ヒロミは大二を救えるか！？
ウザくてアツい、略してウザアツい。一輝にピッタリだよな！今回の『仮面ライダーリバイス』は、ジャッカルゲノムと仮面ライダーデモンズの初登場回。割と早い段階で「大二の様子がおかしい」ということが一輝たちに認識された他、第1話の名誉挽回と言わんばかりの、ヒロミの堂々とした変身&戦闘が描かれました。
本筋のドラマの合間に今回のみのドラマ（ゲストキャラクターたちのドラマ）をやっている形であったため、その展開は今まで以上に駆け足気味。それでもなんとかキチンと完結させてくれているのはGoodでしたが、ちょっとキツいのかなぁという印象も受けました。頑張ってほしいけど、最終回間際まで持つかな…。
なお、前回（第6話）の記事は↓コチラです。
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一輝たちがフェニックスから受けた新たな任務。それは、巷で出没する連続窃盗団の取り押さえ。狩崎の機嫌を損ねたため、現状戦力で立ち向かわざるをえなくなった一輝たちでしたが、ぶーさんたちの協力を得て犯人の予想を立てます。一方、ヒロミは大二の異変を察知しており、水面下で調査を開始。そして大二自身も、自分の異変に気づきつつありました。一輝たちが初めて事件のことを知ってから、犯人の目星をつけるまで、わずか数分。ぶーさんという存在のお陰で、かなり描写を圧縮することに成功しています。マジモンの情報屋なんじゃないかと思われるブーさん。彼の本当の職業は、まだしばらく明かされることはないでしょう。多分、制作側もそこまで設定練り込んでないんじゃないかな…。このようにほのぼのした（デッドマンズによる事件が起きてるけど）一輝のパートとは真反対に、暗くてシリアスなのがヒロミ&大二のパート。大二の様子を不審に思ったヒロミは、一輝たちに聞き込みをしますが、いい話は聞けずじまい。その間にも、大二は自分の身体が何者かに蝕まれつつあることに恐怖していました。大二とカゲロウは、今は身体を共有している、一種の二重人格状態。これ多分、のちのち大二の人格が完全に乗っ取られる展開来るだろうなぁ。そしてその時が、おそらく仮面ライダーエビルとの決着回で―。
一度は窃盗団と対峙するも、チーター・デッドマンズ フェーズ2の素早さの前に、ほとんど手も足も出なかったリバイ&バイス。狩崎を説得してなんとかジャッカルバイスタンプを譲ってもらう話をとりつけた一輝は、続いて大白水高校へ直行。そこの教師の話や、生徒の自宅周辺での井戸端会議を耳にして、彼は一つの真実にたどり着くのでした。一度目のチーター・デッドマンズとの戦闘では、マンモスゲノムとイーグルゲノムを使って応戦したリバイ&バイス。グチグチ文句を言うバイスに対し、「今あるものでどう戦えるか」を優先して考え行動するリバイ／一輝が、かなりカッコよく見えました。そしてこの後、再びドラマは一輝たちの調査パートへ。ここで彼らは、デッドマンズの正体が窃盗団の一人：仁志の父親ではないかと推測します。OPやCM含めて、ここの時点で開始から既に15分以上経過。どう話を進めるのかと思いきや、人の話をたまたま聞いて状況を知るという、いわゆる聞いたか坊主のテクニックでまとめていたのは、面白いなと感じました。ちょっとわざとらしかったけど、まあこれは仕方ないかな。
再び窃盗団出現の報せを聞いた一輝たちは、現場に急行。エビルも現れ、若干劣勢に追い込まれる彼らでしたが、駆けつけたヒロミがジャッカルバイスタンプを渡したことで形勢逆転。さらに、ヒロミ自身も仮面ライダーデモンズへと変身し、エビルと互角に渡り合います。そして戦いの結果、エビルは逃したものの、チーター・デッドマンズを倒すことに成功。一輝たちは、1つの家族の絆を救ったのでした。後半の戦闘シーンで、リバイ&バイスのジャッカルゲノム、仮面ライダーデモンズが相次いで登場。それぞれ、そのアクションとデザインが強く印象に残りました。デモンズの目って、ちゃんとクモのような複眼になってるんだね…。そんな彼らの活躍で、今回の事件は解決。仁志を改心させ、彼の父親も救い、お話は終わりを迎えます。オチとしては悪くないのですが、ここで仁志に「（一輝は）ウザいけどアツいんだね」と言わせたのは蛇足だった印象。だって仁志、今回一輝とほとんど絡みなかったじゃん。「どこでそこまで仲が深まったの？」って疑問が生まれちゃいますからね。
家族水入らずの、楽しげな五十嵐家の温泉旅行。しかし、そこにもデッドマンズの魔の手は迫っていました。一輝たちは、大二の中に潜む悪魔の存在を知ってしまうのか？そしてその時、彼らはどう出るのか！？
次回は、五十嵐家の温泉旅行回。しかしその内容は、かなりハードになりそうです。大二のことが早めにバレるということであれば、カゲロウの話は、もしかしたらそんなに長く引っ張らない可能性も出て来たな…。
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…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第32カイ ちょっとした感想」に続きます。
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