今回は、12月10日に発売されたソフビ「スフィアジオモス」のご紹介です。
カナタたちを苦しめ、ウルトラマンデッカーがウルトラマンダイナとともにやっとの思いで倒した強敵怪獣が、堂々のソフビ化。
スフィアジオモスのモデルは、『ダイナ』の大阪ロケ後編に登場したネオジオモス。当時ソフビを持っており、かつ出身地を荒らした怪獣のオマージュとあっては、押さえない理由がありません。というわけで、発売日である12月10日に迅速に家電量販店に突入し入手してきました。
造形面については、スフィアジオモスの凶悪デザインをしっかりと落とし込んでいる、クオリティーの高いもの。造形自体のデザイン省略は全く見られず、細かいヒダもちゃんと造形されています。
玩具安全基準の都合上、鋭角的なデザインはやや丸みを帯びたものに変更されがちですが、スフィアジオモスは、それほどトゲトゲしいデザインをしていないことから、ほとんど違和感なしの許容範囲。デザイン時に玩具化のことをどこまで意識したのかはわかりませんが、上手いことガシッとハマってるな!という感じでした。
塗装面に関しては、両目と胸部コア以外については吹付け塗装で表現。意外に塗装乱れはほとんどなく(吹付けの個体差はあるけど)、ちゃんとメタリックブルーを使っていることから、雰囲気をしっかりと出してくれています。
スフィアジオモスは、元々使われている色の数が少ないことから、これでも劇中スーツのイメージとそれほど変わらない塗り分けになっているのがGood。これもまた、デザインの勝利ですね。どこまで玩具化のこと意識していたのかはわからないけど!(2回目)
終盤の強敵怪獣として、立ち位置的にもデザイン的にもソフビ化するにふさわしい怪獣であった、スフィアジオモス。ソフビ化した際もほとんどイメージが変わらなかったのは、デザインが産んだ奇跡と言えるでしょう。
できれば前後編とかにしてずっと暴れ回ってほしかったけど、ダイナも相手にして戦っていたから、十分な格を見せてくれたと言えるかな。これから、『デッカー』を代表する怪獣として、ジャンジャン活躍してほしいぞ。目指せ、ヒーローショーの常連怪獣!
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