お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマントリガー』第4話 ちょっとした感想

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速やかにギャグキャラ堕ちしたイグニスさん

 

 

 

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ウルトラマントリガーか。やっぱり、ゴクジョーだね!3タイプのお披露めや、メインキャラクターたちもひととおり登場したことで、『ウルトラマントリガー』は今回から通常回へ。イグニスとの衝突がお話の中心となっており闇の三巨人たちは戦いに介入してこなかったことから、オカグビラとのバトルも割と時間が長めに取られていました。

 

前回こそ謎めいてダンディな宇宙海賊として登場したイグニスですが、今回はわりとおちゃめなコメディリリーフの立ち位置に。オカグビラ登場以降、あんな抜けた姿を見せるとは思わなかったので、いろんな意味で笑わされました。この感じは嫌いじゃないけど、イグニスは今後こういう立ち位置でストーリーに関わる…のかな?

 

なお、前回(第3話)の感想記事は、↓コチラです

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

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超古代遺跡から発掘された発信器(?)をめぐる、ケンゴらGUTS-SELECTとイグニスとの争いが描かれた、単発回である今回。彼らの関わりあいは前半に集中しており、後半はオカグビラとの戦いに全振りするという、分かりやすい構成がとられていました。ワチャワチャ感があって面白かったけど、オカグビラと超古代遺跡の関係が、今後どのくらいストーリーに関わってくるのかが気になります。

 

勤務中に悪夢にうなされ、ユナたちに叩き起こされたケンゴ。状況がつかめていない彼でしたが、やがて新たな超古代遺跡が発掘されたということを知り、タツミ隊長の指示のもと、ユナやアキトと共に現地へ向かいます。しかし、そこに不審な調査員が1人。それに気づいたケンゴたちが、暴いた正体は…。冒頭出てくる、ケンゴの悪夢。彼の姿にトリガーに似た黒い影がダブっていることから、トリガーもティガと同じく、かつて闇の戦士だったのではないかということが窺えます。闇のトリガーは今後、どんな形で登場するのでしょうか。第2話あたりの雰囲気だとアキトが変身しそうに見えましたが、こうなってくると、ケンゴ自身が変身するか、あるいはケンゴ/トリガーから分離して出てくる形もありそうだなぁ。そんな悪夢は、ユナたちに叩き起こされることで強制終了。その後、超古代遺跡の調査へ向かったケンゴたちは、そこで調査員になりすましたイグニスと遭遇するのでした。超古代遺跡(という名のいつもの場所)で、明らかに怪しい調査員が1人。「なんか聞き覚えある声してるなぁ」と思ったら、それもそのはず、イグニスの変装でした。この時の彼、かなり『ゴーカイジャー』のバスコみがありましたね。

 

イグニスを取り逃がし、帰還したケンゴたち。その後、ケンゴはもっとトリガーのことを知るために、アキトの部屋で石板を通じ、3000万年前のことや闇の三巨人のことを学びますが、この時既にナースデッセイ号にイグニスが侵入していました。ケンゴたちが気づいた時は既に遅く、イグニスの司令室侵入を許してしまいますが、その時マルゥルの解析で、あることが判明します。中盤から、舞台ナースデッセイ号内へ。ケンゴが「もっと超古代遺跡のことを知りたい」という発言をきっかけに、アキトの部屋へと連れられ、そこで第1~3話の振り返りが行われました。第4話にして今までのことを振り返るって、あまりにも早すぎる気がするけど、これは、来週から2週連続で特別編になることを想定してでの描写なのかなぁ。こうした展開を経て、トリガー関連のことに知識と理解を深めたケンゴ。その時、突然イグニスが再び現れ、ガッツスパークレンスを強奪し逃走。そのまま司令室へと乱入し、GUTS-SELECT内は騒然となります。今回は坂本監督回ではなく武居監督回ですが、皆坂本監督回ばりの徒手空拳アクションを披露。だからさ、せっかく君たち銃(ガッツスパークレンス)持ってるのに、なんで未知の宇宙人に素手で挑もうとするのよ…?

