お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーセイバー(聖刃)』第21章 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20210207210543j:plain

剣が覚悟に燃える時!

 

 

 

私は、飛羽真にその可能性を見た。悪いが、組織を離れる!今回の『仮面ライダーセイバー』は、カリュブディスメギド回の前編にして、最光の新たな姿:エックスソードマンのデビュー回。さらに飛羽真たちとソードオブロゴスの仲間割れにも進展があり、大秦寺が飛羽真側につくことになりました。

 

今回のお話だけで、本編が進んだのはもちろんのこと、新フォーム登場や聖剣の持つ歴史も明かされたため、『セイバー』の物語自体がかなり進展した印象。エックスソードマンのデビューは次回に回して、今回は大秦寺の仲間入りをじっくり描いてもいいんじゃないかなと思いましたが、まあこれはこれでアリでしょう。なんだ、やればできるじゃん!

 

なお、前回(第20章)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ユーリがタッセルのもとを訪れ、大秦寺が音銃剣錫音を磨いていた頃、かみやまで本を読み漁り、剣士たちと聖剣の歴史を調べ続けていた飛羽真。そんな彼のもとに、またまた人間消失の報せが入ります。芽依とともに調査を進めると、自分たちが知らないところでも人間消失が頻発していたことが判明。「みんなを救う」という信念からどんどん離れつつあるその現実に、飛羽真は打ちひしがれるのでした。今回はアバンタイトルでタッセルのもとをユーリが訪れたり、OP後は登場人物がモノローグを多用したりと、普段の構成とは少し異質。そんな異質な中で、これまでの、そしてこれからのお話にかかわりそうな要素が次々に明かされていきました。特に、飛羽真のモノローグによる剣士たちの歴史の解説、もっと早い段階で本編内で明かしておくべきだったのでは?そして火炎剣烈火、想像以上に特別な剣って設定だったんだな…。そんな飛羽真のもとにもたらされたのは、またまた人間消失の報せ。芽依と調査を続けるにつれ、消えた人間の多さに飛羽真は絶句します。今までの描写だと、メギドが動くたびに人間が消えるため、そのペースは遅め…という感じでしたが、今回の描写で水面下ではかなりの人間が消えていた様子。飛羽真が打ちひしがれるのはよくわかるけど、そんなに消えているのならもっと大々的なニュースになってるはずじゃあ…(飛羽真がわざわざ調査しなくても、もっと早い段階で分かったのでは)?

 

飛羽真のもとを訪れた、大秦寺と亮。飛羽真は彼らに協力を求めますが、大秦寺にはそれ以上に重い目的がありました。その大秦寺からの申し出を受け、廃工場で剣を交えることになった飛羽真ですが、その実力の前に押される一方でした。しかしセイバー=飛羽真が、自分の抱えている人々の思いを改めて認知した時、火炎剣烈火が炎に包まれ、スラッシュを圧倒するのでした。中盤では、再びセイバーとスラッシュの一騎討ちが展開。いつもの廃工場を舞台とした激しい戦闘が繰り広げられ、セイバー逆転の瞬間の本物の火を使用したアクションは、迫力十分でした。「炎に燃える火炎剣烈火に、大秦寺が子供の頃の思い出をダブらせる→飛羽真には火炎剣烈火の本当の力を引き出す素質があるのかもしれないと気付く」という展開も、今回の序盤のシーンをしっかり生かしていてGood。でも、この直前で「貴様の剣からは何も響かない!」と絶叫しちゃってたもんだから、この後の大秦寺のソードオブロゴス離脱は、唐突な感じが否めなかったなぁ。最光エックスソードマンの販促の都合がなければ、もう少しじっくりここら辺のことが描けていたのかもしれませんね。

 

作業現場に現れた、異形の影。それはストリウスが生み出した、カリュブディスメギドでした人だろうがダンプカーだろうが食いつくすメギドの前に、飛羽真は恐れながらもセイバーに変身。火炎剣烈火の力を覚醒させ、素体となった伊本マミを分離寸前にまで持ち込みますが、あと一歩のところでカリュブディスメギドに食べられてしまいます。もはやこれまでかと思われたその時、タッセルからワンダーライドブックを返してもらったユーリが登場。最光 エックスソードマンへと変身し、セイバーを救出、カリュブディスメギドを打ち破るのでした。終盤は、最光の新たなフォーム:エックスソードマンの活躍パート。モデルとなっているのがアメコミということもあって、アメコミ調演出&くどいくらいの正義のヒーロー演出(ほめてます)が目を引きました。最光 エックスソードマンの戦いで面白いと感じたのが、最光=ユーリの本体はエックスソードマンのカラフルな部分にあり、これが特定の部位に移動することでそこの力が強化され、大技や必殺技になる点。演出には手間がかかりそうですが、斬新ですよね。

 

 

 

 

大秦寺が仲間入りし、最光 エックスソードマンの手によりカリュブディスメギドは倒された。しかし、事件はまだ終わっていなかった!ストリウスの生み出したメギドの、本当の力とは何か?そして、飛羽真と亮が剣を交える―!

 

次回はカリュブディスメギドとの戦いの続き。また、飛羽真と亮の一騎討ちが描かれるようです。この展開で、亮も飛羽真側につくってことなのかな。倫太郎たちとの和解は、まだまだ遠いなぁ…。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『魔進戦隊キラメイジャー』第42話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/