今回は、昨年(2021年)12月20日に発売された怪獣ソフビ「アボラス」と「バニラ」のご紹介です。
『トリガー』第19話に登場し、亜種を含めれば『パワード』以来久しぶりにウルトラマンの敵として登場してくれたアボラス&バニラ(『X』では暴れる一怪獣たちという扱いだったので)。劇中でもインパクト大な活躍を見せてくれており、それに呼応するかのように、多くの量販店でソフビが売り切れor在庫僅少という状態になりました。今さらだけど、やっぱり劇中で怪獣が活躍すると、そのソフビの売れ行きは良くなるんだねぇ。
なお、登場回の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
まずはアボラスから。ガッツリ“怪獣”らしい顔に、レッドキングの意匠を受け継いだ(オリジナルは着ぐるみ改造)ド直球のモンスターフォルムは、ソフビになっても絶大なインパクトを誇っています。
顔から上半身の大部分と、下半身がそれぞれ一体成型で造形されていますが、その表現はかなり細かくて的確。技術の高さを感じさせます。レッドキングの流用ではない、新規金型による成型になっているのもGoodです。
塗装については、もともと塗装箇所も使用されている色の数も少ないので、ほぼ全体がきっちり塗装。劇中イメージとほぼ一緒です。シンプルなカッコよさって、いいよね…。
続いて、バニラ。造形の構成はアボラスと同じで、顔から上半身の大部分と、下半身がそれぞれ一体成型。顔のでかいアボラスに対して、全体的にほっそりとしたフォルムが、白い背景によく映えます。
ベースになっているのは、『X』以降登場しているスーツであり、そのため『マン』に登場したオリジナルに比べて、幾分か柔和な顔になっているのが特徴的。その分目や鼻の造形がはっきりわかるようになっています。
塗装面については、アボラス以上に塗装個所も使用色も少ないため、同じく劇中のイメージとほぼ同じになっていてGood。腹部のブラウンは吹付け塗装での表現ですが、塗装の乱れは見られませんでした。
『トリガー』の終盤で、メカムサシンとともに大きな爪痕を残してくれたアボラス&バニラ。そのソフビたちも、上述のとおり高い完成度を誇っていましたね。
さて、ここ数年『Q』や『マン』のオマージュ回が1話挿入されている「ニュージェネレーションヒーローズ」ですが、そうなると今年は『セブン』の何かしらのオマージュが来るのではないかと期待したいところ。でもキングジョーとかは散々出てるし、他に何か使いやすい怪獣or宇宙人っているかなぁ?
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