今回は、4月9日（金）より先行配信が開始された、アニメ『新幹線変形ロボシンカリオンZ THE ANIMATION』OPテーマ「ニューチャレンジャー」のレビューです。
前作『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』に続き、BOYS AND MENが歌唱を担当するニューシングルが、早くもフル音源の配信開始。「進化理論」の時は放送開始から配信まで数ヶ月要していたことを考えると、その開始スピードはかなり早いと言えるでしょう。
BOYS AND MEN以外のメンツ（作詞・作曲）は、「進化理論」のそれとは全く別になっていますが、爽快感&スピード感溢れる楽曲である点や、「進化」そしてシンカリオンを感じさせるワードが歌詞に散りばめられている点は、「進化理論」と同じ。作品と同じく、OPテーマも正当進化を遂げていると言えるでしょう。
なお、前作のOPテーマ「進化理論」CD発売当時の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
上述の通り、本楽曲の特徴の1つが、爽快感とスピード感。インパクト強めのメロディを多用し、かつテンポを速めていることで、視聴者に強い印象を残す形になっています。
「最初にガツンとイントロを流して擬音語を多用する」という構成も、前作の「進化理論」と同じ。ただし、「進化理論」が前作の放送時間の関係で（毎週土曜あさ7:00～）、観ている者の眠気を吹っ飛ばしそうなくらいの強烈なイントロだったのに対し、本楽曲は若干イントロが押さえめになっています。まあ、それでも「♪進め！進め！新時代到来 やったろー！」や「♪ガーン！ガーン！ガーン！進化すんだ！」なんて歌詞や音楽は、普通のOPテーマに比べればかなりインパクト大なものですけどね。
そんな本楽曲の歌詞の内容は、『シンカリオンZ』のテーマにふさわしい、明るくかつ困難を乗り越えて未来をつかむさま描いたものに。「♪夢見てる僕たち 最高さ」や「♪「負け：なんて言葉 僕らいらないよ」という歌詞からもわかる通り、その困難に対して1人でなく複数で乗り越えようということが描かれているのも特徴的です。これは運転士とシンカリオンの、そしてシンとアブトの、それぞれの関係性をイメージしたものなのでしょう。
その他にも、歌詞中には『シンカリオンZ』を感じさせるフレーズがいっぱい。特に私が好きなのは、「♪トンネルをさあ越えたら 誰もがニューチャレンジャー もっと鮮やかな景色を見たいだけ いつかじゃなくて今叶えたい」というところ。この先どんな困難が待ち構えていようとも、すぐに動き出して乗り越えれば、必ず未来をつかめるはず―。そんな“夢”を感じますね。
さて、「ニューチャレンジャー」は、iTunesやamazon musicなどの各種音楽配信サイトで先行配信中。CDの発売日は、今夏を予定しているとのことです。
「進化理論」の時みたいに、発売されるCDにはMVもつくのかなぁ。とにかく、発売が決まったら押さえないとね！
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