画面いっぱいのジャグラス ジャグラー
今回の『ウルトラマンクロニクルＺ ヒーローズオデッセイ』は、「ぶつかり合う正義」がテーマ。『Z』でも強烈なインパクトを残したジャグラス ジャグラーと、『ガイア』におけるガイアとアグルの対立時代が取り上げられました。
『Z』と『ガイア』からそれぞれの対立が取り上げられたといっても、複数話をピックアップした特別編集ではなく、特定のお話をチョイスして紹介する形。『ガイア』の方はそれなりにまとまってたけど、『Z』の方はジャグラーがただの愉快犯にしか見えない感じだったなぁ。まあ、あの話では実際にそんな感じだったけどさ…。
なお、前回（第7話）の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
今回は、前半で『Z』を、後半で『ガイア』を紹介する構成。『Z』からはペギラ回、『ガイア』からはVSゾンネル戦～ガイアVSアグルの話がチョイスされました。
『Z』のパートは、ほぼナレーションなしで上手くカットを繋ぎ、違和感ゼロの編集を実現。きちんとペギラ回のお話をコンパクトにまとめあげていました。
この回はゼットランスアローの初登場回でもあったけど、その登場経緯は完全にすっ飛ばし、ペギラそしてジャグラーの変身したゼッパンドンとの対決に時間を割く形に。ジャグラーのゼッパンドン変身後のシーンはほぼノーカットだったけど…、うん。やっぱりこの回のジャグラーは、愉快犯にしか見えないな…。
『ガイア』のパートでは、「アグル対ガイア」のお話を中心とした編集。ガイアとアグルの対決だけでなく、我夢の葛藤や、藤宮と玲子の関わり合いもしっかり挿入。今回のテーマである「ぶつかり合う正義」が、しっかり分かるようになっていました。
『ガイア』の物語は、ここからV2誕生の話へと向かい面白さが加速するのですが、今回は我夢と藤宮がボロボロになって別れるシーンで終了。仕方ないのはわかってるけど、こう、何とも言えないもどかしさを感じました。『ウルクロZ』でも、そのうちV2誕生回やってくれるのかなぁ。
地球を狙う侵略者。彼らは皆、知性や身体能力に優れた者たちばかりだ。次回は、ゼットやティガを苦しめたそんな強敵たちを振り返ってみよう。
次回は侵略者特集。『Z』からはバロッサ星人が、『ティガ』からはキリエロイドⅡが取り上げられるようです。キリエロイドⅡって確かに強敵だけど、侵略者というカテゴリーとはまた違うような気が…？でもまあ、似たようなものと言えなくもないか。
さあ、第9話のレビューは↓コチラだ！
bongore-asterisk.hatenablog.jp
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