今回は、2022年12月23日~2023年1月15日の日程で、東京の池袋サンシャインシティにて開催されていた、「生誕50周年記念 THE仮面ライダー展」のレポートです。
一昨年2021年に、シリーズ放送開始50周年を迎えた「仮面ライダーシリーズ」の、史上最大規模とも言える展覧会が、名古屋→福岡→札幌を経て、東京に上陸。展示内容の濃さという面では、それほどではありませんでしだが、展示物の多さは確かに史上最大規模と言える、カメラ撮影の捗る展覧会になりました。
「いつ行っても絶対混んでるだろうなぁ」と思って、ギリギリまで行くかどうか迷っていたのですが、先週ふとチケット販売サイトを見ると、最終週の土日に余裕で空きがあったので、行くことを決意。しかし、それでもかなり会場内に人がおり、おそらく私が行った14日(土)午後の時点で、600人くらいはいたのではないかというくらいの混雑っぷりでした。いくら一時期に比べて落ち着いたとはいえ、まだ新型コロナウイルス感染拡大の状況は、終息してないんだけどなぁ…。
※今回は、敬称略でお送りします。
展示の構成は、「歴代仮面ライダー1号の紹介」→「石ノ森章太郎と仮面ライダーのデザイン誕生のひみつ」→「歴代昭和ライダー」→「歴代平成ライダー」→「令和ライダー」→「劇場版or配信のみ作品」→「シン・仮面ライダー」の順番。「仮面ライダーの歴史」を、ほぼ時系列順に追っていくという形でした。
展示物にはかなり力が入れられており、どの作品も最低1つは展示物が存在。平成ライダー以降は、一部実際の撮影に使用されたであろうプロップが展示されていたほか、昭和ライダーはわざわざレプリカを新造して展示するなどしていました。
昭和のときは、プロップ等の管理が杜撰でろくに当時品が残っていなかったであろうことを考えれば、よくやってるなという印象を受けましたね。なんだよ、東映もやればできるじゃん。
中でも唸らされたのが、『仮面ライダー(新)[スカイライダー]』の展示。「私がファンだから」ということもそうですが、チョイスされていたのが「がんがんじいのスーツ」の「改造人間FX777のプレート」だったのが、渋いなと感じました。これチョイスした担当者は、まあまあわかってるな…!
その一方で、展覧会としての情報量については、かなり物足りない感じ。仮面ライダーのデザイン誕生過程の話は、今まで何度も何度も様々な書籍で触れられてきた情報・資料の展示のみであり、各ライダーの紹介は、登場人物の関係図程度。正直、真新しい情報等は一切ありませんでした。まあ、一般人や平成ライダーシリーズのみのファンがサラッと見るには、これくらいのほうがいいのかな。
最後に、ギャラリーとして、いくつか画像をペタペタ。本当に展示物はかなり充実していたので、上述したとおり、写真を撮るための展覧会という感じでもありましたね。響鬼のスーツをこんなにも美しく感じたの、マジで人生初めてだったなぁ―!
好評のうちに終わった、「生誕50周年記念 THE仮面ライダー展」。今後も静岡や大阪で開催予定ですので、行きたくても行けなかった人は、まだまだチャンスがあるので、ぜひ一度顔を出してみてはいかがでしょうか。
そんな本展覧会では、物販もある程度充実。というワケで、次回以降では、購入商品を取り上げていくことにしましょう!
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