 

オカグビラが市街地に出現!イグニスはマルゥルたちの話をほとんど聞かずに地上へ逃げますが、出現したオカグビラに吹っ飛ばされ、遺跡から出土した発信器を落としてしまいます。その後、オカグビラにはトリガーが応戦。アキトの協力を得ながら、最後はパワータイプで撃破するのでした。ガッツスパークレンスはあきらめたものの、実は遺跡から、ケンゴが興味を示していた出土物も持っていたイグニス。しかし、それはオカグビラを呼び寄せるための発信器のようなものであり、これにより彼は、因果応報とも言うべきひどい目に遭います。後半のイグニスは、一転してコメディリリーフに。アキトたちの忠告を聞かなかったせいでオカグビラに吹っ飛ばされて星になり、命からがら木に引っ掛かって助かったと思いきや、枝が落ちて落下します。今後イグニスは、「基本的にはカッコいいけど、どこか抜けてる宇宙海賊」って感じでいくのかな?そんなイグニスをよそに、街を侵攻するオカグビラ。これに対して、ケンゴはトリガーに変身。最初はもたついた戦いっぷりを見せますが、アキトの懸命なアシストにより、オカグビラをなんとか撃破するのでした。今回闇の三巨人とのバトルがないため、怪獣1体とのバトルを丁寧に描いていたのはGood。でも、マルチタイプでちょっとモタモタ戦いすぎましたね。前回・前々回でタイプチェンジしてるんだから、ケンゴももっと早く「タイプチェンジすればいいんだ!」って気づいて欲しかったな…。

 

 

 

◎特撮面

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お話の展開上、闇の三巨人との関わり合いが全くなかったことから、トリガーとオカグビラの戦闘シーンに長く時間がとられ、そして注力されていた今回の特撮パート。グビラはもう「ニュージェネレーションヒーローズ」では見飽きた怪獣の1体ですが、演出等を変えて、何とか今までと違う感じを見せてやろうという気概と努力を感じましたね。

 

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し突然めくりあがる、市街地の道路。イグニスとの戦いからすぐに出動せざるを得なくなったGUTS-SELECTでしたが、地中を進む何かを発見。ガッツファルコンハイパーモードが、それを引き上げます。その正体は、グビラの亜種ともいえる怪獣:オカグビラでした。今回は、最初の市街地に被害が出るシーンにこだわりが炸裂。道路がめくりあがる描写も丁寧でしたし、沈下したり倒れたりするビルも、工夫が凝らされていてオカグビラの出す被害の大きさを感じられるようになっていました。そんなオカグビラを地上へ引きずり出したのが、ガッツファルコンハイパーモード。オカグビラを引っ張り上げるシーン、やっぱり『コスモス』のモグルドン回を思い出しちゃうよね…。

 

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オカグビラを食い止めるため、ケンゴはトリガーへと変身。マルチタイプで勝負を賭けますが、オカグビラは思ったよりも強く、そのスピードとドリル攻撃の前に追い詰められてしまいます。メタメタにやられ、後がなくなったトリガーでしたが…。トリガー マルチタイプ、ここで登場。しかし、今回はどちらかといえばオカグビラにやられまくっている印象が強く、かといってあんまり反撃もできていなかったので、その戦闘シーンはちょっとダラダラとした印象を受けました。別にやられること自体は悪くないし、戦闘シーンの中にはいかにもな怪獣プロレスをやってて面白いところもあったんだけど、なんだかメリハリがない感じだったなぁ。

 

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イグニスの落とした発信機を発見したアキトは、身を挺してオカグビラを誘導。その間に、トリガーはパワータイプへとタイプチェンジし、反撃に打って出ます。パワー自慢のオカグビラでしたが、さすがにトリガー パワータイプにはかなわず、最後はサークルアームズの前に爆散するのでした。ようやくここで、パワータイプが登場。トリガーの反撃が始まります。パワータイプは安定の強さを誇り、四足歩行怪獣に馬乗りになって戦うという、ウルトラシリーズおなじみの戦い方を披露。そして最後は、バシッと必殺技を決めてくれました。この時のオカグビラの動き、それに対するパワータイプの戦い方って、『ティガ』のVSゲオザーク戦に似てたよね。もしかして、意識してた?

 

 

 

 

 

 

 

 

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『トリガー』で活躍する、防衛隊GUTS-SELECT。『ギンガ』から始まる「ニュージェネレーションヒーローズ」の歴史では、この他にもいくつかの防衛隊が登場した。次回は、そんな防衛隊の歴史を振り返ってみよう!

 

次回から、『トリガー』は2週間連続の総集編へ。第1弾は、防衛隊特集になります。なんでこの時期に総集編挟むんだろう?販促の都合か?あるいは撮影が間に合っていないのか…?

 

↓特別総集編1も、スマイルスマイル!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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