今回は、昨年(2021年)10月11日 に発売された、「勇動2 ゼンカイジャー」より「スーパーゼンカイザー」のご紹介です。
『ゼンカイジャー』のキャラの中でも、特にデザインのカッコよさを誇っているスーパーゼンカイザー。対して、ソフビのクオリティはちょっとイマイチで、DX玩具はギミック重視なので、「もうちょっといいのがないかなぁ…」と思っていた矢先、「勇動」でラインナップされるという情報を入手。「勇動シリーズ」デビューを兼ねて(本記事作成時点では、購入済みのゴーゴーファイブの勇動をまだ作っていなかったため)、確保してきました。
正式な発売日は上述の通り10月11日で、当時は月曜日。しかし私は、その2日前の9日(土)、よく買い物に行くスーパーの食玩売場で偶然発見。フラゲすることに成功しました。普段はフライング発売するようなスーパーじゃないのに、どうしてあの日は陳列されてたんだろう?売場担当者のミスなんだろうな、きっと…。
食玩のプラスチックモデルですが、パーツはパッケージに入っている時点でほぼ組み立て済み。その分細かいシールが非常に多く、A・B合わせて約20種類のシールを貼り付けて、いよいよ完成となります。
出来上がったフィギュアは、上の画像の通り。食玩とは思えぬ(それでも計900円するけと)ハイクオリティフィギュアになっています。
造形については大満足である一方、シールがけっこう細かい部分で色々と使われているため、剥がれてしまわないかどうか気になるのが唯一の難点。今回は、シールへの接着剤の塗布ではなく、トップコートを吹き掛けて強度を上げてますが…どこまで持つかなぁ。
可動に関しては、「勇動」自体がその幅広さを売りの1つとしているため、驚くほどの可動域を確保。かなりムリなポーズをとらせても、関節が外れない&自立することから、『ゼンカイジャー』の玩具の中でもトップクラスを誇っていると言っても過言ではないでしょう。
そのくせ、フィギュアーツほどではないけど、関節のジョイントを目立ちにくく造形してるんだよなぁ。制作陣の細かな仕事が光っています。
付属品は、ゼンカイテンランスとギアトリンガー。前者はもともと全体がシルバーなので成型色で表現している一方、後者については細かいディテールをすべてシールで表現。その力技には、ちょっと笑ったと同時に、「食玩らしいな」と感じました。いや、成型色一色よりは見た目の良さが上がるので、ありがたい配慮なんですけどね。
そんな2つの武器は、どちらも手に持たせることが可能。可動域に干渉しないため、劇中のような豪快な立ち回りもしっかりと表現できます。画像には写っていませんが、手のひらを開いた交換用手首も付属しているため、ポージングの幅はまさに無限大です。
さて、「勇動2 スーパーゼンカイザー」は、全国のホビーショップやスーパーのお菓子売り場で販売中。しかし、通販サイト等では品切れのところも多く、また『ゼンカイジャー』自体が終了間際ということもあり、今からの入手はちょいと難しいかなと思われます。
これに限らずだけど、バンダイの最近の玩具って、その作品のメインアイテムを除くとほとんど再生産かからないよね。特にニチアサなんて、商品の登場スピードと回転が速いから、再生産に工場のレーンとかを回してられないってのが理由なんだろうけど…、なんだかなぁ。
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