お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン43話 ちょっとした感想

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未来では息ピッタリなサルとオニ

 

 

 

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

君は、夢を持つほど不幸ではない。だから、幸せを知らない。今回は、間接的にはるかがドンブラーザズとなるキッカケを作ったともいえる、謎のマンガ家:椎名ナオキの正体の判明回。なんとそれは未来のはるか自身であり、さらに真一ともくっついていることまで判明するという、こちらも『ギーツ』に負けず驚きが連続したお話でした。

 

いつも通りのギャグテイストでお話が進んでいきましたが、よく考えてみるとなかなか残酷だなぁと感じる設定もちらほら。『ドンブラザーズ』は来月末最終回を迎えますが、「ヒトツ鬼を倒しきってハッピーエンド」にはまずならなさそうだよなぁ、これ…。

 

なお、前回(ドン42話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

食い逃げの嫌疑も晴れ、今度こそ一般市民に戻れた翼。彼の悩みは、獣人の森から脱出できた理由になりますが、偶然街で見かけた着ぐるみをキッカケに、ウサギの着ぐるみに助けられたことを思い出します。すぐさま喫茶どんぶらに向かった翼は、はるかからそれが椎名ナオキであると聞きつけ、冗談社へ急行。そして、ついに原稿を持ち込む彼女の姿を発見しますが、そこに入った邪魔者は…!序盤は、はるかたちの様子を1シーンはさんだのち、翼メインで進行。ゆり子(相変わらず松竹梅の松評価にこだわっている)のおかげでとうとうすべての嫌疑が晴れたのに、自分を獣人の森から救ってくれた開いて=椎名ナオキを追いかけたがために、謎のドンムラサメに襲撃を受けるハメになります。謎のドンムラサメは、バイクを常用し、高度なドライビングテクニックを披露。『ギーツ』以上に仮面ライダーしており、なかなかの迫力がありました。いやあ、やっぱりバイクアクションも、CG合成より実際に飛んだり跳ねたりするアクションの方が映えるよね。前輪を軸にして後輪を持ち上げるアクションは、『クウガ』第4話の、トライチェイサー2000デビュー回におけるそのバイクアクションを想起させたなぁ。

 

謎のドンムラサメの相手を翼がしている中、椎名ナオキの正体が自分と瓜二つであることを知ったはるか。さらに、喫茶どんぶらには真一と瓜二つの人間が現れ、彼らの語りから、2人は未来から来たはるかと真一であることが判明します。その事実や行動に、驚きの連続のはるかたち。しかし彼女らは、未だに謎のドンムラサメ=未来のドンムラサメに追われ続けていることを、すっかり忘れていました。中盤、偶然にもウサギの着ぐるみが脱げてはるか=未来のはるかの顔があらわになったことをキッカケに、お話は一気に進展。未来の真一も現れ、次々と未来のことを語り、はるかたちは圧倒されていきます。今回注目すべきポイントは、中盤のこれらシーン。かなりギャグっぽくまとめられていましたが、整理すると、未来のはるかたちは「未だにドンブラザーズとして戦い続けている」・「そんな彼女たちは疲れ切っており、キビポイントを消費して過去にリフレッシュしに来ている」・「仲間内で亀裂が生じており、タロウやつよしに関しては現代のはるかたちに言えないようなことが起きている」等々、何一つ明るい要素のない状況に置かれていることがわかります。今ですらそれほど仲がいいとは言えないドンブラザーズが、さらに仲が悪くなるってどういうことなんだろう。しかもこれ、このまま現代のはるかたちが、何か未来を変える努力をしなければ、そうした未来が来ちゃうってことだよね…。ちなみに、中盤の一連のシーンは純粋な小ネタも多く、「ブルーとイエローがくっつくのは、かつての井上脚本メイン作品である『ジェットマン』と反対」、「未来の真一が二千円札や短歌を使うが、前者は現代使われていないもの、後者は俳句よりも前に生まれたもの」と、未来人にもかかわらずやっていることやチョイス等がことごとく逆パターンになっています。どこまで意図的に挿入したものかはわかりませんが、こうした小ネタの挿入には、笑いよりもむしろ「深いな…」と感心させられましたね。

 

翼救出のために、現場に向かったタロウたち。翼は既にイヌブラザーに変身しており、さらにソノイたちも介入したことから、混戦状態に陥ります。そんな中、未来のドンムラサメは、未来のオニシスターとサルブラザーの手で撃破。続いてブラックオニタイジンムラサメへと巨大化しますが、これは現代のブラックオニタイジンムラサメに倒されます。こうして事件は解決。未来のはるかと真一は、自分たちの世界へと帰っていきました。終盤で、ドンブラザーズ6人とソノイたち脳人、ドンムラサメと未来のドンムラサメという4つ巴の混戦が展開。お話の展開の都合もあり、初めてオミコシフェニックス登場以降ドンモモタロウがそれを使わず(未来のオニシスターが使用)、巨大ロボ戦ではブラックオニタイジンムラサメどうしが戦い、結果現代のドンムラサメが勝利するという、異色の展開が連続する戦闘となりました。『新・初恋ヒーロー』の最後のコマを除いて、やるべきことに決着をつけて帰っていった未来のはるかたちだけど、未来のドンムラサメはどうやって現代に来たんだろう?つーかそもそも、はるかの盗作問題は、未来では解決してるのか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本物の夏美を救うためには、獣人の彼女を倒す必要があると、信じて疑わない翼。しかし、それは誤った認識だ。ニンジャークソードを持つ翼の前に立ちはだかるのは、つよし。ついに翼の、そしてつよしたちの正体を、お互いが知ることになる!

 

次回はいよいよ、翼の正体バレ回。それと同時に、ソノニとの戦いも描かれることになりそうです。思えば、第2話からずーっと今まで、メンバーの一部の正体がわからない状態で、ドンブラザーズは戦隊をやってきたんですよね。よくもまあ、これで今までお話が成立してたよね…(ほめてます)。

 

やあやあ、ドン44話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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