お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマントリガー』第17話 ちょっとした感想

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防衛隊があるからこその醍醐味・戦闘機内での変身!

 

 

 

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現状は非常に厳しい…。だがいいか。我々は決してあきらめない。最後の最後まで、全力を尽くそう!今回の『ウルトラマントリガー』は、メツオーガ→メツオロチとの対決回後編。兵器の一部使用制限を受けたGUTS-SELECTが、限られた設備と武装内で泥臭く奮闘し、メツオロチに全力で立ち向かうさまが描かれました。

 

GUTS-SELECTの活躍がかなり長く描かれた分、トリガーの活躍パートは短め。カルミラとの戦闘シーンに時間をとった分、メツオロチとの戦いはあっさりしていたように感じました。しっかり短時間の間で見せ場を作ってたけど、そのトリガーのパートでもメツオロチとの戦いを中心に持ってきた方がよかったんじゃないかなぁ。

 

なお、前回(第16話)の感想記事は、↓コチラです

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

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メツオロチ復活までのタイムリミットなどで緊迫感を演出し、さらに電磁兵器が使えないという縛りを付加することで、GUTS-SELECTの防衛隊としてのカッコよさ、そして泥臭さという魅力がこれでもかというほど描かれていた今回。その分トリガーの活躍が淡白になっていたのは仕方なく感じますが、メツオロチはもう少し粘ってほしかったかなぁ。

 

前回、メツオーガの中から生まれたメツオロチ。エネルギー残り少ないトリガーや、ナースデッセイ号バトルモードの一斉放射もものともしないそれ相手に、タツミ隊長はガーゴルゴンキーの使用を強行。それにより、メツオロチを一時的に封じ込むことに成功します。しかし、その弊害によりナースデッセイ号のシステムの大部分がダウン。しかし、メツオロチ復活まで時間がないことから、タツミ隊長は現状残っている兵器での作戦展開を決断するのでした。怪獣を封じ込めたものの、相応の痛手を負った防衛隊。それでもなお隊員たちを鼓舞し、次なる一手のために指示し全力で取り組む隊長―と、なかなか序盤からアツい展開が挿入されるGUTS-SELECTのパート。ここではタツミ隊長のリーダシップが遺憾なく発揮されていますが、よく考えてみると、ナースデッセイ号が行動不能になったのって彼がガーゴルゴンキーの使用を強行したからなんですよね。頭下げて謝れとまではいわないけど、皆を集めて次の作戦に出る時、「こうなったのには私にも責任がある」みたいな感じで、ひとこと自分の非を認めるセリフがあっても良かったように感じますね。

 

メツオロチ復活のタイムリミットが迫る中、ガッツファルコンや陸上兵器の準備を進めるGUTS-SELECT。メツオロチは予想よりも早く復活し再び暴れ始めますが、幸いベースの準備ができた直後であったため、GUTS-SELECTは総力を挙げた攻撃を開始します。メツオロチにダメージを与えつつも、その反撃やトリガーダークの出現もあり、消耗していく兵器と傷ついていく隊員たち。ガッツファルコンも墜落しもはやこれまでかと思われましたが、ケンゴが直接乗り込んで強行発進させて…!中盤では、GUTS-SELECTの陸戦準備、そしてガッツファルコンの活躍がその中心。「一切の電磁的兵器が使えない」という設定を利用して重火器をズラリと用意し、ビームなどの合成による戦闘シーンとはまた違った、見ごたえある戦闘シーンを作り上げてくれていました。ガッツファルコンが一度墜落するも、メンテナンス用のコクピットにケンゴが乗り込んで戦果を挙げるという展開もGood。でもこれなら、最初からヒマリが直接乗り込んで、手動操縦で接近すれば彼女の見せ場をしっかりと演出できたような気が…。まあでも、ケンゴの脱出変身がカッコよかったから、いいか。

 

