お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン41話 ちょっとした感想

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逮捕不可避なクリスマスプレゼント

 

 

 

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

あんたは、この世に必要な者だ。あんたは、生まれながらのサンタだ。今回は、少し早めのクリスマス回。本作としては非常に珍しい、ヒトツ鬼=光鬼にスポットを当てたドラマ展開となっており、ちょっぴりファンタジックな雰囲気が漂っていました。

 

ファンタジックな雰囲気といっても、やっぱりそこは『ドンブラザーズ』。基本的にはメチャクチャな展開が連続しており、一番衝撃的だったのは、サンタが逮捕されて光鬼化するというものでしたね。「子供の夢を壊すじゃないか!」と思ったけど、過去に『エクシードラフト』では神と悪魔のサンタのガチバトルとかやってるし、あれに比べればマシか…。

 

なお、前回(ドン40話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

来る日も来る日も続く、ドンブラザーズとソノイたちの決闘。しかし、クリスマスが近づくと、ソノイたちは突然トーンダウン。その理由は、年に一度の脳人のある使命にありました。事情を知ったタロウたちは、意外なツテで本物のサンタ=リアルサンタの存在を知りますが…。OPが終わり序盤のドラマでは、数日連続で決闘を繰り広げ、そこから態度を一変させ、喫茶どんぶらで神妙な面持ちで集まるタロウらとソノイたちの姿が描写。ここまでわずか2〜3分しか経っておらず、異常なまでの展開のスピーディーさを感じました。いやいや、よくこんなにスパスパと切り替えられるな!そんなソノイたちが、タロウたちに告白しようとするも結局出来なかった(立ち話を聞かれたことで結局バレた)のが、脳人がサンタクロースに扮するという使命。人類の波動で維持されている脳人の世界において、その人間たちへの感謝という意味で、毎年脳人の中で選ばれた者たちが、その任に当たっていました。「悪側がサンタに扮する」というのは、なんだか変な感じがしますが、脳人たちの目的は、あくまでもヒトツ鬼やアノーニ狩り。普通の人間にとっては、全く無害と言える存在とも言えるんですよね。いやはや、こうしたことが成り立つとは…。

 

過去のあることがキッカケで、光鬼化していたリアルサンタ。少女アキの言葉も届かない中、タロウたちは荒療治を決意し、光鬼に戦いを挑みます。ギリギリのところで、イヌブラザー/翼とドンドラゴクウ/ジロウも駆けつけ、光鬼をともに撃破。しかし、今度はドンムラサメが暴走を始め、襲いかかってきます。中盤より、本物のサンタクロースことリアルサンタが登場。昔は純粋なサンタとして活動していましたが、ある少年の「兄がほしい」という願いを本気で叶えようとして警察に御用となったことがキッカケで、今では絶妙な嫌がらせ商品(開封済みの缶詰めや、臭すぎるスニーカー等)を配るまでに落ちぶれていました。「サンタと介人がガチの知り合い」という時点でインパクト大なのですが(知らないうちにサンタトピアでも行ったのか?)、それを超えるインパクトがあったのが、リアルサンタの落ちぶれよう。少年の願いを叶えようと本気だったのはわかるけどさ、いきなりハイテンションでお宅訪問して兄を自称したら、そりゃあ誰だって通報されるでしょう。リアルサンタ役の螢雪次朗さん(!)の演技にも気合いが入っており、ギャグと重厚さを同時に感じる、記憶にメチャクチャ残るシーンになっていましたね。悲しいけどなんだか笑えるというこの塩梅が、何とも言えないなぁ。

 

ドンムラサメは、そのままブラックオニタイジンムラサメに巨大化。ドンブラザーズを本当に追い詰める勢いで攻撃を仕掛けてきますが、そんなことに屈する彼らではなく、最後はトラドラオニタイジン極で撤退に追い込みます。そしてラスト。浄化されたリアルサンタと再会したタロウは―。光鬼はマスクマンばりのオーラパワーでドンブラザーズを苦しめるも、最後はゴールドンモモタロウとドンドラゴクウの前に割とあっさり退場。戦闘面で光鬼よりも厄介だったのは、ブラックオニタイジンムラサメのほうでした。一度はピンチに陥るも、分離と再合体を駆使し、最後はトラドラオニタイジン極で勝利を収めたドンブラザーズ。追い詰められているのに全くピンチっぽくなく、そこから反撃するさまは、とても彼ららしさを感じました。カッコいいんだけど、やっぱりどこか笑えるんだよね。こうした展開を経て、最後はタロウとリアルサンタの、1対1のやり取りが。ここでタロウは、珍しく自分の過去を明かし、素直に相手を励ますような素振りを見せているのが興味深いです。いつかまた、サンタに再びプレゼントを寄付するために、お小遣いを貯めては玩具を買って待っていた―。タロウには、こうした純粋で微笑ましい一面があったのですね。ラストシーンで、リアルサンタに頭を撫でられているときの彼の表情は、今までに無いくらい穏やかなものに見えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真一の家族のことを知っているか?両親はつよしで妹ははるか、翼とジロウはそれぞれ、そのはるかとラブラブなのだという。配達で訪れたタロウが受ける衝撃!果たして、どこまでが本当で、どこからがウソなのか!?

 

次回は、クリスマス放送回ながら、全く展開が読めない一編。ギャグ回のノリになるんだろうけど、それだけではない何かも込められてそうな気がするんだよねぇ。

 

やあやあ、ドン42話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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