お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第13話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20210717072924j:image

敵を薙ぎ払え!怒涛のN700Sヒダ

 

 


f:id:bongore_asterisk:20210717072945j:image

N700Sヒダ・安城ナガラ、推して参る!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、N700SのぞみのZ合体形態である、シンカリオンZ N700Sヒダの初登場回。特別放送編成の連続で、2週間連続放送休止という憂き目に遭いましたが、それを吹き飛ばすくらいの、「2週間焦らしただけのことはあったな!」という感じの、十分な活躍とカッコよさを見せてくれました。

 

ドラマ面では、同時並行でアブトの話も進行。父親であるトコナミを追うあまり、とうとう最後はダークシンカリオンに乗ってしまいました。この流れで次回ダークシンカリオンが出てくるし、そのうえEDがかなり不穏な映像に切り替わっちゃったから、アブトがシンたち側に復帰するのは1クール分くらいかかるのかなぁ?

 

なお、前回(第12話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

コナミの残した設計図を元に、ザイライナーHC85ヒダを完成させたアブト。ナガラの訓練の成果もあり、Z合体まではスムーズに完了しますが、それを動かす際に大きな問題があることが判明します。シンの励ましもむなしく、研究に行き詰まるアブト。そんな彼に、ゴイチがある話を持ちかけてくるのでした。今までは、Z合体出来るかどうかに焦点を当ててドラマを展開させていくお話が多かったですが、今回は一歩踏み込み、Z合体したあとに問題があるという展開に。アプローチが変わったのは、面白いなと感じました。しかも、その問題を抱えているのがケーブルであるという設定なのが、またニヤリとさせられるところ。E5×500登場回などを筆頭に、前作でもケーブルの存在が突破口を開く展開がいくつかありましたからね。狙ってやってるのか、たまたまなのかわからないけど、前者であるならさすがだぜ(今回の脚本は、前作でもサブで執筆してた山下さんだし)!そして、このケーブルの問題を気にアブトにクローズアップしていくのもGood。ですが、彼の悩んでる描写がワンパターンすぎる気がしました。答えの出ない袋小路に入っちゃってるのはよくわかるけどさ、モノローグ含めて「ヒントが欲しい」って言わせすぎだったな…。

 

ゴイチの誘いにのり、シンと共に鉄道総合技術研究所へと向かったアブト。そこで彼らは、トコナミが超進化研究所から出向していた間に研究していたという、「超電導き電ケーブル」の存在を知ります。それに触れた瞬間にピンと来たアブトは、ゴイチにムリを言って、これをN700Sヒダに組み込むことを提案するのでした。Aパート後半で、前回の次回予告にも登場していた鉄道総合技術研究所が登場。ここで、N700Sヒダを動かすためのヒントを見つけ、それが後半の戦闘に生かされるというのがいいですよね~。かつて新幹線を生み出し、今も日本の鉄道技術研究の最先端を行く鉄道総合技術研究所が、シンカリオンZの開発にも関わる―。実在の組織がこうして出てきて、お話に関わってくれるなんて、最高にアツいじゃないですか!そうそう、この直前にアブトたちがリニアモーターカーの実験車両群を見るシーンもあったけど、あれも良かったなぁ。大阪の弁天町にあった交通科学博物館にも、展示されてたよね…。そんな鉄道総合技術研究所で、アブトたちが見つけたのが、トコナミが開発していたという超電導き電ケーブル。これを使えば、理論上N700Sヒダに無理なく100%の力で送電することが可能になり、N700Sヒダを実戦投入することができるようになるというものでした。トコナミの残した技術がまたも生かされるのはいいのですが、なぜこの研究を彼が超進化研究所に持ち帰らなかったのかは謎のまま。彼が帰任後この研究は放置されていたようですが、何か欠陥のある研究だったからではなく、単に責任者(=トコナミ)がいなくなったからのようです。どうせなら、「トコナミしか研究できないものだった」って設定にして、「それを息子であるアブトが引き継いで完成させる」って流れにした方が、もっと面白くなったかもしれませんね。

 

ソウギョクが何者かと手を組み、関ヶ原一体に巨大怪物体:マオウ・ノブナガを出現させていた頃、それに気づいた超進化研究所名古屋支部は、大宮支部に協力を要請。N700Sのぞみ・E6こまち・E7かがやきが出撃します。最初こそ、ノブナガの大軍相手に健闘していた彼らでしたが、倒しても倒してもキリがない状況に追い込まれ、大ピンチに陥ります。今回のソウギョクは、物量作戦で超進化研究所に挑戦。隣にいた謎の人物は、いったい誰なんだろう?見た目女性っぽかったから、トコナミではなさそうだけど…。このようなソウギョクの作戦に対し、先行してナガラのN700Sのぞみ、続いてハナビのE6こまちとタイジュのE7かがやきが応戦。ありったけの武装を使って1体ずつ撃破していきますが、倒しても倒しても出てくる相手の前に、とうとうエネルギー切れを起こして窮地に立たされます。最終的には先述の通りピンチに陥りますが、このシーンでは、E6こまちとE7かがやきが大活躍。近距離型で大軍相手には相性が悪いN700Sのぞみに対し、2体は遠距離攻撃技と範囲攻撃技をそれぞれ持っているため、効率よく、そしてハデにノブナガを撃破していっていました。『Z』におけるE6こまちとE7かがやきは、前作以上にサブながらもきっちり活躍しているような気がするなぁ。主役機であるE5はやぶさや、今回までの主役であるN700Sの活躍に偏らず、こうしてE6こまちたちの活躍もしっかり描いてるのは、好感が持てますね。

 

超電導き電ケーブルが完成し、シンたちは遅れて出発。途中名古屋支部に立ち寄り、シンだけがE5はやぶさ関ヶ原へ向かいます。そのE5はやぶさの加勢直後、HC85ヒダのパワーアップが完成し、N700SのぞみはZ合体。N700Sヒダとなって、鬼神のごとき強さを見せ、ノブナガの大軍を打ち破るのでした。E5はやぶさの到着とその活躍、そしてHC85ヒダの出撃を経て、満を持してシンカリオンZ N700Sヒダが実戦初登場。最初は訓練の時のアクシデントもあり、不安があったナガラでしたが、Z合体して調子が出てきたからか、最終的にはノブナガたちを文字通りバッサバッサと斬り倒し、一気に本陣まで突入して本体を破るという、怒涛の活躍を見せてくれました。「直球勝負の熱血漢なナガラに、武将スタイルのN700Sヒダが合うのかな?」と本編を観る前まで思っていましたが、いざその活躍を観ると、これ以上にないベストマッチな感じで、Very Goodでしたね。ひゃー、これは本当にカッコよかったぞ!既にDXSは押さえてるけど、モデロイド化も楽しみだぜ!

 

N700Sヒダを完成させたものの、トコナミへの様々な思いが拭いきれないアブト。そんな時、ダークシンカリオンが彼の前に現れます。シンに一言残して、アブトは乗り込みますが…果たして、彼の運命やいかに!?

 

 

 

 

 


f:id:bongore_asterisk:20210717072955j:image

鉄道博物館の中を、改めて見学するシンたち。そんな中、漆黒のシンカリオンが現れた!ダークシンカリオンと名乗る機体の、運転士の正体は…!

 

次回から、『Z』の物語は第2クールに突入。それと同時に、ダークシンカリオンが正式デビューを果たします。さっきも言ったけど、ED映像の不穏さといい、ダークシンカリオンのデビュータイミングといい、アブトがシンたち側に復帰するのは、やっぱりしばらく時間がかかるのかなぁ?

 

さあ、第14話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/