宇宙最高のキラメキに満ちた顔
番組は変わって、『魔進戦隊キラメイジャー』です。
ついに迎えた最終回！当然ラスボスであるヨドン皇帝を倒すことがお話の中心になるワケですが、「ヨドン皇帝をどう倒すか」ではなく、「ヨドン皇帝を倒す作戦はもうできているので、それをどう実行していくか」という点に重きが置かれていたのが、新鮮だったなぁと感じました。
近年の戦隊では恒例のマスクオフも、次回予告の通りきちんと存在。マスクオフする理由をちゃんと設定した上で、かなり長い時間とっていたのはGood。本当に、キラメイジャーのメンバーたちは、最初から最後までキラメいていましたね。
なお、同日放送の『仮面ライダーセイバー（聖刃）』の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
前回、充瑠の帰還により、再びメンバーが勢揃いしたキラメイジャー。あとはヨドン皇帝を倒すだけであり、その弱点もわかっていましたが、いかにヨドン皇帝から仮面を引き剥がすかが最大の問題でした。倒すのは絶望的かと思われましたが、キラメイレッド＝充瑠の提案で、ある作戦を決行することにします。キラメイジンとギガントドリラーで挑むキラメイジャーに対し、ヨドン皇帝はヨドンナを自ら葬り去った後に返り討ちに。倒れるキラメイジンとギガントドリラーを目にして、勝利を確信するヨドン皇帝でしたが…。ヨドン皇帝の弱点は、仮面の下の顔。しかし仮面自体がかなりの強度を誇るうえ、ヨドン皇帝が自ら仮面を外すのは「キラメイジャーの屍を食らう時」のみであり、弱点を突くのは至難の技でした。これに対しキラメイジャーが立てた作戦は、カナエマストーンを使って、自分たちが死んだ幻覚を見せること。これにまんまと引っ掛かったヨドン皇帝は、仮面を外したところを突かれ、吹っ飛ばされるのでした。キラメイジャーの作戦はギリギリまで視聴者側にも伏せられていたため、リアタイ時は「どうなるんだろう？」とドキドキものでした。弱点のせいで、ヨドン皇帝は顔ばっかり攻撃されてたけど、痛そうだったな…。ちなみに、このAパートではヨドン皇帝とヨドンナの会話シーンもあり、ヨドン皇帝の過去もこれで判明。ある意味、キラメイジャーと似た要素を持つ存在だったんだなぁ。
吹っ飛ばされたヨドン皇帝は、弱体化して等身大の姿に。キラメイジンなどから降りたキラメイジャーは、ヨドン皇帝を討つべく最後の戦いに挑みます。ベチャットの妨害を連携プレーで潜り抜けた彼らは、カナエマストーンとキラフルゴーアローの力でヨドン皇帝の頭部を粉砕。弱点を突かれたヨドン皇帝は大爆発を起こし、ついにキラメイジャーの長い戦いは終わりを告げるのでした。ヨドン皇帝に対し、マスクオフ状態で迫るキラメイジャー。ここでマブシーナに「キラメキに満ちたそのお顔を、しかと拝みなさい！」と説明させることで、マスクオフしていることの違和感をほぼゼロにしているのが素晴らしいです。今までは、最後の再変身の際に一瞬マスクオフする程度がほとんどだったからなぁ。しかも、マスクオフのままあの難しい組体操風のキメポーズまでやってのけるとは驚きでした。そしてこの後、シーンはキラメイジャーとヨドン皇帝の最終決戦へ。邪面師がいないため大量のベチャットを繰り出して抵抗するヨドン皇帝に対し、キラメイジャーは連携プレーでそれを突破していきます。各々の戦いのシーンを映しながら、各々の持つ“キラメキ”を紹介することで、見せ場を作り出しているのがGood。過去のシーンもたくさん出てきていましたね。時雨の時にあのマンリキが出てきたのは、ちょっと笑っちゃったよ。こうした戦いを経て、最後はカナエマストーンとキラフルゴーアローの合わせ技でフィニッシュ。最終回にふさわしい大爆発も見せてくれました。
ヨドン皇帝を倒してから、3ヶ月後。それぞれの道を歩み始めていた充瑠たちは、VR会議のシステムを使って再び集合。そこで、復興しつつある惑星クリスタリアの様子を目の当たりにします。皆が喜びを分かち合う中、充瑠は新たなひらめきを感じ、スケッチブックに1枚の絵を描きます。そこに描かれていたのは―。ヨドン皇帝との戦いの後は、各々今までの日常に戻っていた様子。宝路は地球に残らず、マブシーナと共に惑星クリスタリアの復興に尽力していました。ラスト数分で、エピローグ的な感じで充瑠たちのその後が描写。充瑠と柿原さんの仲も深まっているようで、何よりでした。「皆離れ離れになったけど、VR空間で会える」なんて、今だからこそできる設定&発想ですよね～。そして、メンバーそれぞれがそのキラメキをさらに輝かせ、充瑠が1枚の絵を描いて、『キラメイジャー』の物語は終了します。描かれたヒーローたちの姿は…、そう、機界戦隊ゼンカイジャーだ！
キカイトピアの悪の王朝・トジデンドにより、現実世界とキカイトピアが入り混じってから1か月。とうとうこの世界にも、トジデンドが攻めてきた！そんなヤツらに立ち向かう青年：五色田介人。彼は、両親の開発したギアトリンガーを片手に、戦いへと身を投じていく！
いよいよ来週からは、『機界戦隊ゼンカイジャー』が放送スタート。『ゴーカイジャー』とはまた違ったアニバーサリー戦隊になりそうだけど、どう化けるか楽しみであり、同時にちょっと不安でもありますね。さあ、「スーパー戦隊シリーズ」の未来は、この『ゼンカイジャー』にかかっているぞ！
さあ、そんな『機界戦隊ゼンカイジャー』第1カイは、↓コチラだ！
bongore-asterisk.hatenablog.jp
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter & Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします！
