちを襲っているはずの大智でした。バッファの力の前に大智/ナッジスパロウの力がかなうはずもなく、一方的にやられて脱落。同じ頃、沙羅たちの前に、道長の代わりに現れていたのは、英寿でした。終盤では、沙羅たちをハメたと思い込んでいた大智が、逆に道長たちに返り討ちにされるさまが描写。この直前のシーンにおける、英寿たちのやり取りで、ある程度この展開は想定できましたが、それを加味してもざまぁという感じでGoodでした。大智、ずっと策士感出してたけど、結局ロクに自分の立てた作戦を成功させられないまま、また退場しちゃったなぁ。それと同じ頃、ワナにハメられかけていたことを知らずに捜索を続けていた沙羅たちの前に現れたのが、英寿。彼はハナから運営こそ自分の敵だと狙いを定めており、彼女らには助言のみをして立ち去っていきます。このシーンで、英寿は「舌切り雀」の話を引用。カッコつけっぷりは英寿らしかったですが、セリフが若干狙いすぎかな…という感じでした。英寿だからこそ、こういう言い回しは成り立つのですが、それを加味しても、ちょっとわざとらしかったかな(制作側は「上手い言い回し入れてやったぜ」と思って挿入しているようなセリフだった)。まあ、悪くはないけどさ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運営が撤収し、この世界からデザグラに関する記憶と事実が消去される“グランドエンド”。運営の逃げを許さんとする英寿は、復活したウィンともコンタクトをを取りながら、行動を継続する。そんなときに介入してくる、古代魚ジャマトの生き残り!それを排除すべく、仮初めの共闘が始まる―!

 

次回は、ジャマト相手にギーツ/英寿とバッファの共闘が実現しそう。ウィンは完全にニラム側なので、英寿が安易に接触してあれこれ頼むのはリスキー過ぎると感じるけど、まあ英寿なら、そうしたことも織り込み済みなんだろうなぁ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『王様戦隊キングオージャー』第11話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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