お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーリバイス』第8話 ちょっとした感想

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家族に牙むく悪魔のライダー!

 

 

 

人を幸せにするために、あんたが一番幸せになりなさい。今回の『仮面ライダーバイス』は、水上温泉でのロケを敢行したお話。カゲロウが初めてその正体を一輝たちに明かしたほか、アギレラたちデッドマンズも第1話以来久々に彼らの前に姿を現し、文字通り絶望のどん底に叩き落していきました。

 

「幸せそうに見える家族旅行に忍びよる魔の手」という、最高にゾクゾクする展開で進んでいった今回。最後の最後でカゲロウが自ら正体を明かすのは、ちょっと興ざめな感じもありましたが(もうひと押し何かしらの絶望が欲しかった)、子供番組での演出の限界でしょうか。そうそう、戦いをちょくちょく見ている牛島一家も気になるよね~。

 

なお、前回(第7話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

母:幸実がついに退院。その快気祝いとして、一輝たちは水上温泉に家族旅行にやってきます。しあわせ湯の常連である牛島一家や、フェニックスの狩崎とヒロミもいて一緒に盛り上がる彼らでしたが、アギレラたちデッドマンズの魔手は確かに近づきつつありました。迎えた夕食の時、一輝は知らず知らずのうちに最大のピンチを迎えますが…。今回は水上温泉でのロケ。温泉宿の協力を得て、フロントや露天風呂、そして部屋など様々な場所で一輝たちは思う存分羽を伸ばすシーンが描かれますが、それとと同時に、変装したアギレラたちやフェニックスの狩崎たち、そしてなぜか監視してくる牛島一家など、不穏さが常に付きまとっているのが、視聴者にゾクゾク感を与え、お話に引き込んでいきます。特に、フロントのシーンで、会話するキャラクターが牛島一家を除いて皆デッドマンズ繋がり(であることが確定しているキャラたち)であったのには、正直戦慄しましたね。アギレラたちが変装して潜入しているのは、前回の次回予告で代替予想が付きましたが、その他主要なスタッフまで、作戦のために抱き込んでいたとは…。そんなアギレラは、一輝を暗殺すべく、夕食のドリンクの中に毒物を混入。しかしそれは、自分が一輝を倒すことに固執するカゲロウの手により防がれます。ソーダの中には致死量の毒物が。一輝は全く気付いてなかったから、カゲロウが邪魔してなかったら、完全に死んでたよね…。

 

アギレラたちの行動に不満を持ったカゲロウは、その夜エビルに変身して彼女らを襲撃。直後、ヒロミの変身したデモンズの攻撃を受けますが、何とか脱出します。そして迎えた翌朝。何も知らない一輝たちは、幸実のためのサプライズ演出を敢行。幸せいっぱいの彼らに、とうとうカゲロウとアギレラたちが牙をむくのでした。今回は、展開の都合上リバイ&バイスが終盤にしか登場しないので、デモンズの活躍が多め。スタッフルームと思しき狭い場所で、エビルと戦闘を繰り広げていたのには、「こんな狭い場所でもアクションができるのか!」と驚かされました。そんな戦闘と、一輝と幸実のやり取りのシーンを経て、翌日。とうとう幸実へのサプライズ演出をするシーンへ。温泉旅館の仲居(実はアギレラ)との協力でそれは成功し、笑顔いっぱいの一輝のもとに、カゲロウのストレートな攻撃が飛んできます。そして彼はその正体を現し、デッドマンズも一斉に姿を現して、一輝たちに襲い掛かってくるのでした。ここまでためにためて、一気に足元をすくってやろうというカゲロウのやり口は、悪役として素晴らしいもの。でも、最後の最後で自ら名乗っちゃうのは、ちょっと急ぎすぎた感がありました。まあ、このツメが甘い感じも、ある意味大二らしい…というべきか?そんな存在感抜群のカゲロウの一方で、アギレラたちは一歩引いた感じに。いろんな人がすでに言及してるけど、本当に「タイムボカンシリーズ」に出てきそうなノリしてるね、君たち。

 

バイスのごり押しを受けて、なんとかリバイへと変身した一輝。しかし、まだみゃおいが捨てきれず、どうも本調子で戦えません。やがて戦いは河辺へともつれ込み、コングとジャッカルのバイスタンプが、それぞれリバイ&バイスとエビルのもとに転がってくる形に。これを使ったリバイ&バイスは、コングゲノムへと変身し、エビルを撤退に追い込むことに成功。またデモンズも、バッタバイスタンプの力でアギレラたちを撤退に追い込むのでした。後半の戦闘シーンでは、河辺を使った大胆な演出が見もの。また、コングゲノム、デモンズのバッタバイスタンプなど、CGを多用した戦闘シーンも注目させられました。なんか今回の戦闘。コングゲノムは『オーズ』のサゴーゾっぽいし、バッタバイスタンプはタトバのタトバキックっぽい感じがしたよね。もしかして、狙ってる?

 

大二の悪魔の正体を知り、途方に暮れる五十嵐一家。幸実の優しい言葉を受けても、一輝の心は晴れなくて―。ラストシーン、一輝に対する幸実のセリフにも注目したいところ。大二やカゲロウのことを否定するセリフを一切言わず、ただ「大二を救ってあげて」と言ってるんですよね。こうしたセリフが出てくるのは、少なくとも幸実の中では、「本物の大二は生きているはずだ」と、「カゲロウと大二は絶対に別物である(心に潜む悪魔だから、一概に別物とは言いにくいけど)」という2つの願望があるからのはず。つまり、まだ大二のことを信じているし、希望も捨ててないんですよね。こうした家族たちの願いに、答えられるのか、一輝!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エビルの正体はカゲロウであり、彼はいつの間にか大二の身体を乗っ取りつつあった。大二を取り戻したいという気持ちと、デッドマンズへの怒りが入り混じる中、新たな事件がまたも発生する。一輝は、家族の絆を再びつなぐことができるのか?

 

次回も今回の続きで、エビル=カゲロウをめぐる話が主になりそう。うーん、予告から察するに、まだその決着にはもう1、2話くらい時間がかかりそうだな…。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第33カイ ちょっとした感想」に続きます。

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