本日(12月22日)、『ウルトラマンデッカー』の後枠として、来年1月28日より『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ』が放送開始されることが発表されました。
その公式ニュース記事は↓コチラ!
『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ』の商標自体は、以前から特許情報プラットフォーム等で出願されていることが確認されており、「もしかすると、『デッカー』の後枠で始まる新作ウルトラマン(列伝形式の番組ではなく、純粋な新作)じゃないか!?」なんてウワサもありましたが、やはりフタを開けてみれば、上半期恒例の列伝形式番組でした。
なお、本番組にかかるPVは↓コチラです。
1月〜6月あたりまで放送される列伝形式の番組は、2017年の『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』以来毎年恒例で、ファンにとってはもう見慣れた展開。ですが、個人的に注目したいのは、そうした枠の中で、新たな商品展開やストーリー展開を模索している点です。
今までの列伝形式の番組は、ナレーターを務めるキャラを1〜2人配置し、時々特別ゲストがやって来る形式。1話ごとの繋がりはあまり重視されておらず、ドラマとしてもそこまで興味深い展開があるものではないことがほとんどでした。
また、新規商品展開についても、取り上げる過去作品に連動したソフビを発売する程度。『ウルトラマン クロニクルZ ヒーローズオデッセイ』では、ガッツウイング1号と2号が中国からの逆輸入で商品化されましたが、ああいうものは例外的なものでしょう。
ところが、『ニュージェネレーション スターズ』は、今までのものとはひと味違います。
まず、ストーリー展開。失われたニュージェネレーションウルトラマン(原文ママ)の記憶=「スター列伝」を取り戻すため、「ニュージェネレーションウルトラマン」たちが手を携えて立ち上がる―とされており、明確な作品としての目的が設定されており、そのうえで、過去作を振り返ることがストーリーのカギになることが示唆されています。
続いて、商品展開。キーアイテムとして、バトルナイザーに酷似した「ディメンションナイザー」が登場し、『デッカー』のキーアイテムであるウルトラディメンションカードのリードが可能。これにより、『デッカー』終了後もウルトラディメンションカードの商品展開が可能であり、さらなる販促が期待できると言えるでしょう。
そう、この『ニュージェネレーション スターズ』、テイストこそ列伝形式の作品ですが、やろうとしていることは、ほとんど普通の新作と変わりないのです。
こう考えてみると、『ニュージェネレーション スターズ』は円谷プロにとって、ターニングポイントになる作品と言えるのではないでしょうか。新作4クールを作るのはまだ苦しい、でも放送枠は持たせたい…。そうした厳しい状況下で、このような作品&商品展開をひねり出してきたのは、「よくやった!」と、素直に褒め称えたいですね。
まあ、「未だにゼロに頼るのか?」とか(初登場からもうすぐ15年だぞ!)、「ストーリー展開と言っても、『ヒットソングヒストリー』や『ギャラファイ』を足して2で割った感じになりそう」という思いもありますけどね。特に前者。いくら子供やファンに一定以上の人気があるとはいえ、いい加減ゼロと決別する勇気も必要だと思うけどな〜。
さて、冒頭で述べたとおり、『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ』は、来年1月28日より放送開始。これにより、『デッカー』の放送も来年1月まで続くことが確定となりました。
いつも通り、とりあえず第1話は感想記事作るけど、その後はどうなるかな。ドラマ展開によっては、毎週感想記事を作ることになる…かも?
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