お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第33話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20230430182421j:image

これが、ジャマ神となったバッファの強さ!

 

 

 

ギーツの復活は、世界の希望か、あるいは絶望か―。デザイアロワイヤルの開幕だ!今回の『仮面ライダーギーツ』は、デザイアロワイヤルの開幕前の、ジャマ神となった道長が作り出した世界でのお話。前回の展開の都合もあって、英寿の登場はラストのみに抑えられ、ジーン等と言ったいままで英寿やその仲間たちを取り巻いてきたキャラたちを中心にドラマが展開されていきました。

 

高橋脚本でちょくちょく採用される、OPオミットの構成が、今回も採用。でも、今回はそこまで大きな展開があった一編じゃなかったし、単純にドラマの時間をより長くとるための措置だったのかな。英寿の復活が最大のサプライズと言えばそうだけど、まあ「(主役ということもあるので)何らかの形で本編に再登場するんだろうな」ということは、容易に予想できたしねぇ。

 

なお、前回(第32話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

道長がジャマ神になったことで、世界は再構成。彼の望みであった「全ての仮面ライダーをぶっ潰す力を手に入れる世界」は実現し、前回天国と地獄ゲームで行方不明となった英寿や景和は行方不明者扱いとなった一方、祢音は記憶をリセットされて、鞍馬財閥のお嬢様として生活していました。完全にベロバにしてやられた感のあるチラミは、今の世界が面白くないことから、かつての仮面ライダーを復活させて、彼女らに対抗することを画策。ところが、ライダーたちはどんどんバッファ/道長の前に倒されて行って…。ジャマ神となった道長によって作り直された世界では、祢音を含むほとんどの人間の記憶はリセット。しかし、英寿がスター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズのまま行方不明になっていたり、沙羅が景和が何らかの事情で行方不明になっていることを気に病んでいたりと、わずかながら前の世界の設定と記憶が引き継がれているのが気になります。これは、創世の女神の模造品が模造品であるがゆえなのか、それとも道長が意図的に願ったからか、はたまた特に意味はないシーンなのか…?そんな道長の作り出した世界が、どうにも面白くないのがチラミ。彼は抵抗すべくかつての仮面ライダーのIDコアをすべて用意し、ツムリに無理矢理どんどんライダー候補たちを選定させていきますが、そのたびにバッファが現れ、ライダーたちは次々にやられてしまいます。チラミの行動理由はわからなくはないですが、それこそが道長をひきつけることにつながってしまうのが、厄介なところ。これにより、デザイアグランプリの運営は抵抗がしにくくなる(応戦すべくライダーを派遣しても、道長の願いと力で倒されてしまう)のだから、よく考えたものですね。まあ、道長が「全ての仮面ライダーをぶっ潰す力」を願ったとき、そこまで考えていたとは思えないけど…。

 

にっちもさっちもいかなくなったチラミは、オーディエンスであるジーンとケケラの協力を懇願。返答を渋るケケラに対し、ジーンは意外にも快諾。ケケラも承諾はしなかったものの、独自ルートで動くと述べます。そんなときに、ヴィジョンドライバーを使って、道長が直接強襲。ジーンとチラミは、それぞれ変身して戦いを挑みます。中盤で、ジーンとケケラが登場。チラミに対してよく思っていないはずの2人ですが、ジーンは英寿を取り戻したいという思いから、チラミに進んで協力する意思を見せます。ここでのジーンの快諾は、ちょっと意外。何らかの形で、英寿を取り戻そうと行動しそうだなと思っていましたが、以前あれだけ運営とバチバチやってたんだから、その運営側と手を組むとは予想していませんでした。しかも、「英寿を取り戻したいから」と、割と爽やかな笑顔を見せるほど。こりゃ、運営側について何かをしようという考えは、あまりなさそうだな。

 

死力を尽くして戦うジーンとグレア2/チラミですが、バッファの力はすさまじく、今までのような戦い方では全く歯が立たない状況。ジーンは変身解除に追い込まれた他、チラミは完膚なきまでに叩きのめされてしまいます。もはや、バッファに対抗する力はないのかと思われたそのとき、突然英寿が復活してギーツへ変身。しかし、彼がマグナムシューター40Xを向けた相手とは―!終盤では、ジーン&グレア2VSバッファの戦闘が実現。通常ライダー以上の戦闘力を持つジーンたちのはずですが、バッファの力にはかなわず、苦戦を強いられた末完全に追い詰められてしまいます。このシーンでは、チラミがあれこれしゃべりまくる結果、彼の方がセリフが多いうえ、戦闘シーンの割かれている時間も長いという形に。いや、彼らしいっちゃあそうなんだけど。なんだろう、このモヤモヤ感。チラミって、ゲームマスターとして偉そうなそぶりしてるんですけど、その割には今までやったヘマが多すぎて、全然キャラとして感情移入できないんだよな…。そんな、ジーンたちのピンチの前に、颯爽と登場したのが、消滅したはずの英寿。彼はギーツ マグナムブーストへと変身しますが、戦いを挑まんとした相手は、バッファではなくグレア2でした。彼が、デザイアグランプリの運営に反感を持つ理由が既にあるのは、周知の事実ですが、この行動にはそれ以外の何かがあるように感じられます。デザイアロワイヤルの開幕と、何か関係があるのかな?きっと、あるんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザイアグランプリの運営との対決を宣言する英寿。彼と道長は、仮面の男=スエルから、デザイアロワイヤルへと招待される。デザイアグランプリと変わらぬ、ライダーどうしたちが戦うゲームであるデザイアロワイヤル。中には見知った顔のライダーもいる中で、英寿は、どうこのゲームを戦い抜いていくのか!?

 

次回より、デザイアロワイヤルが本格始動。大智や祢音といった、かつてデザイアグランプリに参加していたメンツの他、沙羅の姿もあるのが気になります。彼女もいよいよ仮面ライダーに変身するのか―!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『王様戦隊キングオージャー』第9話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/