今回は、一昨日4月3日よりテレビ東京系全国ネットで放送開始された、『キャップ革命 ボトルマンDX』の第1話感想記事です。
昨年から玩具展開されていた「ボトルマンシリーズ」がその人気を受けてついにTVアニメ化。『マジカパーティ』の枠を受け継いだ日曜あさ9時30分からの放送になりましたが、30分枠ではなく15分枠だったのにはちょっと驚きました。きっと、調べればもう少し早くその情報入手できたんだろうけど、私がこれに気づいたのは、放送2日前くらいだったな…。
STORY：今、世界中で最も熱いエンターテインメント：「ボトルマン」。そのバトルロイヤルが開かれているスタジアムで、主人公：甲賀コータは、建設中の橋を壊してしまった。その修理代稼ぎのために、現地でキャップ集めに奔走することになったコータだったが、与えられたロッカーに謎のボトルマンが置かれているのを発見。それを携えて、急遽バトルロイヤルに飛び入り参加することになった！もともとセンスがあったコータは、新人ボトルバトラーとして、早くもその頭角を現していく―！
第1話では、ボトルマン バトルロイヤルの様子と、コータたちメインキャラクターの紹介、そしてコーラマルの登場シーンが描写。展開上仕方ないとはいえ、本編が始まって半分くらい経ってから初めてコータ（主人公）が登場するという構図は、なかなか大胆だなと感じました。
そんなコータの専用機であるコーラマルも終盤にしか登場しないため、主なボトルマンの活躍は、冒頭から続くバトルロイヤルの乱戦で描写。今までの玩具CMなどから、てっきり『ボトルマンDX』のバトルは「TCGみたいにお互い向き合ってボトルマンを構えてキャップの発射の応酬を繰り広げる」のかと思いきや、「森の中で体力勝負で走ったり跳ねたりしながら、用意されたトラップをキャップで狙撃して相手をダウンさせる」という形式なのは、ちょっと笑っちゃいました。この世界の人間たちはガチでやってるんだけど、こうなんか、シュールさがぬぐい切れてないんだよね。これはこれで面白いけど！
そんなボトルマンのバトル自体も、現時点では細かいところがガバガバだなぁという感じ。でもそれは決して悪いものではなく、全体的に「勢いで乗り切ってやるぜ！」感がにじみ出ており、ここまで吹っ切れてくれているのは、逆に好感が持てます。まだ第1話しか放送されていないからわからないけど、これやりようによっちゃあかなり化けると思うなぁ。
ところでこの『ボトルマンDX』、上述のとおり放送枠が15分だったのには驚きましたが、そのあとの15分枠（9時45分〜10時）が『バウパトロール』の再放送枠になっているのは、興味深いなと感じます。前枠の『マジカパーティ』が30分枠だったのに、それをわざわざ2分割して作った枠の片方を単なる再放送に充てるなんて、普通に考えれば労力に見合っていません。
私が思うに、ここは1クールほど再放送枠で持たせて、7月頃から、先日情報解禁された『ジョブレイバー』の新作アニメをやるのではないでしょうか？
『ジョブレイバー』の玩具が7月発売であること、にも関わらすそのための宣伝アニメを今月から順次配信するというやり方から考えて、『ジョブレイバー』という作品を、現段階で少しでも知名度アップ&維持を意図しているのは明らかです。
でも、玩具オンリーでやるのであれば、6月あたりでも間に合うはず。それを発売の3ヶ月前から宣伝を行うだなんて、玩具展開以外の何かがある可能性が高いでしょう。そしてそれが、アニメの全国放送ならば―辻褄が合いますよね。
さて、この『ボトルマンDX』、YoutubeやTVerでの配信にも力を入れており、本放送直後から公式配信を敢行。テレビ東京系局がない地域でも、ほとんどラグなく作品を楽しめる形になっています。
今後が楽しみな作品だけど、さすがに1話あたり15分じゃあ、毎週感想記事を作るのはボリューム的に厳しいかな。というわけで当ブログでは、「ガールズ×戦士シリーズ」やかつての『アースグランナー』のように、1クールごとの感想記事を展開していこうかなと思っています。
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