ケンゴの尽力でメツオロチのツノは破壊され、これにより吸収能力を封じ込めることに成功。ケンゴ自身もトリガーへと変身しますが、ここでカルミラも出現します。トリガーは、何とかグリッタートリガーエタニティにタイプチェンジしてメツオロチを撃破。残るはカルミラだけとなりますが、これにはトリガーダークも立ち向かっていき、偶然入手したサークルアームズを使って突撃。重傷を負わせて消失します。怒り心頭のカルミラは、不満ながらもダーゴンの説得の前に撤退していくのでした。後半から、トリガーが登場してその活躍へ中心がシフト。ここではカルミラが戦闘に大きく介入し、その対応にトリガーとトリガーダークが追われるため、メツオロチは合間にグリッタートリガーエタニティでサクッと倒される形になりました。グリッターブレードとサークルアームズのコンボ攻撃はGoodだったけど、メツオロチのあっさり退場はもったいないよなぁ。そしてカルミラは、トリガーダークの攻撃と、GUTS-SELECTの気迫の前に、ダーゴンの説得を受けて撤収。トリガーダークが消滅して心配になりましたが、イグニスに戻って生存していることが判明したので、なんかホッとしましたね

 

 

 

◎特撮面

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GUTS-SELECTとトリガーの、メツオロチへの奮戦がその中心となっていた特撮パート。実際の爆破あり、なかなかの規模のロケあり、大胆な合成カットありと、見ごたえ十分でリアルタイム時は圧倒されるばかりでした。特に、中盤のガッツファルコンの一連の描写は、「映画か!?」と錯覚するほどの出来栄えでしたね。

 

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ナースデッセイ号が最低限の機能しか使えなくなり、メツオロチの能力から電磁的兵器の使用を制限されたGUTS-SELECT。それでもタツミ隊長以下隊員たちはあきらめず、用意できた重火器を中心に、ありったけの攻撃をメツオロチにぶち込みます。しかし、予想よりも大幅に早く復活したメツオロチにそれはほとんど通用せず、タツミ隊長ら陸戦部隊は、後退を余儀なくされます。ロケーションと市街地のミニチュアセットを交互に映したり、上手く合成するなどして、現場の緊迫感と攻撃が始まるという緊張感を演出していたのがGood。ミサイル攻撃や爆破も、CG合成を上乗せして演出をマシマシにしていたのも、いい塩梅でした。隊員たちが爆破に吹っ飛ばされるシーンもあったけど、あれはどことなく“東映感”があったな…。

 

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トリガーダークが現れる中、ヒマリのガッツファルコンはなかなか狙うポイントであるメツオロチの角を攻撃できずじまい。そのまま被弾し墜落してしまいます。作戦は失敗かに思われましたが、なんとケンゴがそれに乗り込んで強行発進。メツオロチの攻撃をかいくぐって接近し、ツノの破壊に成功するのでした。ガッツファルコンの飛行シーンは、いつもCGで表現されていますが、今回は特にその質感や合成に力が入れられており、画面にマッチしていた印象。墜落してもなお飛び回り、しかもそれをケンゴが操縦していたとわかるシーンは、ドラマの展開としても、そして特撮の見せ場という意味でも、かなり激アツなシーンになっていましたね。メチャクチャカッコよかったぜ、ケンゴとガッツファルコン!

 

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墜落寸前のガッツファルコンから、ケンゴはトリガーに変身して脱出。ところが、彼が相手にすることになったのは、メツオロチではなくカルミラでした。幸いトリガーダークが暴走して襲い掛かってくることがほとんどなかったので、トリガーはグリッタートリガーエタニティにタイプチェンジしてメツオロチを撃破。その後カルミラの攻撃に追い込まれますが、トリガーダークの捨て身の攻撃が、彼女に重傷を負わせるのでした。終盤でついにトリガー登場。カルミラがかなり邪魔をしてきましたが、しっかりとメツオロチをグリッタートリガーエタニティで撃破してくれました。「◎ストーリー面」でも述べましたが、グリッターソードとサークルアームズの併用はカッコよかったですね~。一方のトリガーダークの見せ場は、この後のカルミラとの戦闘シーンに存在。サークルアームズを使った戦い方は、思ったより似合ってましたね。同じガッツハイパーキーだから、イグニスの持ってるキーも使えるんだなぁ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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タツミ隊長が、GUTS-SELECTのアジア総司令長になることが決定。ケンゴたちは、総出でそれをお祝いすることに!でも、そんなときに怪獣が現れて…?

 

次回は、タツミ隊長の昇進のお話。なんだか雰囲気が異常に明るく、そしてケンゴたち側に都合のいいことばかり起きているのに、一抹の不安を覚えるけど…。何かしらの敵の罠とかじゃないよね?

 

↓第18話も、スマイルスマイル!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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